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【国際】「アマゾンで爆弾完成」 「一緒に購入」で原材料ずらり 英メディア実証【ロンドン=阿部伸哉】ロンドン南西部の地下鉄で起きた爆発テロ事件に絡み、インターネット通販大手アマゾンが爆発物の原材料をまとめ買いできるよう表示していることが分かり、英国で批判が起きている。 英民放「チャンネル4」が調べたところ、火薬製造に使う化学物質を一つ打ち込んだところ、「よく一緒に購入されている商品」として別の原材料も表示され、自動的に火薬ができる組み合わせが完成。「火薬四十五キロ分の原材料がそろった」としている。 さらに「ボールベアリング」と呼ばれる小さな球状の金属部品や、遠隔起爆装置に必要な部品も購入を勧められた。金属部品は殺傷能力を高めるために爆弾に詰めて使われることがある。 アマゾンは顧客の商品の買い方を自動的に解析し、「よく一緒に購入されている商品」を表示する。同社はチャンネル4の取材に「すべての商品は、英国内法に従っていなければならない」とコメントし、必要があれば英当局に協力する姿勢を示した。 関連記事ピックアップ Recommended by
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