NTT東日本と西日本 電報の夜間受付を縮小

NTT東日本と西日本 電報の夜間受付を縮小
NTT東日本と西日本は、お祝いやお悔やみで使われる電報の利用が減っていることから、午後7時以降の電話による受け付けを来年1月をめどに廃止し、サービスを縮小する方針を決めました。
NTT東日本と西日本は、電報サービスの縮小について20日総務大臣に対して電気通信事業法に基づいた認可の申請を行いました。

発表によりますと、お祝いやお悔やみで使われる「通常電報」は、電話では現在、午後10時まで受け付けていますが、午後7時までに短縮し、来年1月をめどに、夜間の受け付けを廃止する方針です。

また、家族の危篤や事故などを知らせる緊急定文電報と海上の船から陸上に送る無線電報については、今は24時間受け付けていますが、午前8時から午後7時までに短縮します。

また、追加の料金で夜間や早朝の配達を行っていましたがこれを廃止します。

NTTが電報サービスを縮小するのは平成3年以来、26年ぶりのことです。電報は、電話が普及する前の重要な連絡手段で昭和38年度には、年間9461万通の利用がありました。

しかし、携帯電話の普及に加え、一定の需要があった結婚式のお祝い電報も簡略化が進んだことなどで利用が減り、昨年度は717万通まで減少しました。

NTT東日本と西日本では、「利用が減る中で夜間の人員配置の費用がかかり、昨年度、東日本の電報事業は初めて赤字になった。効率化をご理解いただきたい」と話しています。
NTT東日本と西日本 電報の夜間受付を縮小

NTT東日本と西日本 電報の夜間受付を縮小

NTT東日本と西日本は、お祝いやお悔やみで使われる電報の利用が減っていることから、午後7時以降の電話による受け付けを来年1月をめどに廃止し、サービスを縮小する方針を決めました。

NTT東日本と西日本は、電報サービスの縮小について20日総務大臣に対して電気通信事業法に基づいた認可の申請を行いました。

発表によりますと、お祝いやお悔やみで使われる「通常電報」は、電話では現在、午後10時まで受け付けていますが、午後7時までに短縮し、来年1月をめどに、夜間の受け付けを廃止する方針です。

また、家族の危篤や事故などを知らせる緊急定文電報と海上の船から陸上に送る無線電報については、今は24時間受け付けていますが、午前8時から午後7時までに短縮します。

また、追加の料金で夜間や早朝の配達を行っていましたがこれを廃止します。

NTTが電報サービスを縮小するのは平成3年以来、26年ぶりのことです。電報は、電話が普及する前の重要な連絡手段で昭和38年度には、年間9461万通の利用がありました。

しかし、携帯電話の普及に加え、一定の需要があった結婚式のお祝い電報も簡略化が進んだことなどで利用が減り、昨年度は717万通まで減少しました。

NTT東日本と西日本では、「利用が減る中で夜間の人員配置の費用がかかり、昨年度、東日本の電報事業は初めて赤字になった。効率化をご理解いただきたい」と話しています。