音楽嫌い|音楽の聴き方なんて自由だ!
おJAZZ、おクラシック、おファンク、おソウル、おロック、
いやーー、きもちわりぃ
お勉強が好きな人たちは、音を楽しむ以前に歴史やミュージシャンの人間関係や、最悪なのはレア盤だとかそういうのにこだわりすぎる。
初心者だろうがなんだろうが関係ない。
楽しんでる人が本当に音楽を楽しめるんだ。
おジャズは勉強しなきゃ楽しめない音楽ってなんなんだよ
そりゃ「音が苦」だろ?
やたらジャンル分けしたがる奴いるし。
つまらねー
それは人生も同じ。
生き方が上手かろうが下手だろうが、金持ってようが持ってなかろうが関係ない。
楽しんでなきゃ生きてる意味がない。
と思いつつ、楽しめなかったことも多いけど、
ぼくはなんとか楽しく生きてます。
ロックや歌謡曲でもにわかファンを軽視する風潮がある。
「私なんかデビュー当時から(デビュー前から)、話題になってない時から好きで聴いてる」
気持ちはわからないでもないが、口にするのはまた別の問題。
アーティストが好きとかすごいとかじゃなく、
今ブレイクしているアーティストを以前から知ってる私ってすごいでしょう?!っていう自分自慢になっている。
あの曲のあのミュージシャンの生い立ちやレコーディングの背景をしってる私ってすごいでしょ?!っていう自分自慢になっている。
そして知識の競い合いみたいになる。
確かにSOULバーやJAZZバーなどでそういう話の展開にならないこともないが、こういうのはあまり度がすぎると嫌味になる。
書いてるだけで、つまらねーわ。
人それぞれだからいいけど、僕だったらそんな人とは会わないし話もしないな。
音楽に限らず物書きでもそう。
真剣に書いて自信作ができて小説を持って出版社などに数社まわっても、「誰々のなんとかという本読まないとダメ」とか、「売れるためにはもっとここをこうして、、」などとあーだこうだ、あれこれと言われるのはどの世界もある。
ぼくがレトロカフェのマネージャーやってた時も、クラシック系の演奏者とそのファンの方の接客もしたことあるけど、確かにウンチクが凄くて、話を聞いてるだけで目が回りそうだったけど、無知な僕をバカにするような人はいなかったな。
スウィングジャズがベースになってる昭和歌謡を演奏して欲しいとぼくが提案した時もはじめはビックリされたけど引き受けていただけて、お客様にも好評だったし、演奏者の人もしっかり練習してきてくれて嬉しかった。
ぼくが音楽が好きだから、音楽が好きな人が集まるのは自然の法則。
音楽を嫌ってる人には、そういう人は集まらない。
お堅い人の周りにも音楽を気軽に楽しみたい人は集まらない。
っということを「音楽が大っ嫌い」と言っている人に向けて書いてみた。
これでおあいこだ。
猫大好きなケラさんのケラさん流なごみJAZZ「これでおあいこ」
フォレスト・グリーン(或いは、あの歌をいつか歌えるか)
このメロディー いつかは忘れちゃうかな 嫌だなぁ
君もたまに悲しい咳するから
せめて明るい歌を歌おう
ケラさんは子供の頃喘息か何かで病弱で少し大変だったらしい。
お父さまはJAZZミュージシャン。
そんなケラさんが青年になった頃には、お芝居や音楽に目覚めて、バンドや劇団を並行して活動を続けた。それが今も続いている。メジャーデビューして芝居もナゴムレコードも忙しい時に、お父さまが亡くなって、ずっとJAZZへの思いが残っていて、2016年Brown, White & Blackをリリース。
そんなウンチクを知っていると、確かにこの「フォレスト・グリーン」は涙が出るくらいしみじみとする。
でもウンチクを知らなくても、この歌を素敵だと思ってくれる人はいるだろう。
アルバムもいいんだけど、ぜひライブ盤で楽しんでほしい。
12TH. STREET SWING~LIVE AT BILLBOARD TOKYO 20160313~
- アーティスト: KERA
- 出版社/メーカー: ナゴムレコード
- 発売日: 2016/08/24
- メディア: CD
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ぼくがウツで倒れている時に、ケラさんのトークイベントが大阪であって、その年にぼくが大阪市内に行ったのは唯一その時だけだった。
高校生の時から好きだった人に、40歳を超えて、もういい大人なのにすごく緊張して、一言二言お話しさせてもらって感激で!
こんなことってなかなかないよ。
ぼくも音楽やお芝居なんかが好きで、それがずっと続いてて、本当に良かったと思った。ウディ・アレンの映画をよく見るようになったのもケラさんの影響。そう考えると、ずいぶん人生を楽しませてもらっています。
あ、ウディ・アレンの音楽集もかわなきゃ!
ぽちっ!!
PS:ぼくも音楽でお金をもらえるようになるぐらいまで一時期頑張ってた。だけどいろんな事情で突然できなくなった。衣装や楽器のほとんども手放してしまった。CDやレコードもいくつかは手放してしまった。だけど音楽を好きな気持ちだけは手放さなかった。確かに昔ほど音楽は聴いてないし、演奏なんか全然していない。でも音楽を嫌になることはなかったな。というか、常に音や文章が脳内にどんどん出てくる。いつも鳴っている。喋ってる。頭の中が忙しいんだ。
音楽に興味がない人は適当に音楽聴いてりゃいいと思うけど、音楽を好きな人が音楽を嫌いになるなんて、不条理この上ない。
PS:音楽を語ると音楽の神様に笑われそうなので、また必ず曲は作ります。
手前が作った曲は無料でお聴きいただけます。