柏崎刈羽原発 再稼働の前提審査 事実上の合格へ

柏崎刈羽原発 再稼働の前提審査 事実上の合格へ
k10011148841_201709201215_201709201216.mp4
新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は20日、東京電力の小早川社長を呼んで福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟などを確認し、今月27日にも事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入る見通しとなりました。
柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は、1週間前の前回の会合で、原発を運転する適格性を認める条件として、東京電力が福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟や経済性より安全性を優先して原発を運転することなどを、事業者が守らなくてはならない保安規定に盛り込むよう求めました。

これについて東京電力の小早川智明社長は、20日開かれた規制委員会の会合に出席し「福島の復興や、福島第一原発の廃炉、賠償をやり遂げるとともに、終わりなき原子力の安全向上に取り組んでいく」と、規制委員会が示した条件を受け入れる考えを示しました。

この結果、規制委員会は、東京電力の意向が確認できたとして、今月27日にも事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入る見通しとなりました。
柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は、1週間前の前回の会合で、原発を運転する適格性を認める条件として、東京電力が福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟や経済性より安全性を優先して原発を運転することなどを、事業者が守らなくてはならない保安規定に盛り込むよう求めました。

これについて東京電力の小早川智明社長は、20日開かれた規制委員会の会合に出席し「福島の復興や、福島第一原発の廃炉、賠償をやり遂げるとともに、終わりなき原子力の安全向上に取り組んでいく」と、規制委員会が示した条件を受け入れる考えを示しました。

この結果、規制委員会は、東京電力の意向が確認できたとして、今月27日にも事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入る見通しとなりました。

規制委委員長 約束守ること求める

柏崎刈羽原発6号機と7号機の審査で、東京電力のトップから福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟などを確認し、事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入ることになったことについて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は「東京電力には、約束したことをきちんと守っていくことを求めたい。規制委員会に対してだけでなく、国民に対する約束だと言っているので、そういう意識でやってもらいたい」と述べました。

また22日の退任を前に審査書案を取りまとめる道筋がついたことについては、「なかなか理解してもらえないかもしれないが、この5年間いつまでに何かをしないといけないという思いを持ったことは1回もない。安ど感も何もない」と述べ、スケジュールありきで審査を進めたことはなかったとしました。

柏崎刈羽原発 再稼働の前提審査 事実上の合格へ

新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は20日、東京電力の小早川社長を呼んで福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟などを確認し、今月27日にも事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入る見通しとなりました。

柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は、1週間前の前回の会合で、原発を運転する適格性を認める条件として、東京電力が福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟や経済性より安全性を優先して原発を運転することなどを、事業者が守らなくてはならない保安規定に盛り込むよう求めました。

これについて東京電力の小早川智明社長は、20日開かれた規制委員会の会合に出席し「福島の復興や、福島第一原発の廃炉、賠償をやり遂げるとともに、終わりなき原子力の安全向上に取り組んでいく」と、規制委員会が示した条件を受け入れる考えを示しました。

この結果、規制委員会は、東京電力の意向が確認できたとして、今月27日にも事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入る見通しとなりました。

規制委委員長 約束守ること求める

柏崎刈羽原発6号機と7号機の審査で、東京電力のトップから福島第一原発の廃炉に取り組む覚悟などを確認し、事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめに入ることになったことについて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は「東京電力には、約束したことをきちんと守っていくことを求めたい。規制委員会に対してだけでなく、国民に対する約束だと言っているので、そういう意識でやってもらいたい」と述べました。

また22日の退任を前に審査書案を取りまとめる道筋がついたことについては、「なかなか理解してもらえないかもしれないが、この5年間いつまでに何かをしないといけないという思いを持ったことは1回もない。安ど感も何もない」と述べ、スケジュールありきで審査を進めたことはなかったとしました。