「歯みがきは丁寧にしているつもりだけれど、やっぱりお口が気になる…。」
「お口がきれいでないと、なんだか落ち着かない！？」

このような「口腔ケアに関心の高い人」が集まる「歯ブラシ専門店」なるものが、銀座にあることを私は聞きつけた。「日本独自の専門店」として、一般の方から人前で話す仕事の方まで、幅広い客層を集めており、メディアでも多数取り上げられている注目のお店らしい。

「歯みがきの専門店って、一体どんなお店なんだろう？」

今回、自称“歯磨きマニア”である筆者は、早速その「歯みがき専門店」まで足を運んでみることにした。

――今日は、お時間いただきありがとうございます。
そもそも「メガデント」って、どんなお店なのですか。

（メガデント酒向様。本文中では以下（メ））はい、「メガデント」はオーラルケア先進国ドイツの考えにもとづいて、お客様一人一人に適した、ハブラシや歯磨きといったお口のお手入れ用品を専門的な知識とともに提供しているお店です。

――ドイツのお店なんですか！「歯みがきの専門店」というと、お店の一番の特徴はどこなんですか？

（メ）普通のスーパーやコンビニ、ドラッグストアでは販売していない、世界の良品を幅広く取り揃えていることや、お客様とのヒアリングを通じてひとりひとりにあった商品をご提案できるところではないでしょうか。

――市販されていない珍しい商品ですか！　となると、やはりお値段が高いものも…？

（メ）いえいえ、そんなことはありません。数百円から試せる歯ブラシ、歯磨き粉などグッズは豊富にございます。お客様のお悩みをヒアリングして、結果的に海外メーカーの高価な商品を提案することもありますが、決して高級志向というわけではありません。

――「メガデント」に来店されるお客様は、どんな方が多いのでしょうか？

（メ）そうですね、例えば、お母様とお嬢様が「父へのプレゼント用に商品を探している」とご来店されることがあります。そういった方には、ご本人様の年齢や身長、どのような食習慣・生活リズムでいらっしゃるか、どんな性格の方かをお伺いして、その人に合ったケアグッズを何点かお選びするんですが、お選びしているとお嬢様から「本人に(口臭の)自覚がないから、心理的に傷つけないで、手入れを習慣にしてくれそうな商品を選んでほしい」と言われたことがありますね。

――ええっ！？　そんなご要望もあるんですか！？

（メ）はい、そういったご要望をされるお客様は少なくないですよ。男性が思うよりも、女性はそういったことに敏感でいらっしゃいますから。
こういったお悩みをお持ちの方には、ケアした実感を得られやすい「舌ブラシ」をおすすめすることが多いです。あとは、何か「おもしろい」商品があった方がケアするきっかけになりやすかったりしますので、ちょっと変わった「乳酸菌タブレット」をすすめることもあります。

――「おもしろい」もの含め、いろいろなグッズを選んでいただけるんですね。。。

（メ）はい、最近は特に「乳酸菌LS1」という商品をおすすめしています。「みがく」ことに特化せず、気軽にケアできる商品がすごく増えてきましたので、おすすめすると驚かれますね。

この商品は、ヨーグルトなどで耳にすることの多い「プロバイオティクス」を取り入れています。簡単に言えば、プロバイオティクスはヒト由来の善玉菌を増やすことで、体内の細菌バランスを整えて病気を予防しようというものですね。最近では、厚生労働省も「統合医療情報」サイトで紹介されるくらい、注目されている手法です。

例えば、朝起きた時って、お口の中が気持ち悪く感じることがありませんか？これ、お口の中の細菌数が寝ている間に凄く増えてるからなんです。

――確かに、寝起きはお口の中が特に気になります。なぜ、寝ている間に増えるんですか？

はい、私たちのお口は「唾液」によって細菌のバランスが保たれていますから、寝ている間は「唾液」が出ませんので、その間に増えてしまうようです。

先ほどご紹介した「乳酸菌LS1」は、なめるだけでお口の中に善玉菌を増やすことができるんです。これが、いままでの「お口の中をお掃除する」というアプローチと違うし、体にもやさしく理にかなっているなと感じるので、メガデントでもおすすめしています。

お医者さんには怒られるかもしれませんが、努力しなくても身近な道具で気楽にケアできるものがあった方がうれしいのが本音じゃありませんか？(笑)

――こんなケアの仕方があるなんて知らなかったです！　これって、どこでも買えるんですか？

（メ）いえ、これは湖池屋の特許技術（※）を使用しているので、湖池屋のオンラインショップで販売されています。ですが、当店では特別に販売・試食展示などもさせていただいております。

（※）特許第4203855号：乳酸菌を有効成分とする生菌製剤および乳酸菌含有食品

――コイケヤというと、「ポテトチップス」の湖池屋ですか？

（メ）はい、あの「スナック菓子」メーカーの湖池屋さんが製造・販売されています。
この商品は、日本プロバイオティクス学会理事長である東海大学医学部の古賀教授と共同開発されたそうで、私も初めて知った時は驚きました。(笑)

――確かに意外です！　今日は面白い話を沢山お聞かせ頂きありがとうございました！

（メ）ありがとうございました。またいつでもいらっしゃって下さいね。

「プロバイオティクス」「乳酸菌タブレット」と聞くと、何だか「薬」のようなものを想像しましたが、お菓子メーカー「コイケヤ」のサプリメントだなんてびっくりですね。

今回、買ってみたのは「60粒入」タイプのもの。取り出してみると、タブレットの大きさはラムネ菓子くらいで、喉に詰まる心配はなさそうです、１粒のなかに、乳酸菌LS1が2.8億個もはいっているとのことですよ。

メガデントさんでは「歯磨き後、就寝前の一粒からお試しください」と教えてもらいました。また製品にも大きく「かまずになめてください」と書いてあります。乳酸菌がお口の隅々までゆきわたるために、飲み込まずになめることをすすめているみたいです。

「歯みがきした後にものを食べる」のは、ちょっと違和感がありますが、今日はなめながら寝てみようと思います。味わいはやさしいミント味なので、子どもも好きそうだし、すっきり眠れそう…zzz。

おはようございます！　寝起きの感じですが、予想以上にすっきりさわやかな印象です。
「グッズを使い分けながら、気軽にケアできるといいですね」とメガデントさんもおっしゃっていましたし、何だか良さそうな商品に出会えたので、この新習慣、続けてみようと思います！