踊らされないこと。

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今朝のNHKニュースを見ていて、

「この国は来るとことまで来たな」と思いました。

 

朝のニュースといえば、

その日1日をスタートするための情報が詰め込まれたものであり、

多くの人がその情報に目を向けています。

 

そこで「北朝鮮からミサイルが発射されたので、注意せよ」と

国民に向けて呼びかけているのです。

 

 

Jアラートなどと、目くらまし的な名前をつけていますが、

これは、やっていることは「空襲警報」と同じです。

 

いまは、戦時下ですか?

日本はどこかの国と交戦状態にあるのでしょうか?

 

こういうときは、反射神経で思考したり行動したりせず、

「なぜこういうことが起きてるのだ?」という視点を

絶対に失なわないでください。

なぜなら、この情報を出している側の狙いは、まさにそこにあるからです。

 

我々の心をに印象だけで操作しようといているのです。

私は本気で言っています。

 

お花畑でもなんでもありません。

 

 

戦後、日本のメディアは、

「国民を扇動したことへの反省」からスタートしました。

70年間なんとか保って来たその聖域が、

世代の交代とともに、一気に瓦解したのが今です。

 

いま、メディアがやっていることは、

大本営がどうのこうの、という嘘の報道で、

国民の戦意昂揚を煽った過去の歴史の繰り返しです。

 

問題は、我々日本人に、ちゃんとそう見えているかどうか、

ということです。

一度ならず、二度までも、我々日本国民は騙されるのでしょうか?

日本という国家に騙されるのでしょうか?

いま、その瀬戸際なのです。

 

 

まず、今朝、北朝鮮からミサイルが発射された、という

執拗な警告がなされました。

 

皆さんは、あのミサイルが日本に本当に着弾すると思うのでしょうか?

私は「そんなわけないだろう!」と思っています。

 

が、多くの人は「本当だったら大変じゃないか!」という気持ちで、

私のような考えの意見に対し「お花畑」と言うのです。

その気持ちは、私はよくわかります。

 

しかし、残念ながらそういう皆さんは、為政者にとって、

もっとも簡単にコントロールできる人柱予備軍です。

 

「深く考えず、すぐ信じ、すぐ気持ちを荒げる人」

 

これこそが国にとってもっとも好都合な国民像です。

しかし、国家はそんな誠実な国民の命を守るのではなく、

その命を自分たちの思惑のために使い潰そうと考えているのです。

 

そのことを、忘れないでください。

 

国家にとって、少なくとも今の日本國にとって、

日本国民は「守るべき対象」ではなく、「消費財」なのです。

 

国民を「主権者」ではなく、

単なる消費財にしたくて仕方なかった人たちが、

いま、この国のトップにすわり、この国を好きなように操作しています。

 

その結果のひとつが、今朝の警報です。

そこに気づいてください。

 

 

私がいちばん危惧するのは、こういうことです。

 

いま、多くの日本人は、情報に踊らされて、

特に深く考えることもなく、

北朝鮮などという国には圧力をかけたり、

なんなら攻撃しても構わないと思っていることでしょう。

 

しかし、そんな我々一人ひとりの小さな憎悪が引き起こすのは、

なんの罪もない北朝鮮にすむ一般人たちの命を

奪い去っていくことなのです。

 

そういうことは、中東でも起きましたよね?

それに、我々自身も、広島や長崎や、沖縄戦で、

それを経験したではないですか。

 

国と国のやりとりには関係の無い一般人が、

戦火に焼かれて死んでいくのが戦争ですよ。

 

そして、そんな考えられないような理不尽を可能にするために、

我々は「北朝鮮にいるやつらなど、我々と同じ人間ではない」と

思い込まされているのです。

今朝のような報道によって、です。

 

でも、本当に北朝鮮にすむ一般の人々は、

生きる価値もないのでしょうか?

 

もし、どこか別の国の人たちが、

「日本人は人間じゃないから、殺してもいいんだ」なんて考えていたら、

あなたはどう思いますか?

 

それと同じ感情を、北朝鮮の人々に対して思っていませんか?

 

この世に殺してもいい国民がいる、と考えた瞬間に、

人間の尊厳は失われます。

人は理性を失い、獣になってしまいます。

 

そのゾーンにだけは、絶対に入ってはいけないのです。

 

人は、簡単に別の人に憎悪の感情を抱く生き物です。

だからこそ、それを権力者に利用されないように、細心の注意が必要なのです。

 

 

正直に言うと、私は、

何度となくメッセージを発信しても、伝わらないことで、

すでに半分は諦め掛けています。

 

日本人は、自分の命が本当に危険にさらされてさえ、

きっと本質を認識できないのだろう、、、と。

 

そう思っています。

 

荷物をまとめて、このくだらない社会から離れて、

どこか別のところへ行けるなら行ってしまいたい。

本当に信じあえる、大切な人だけをつれて。

 

そんな気持ちですが、でも、事態が事態なので、

もういちど、発信することにしました。

 

私の、こんな気持ちを、

きっと忌野清志郎さんも感じていたのだろうと思います。

そして作ったのが、この歌なのだと、私は思っています。

 

 

 

「夜」とはなんなのか。「朝」とはなんなのか。

私は「夜」は、対立と金の時代である「今」、

「朝」は人と人が共生しようとする「新しい時代」なのだと

感じています。

そう解釈すると、この歌の意味は、すべてわかるはずです。

 

 

 

 

JUMP / 忌野清志郎

 

夜から朝にかわる いつもの時間に

世界はふと考え込んで 朝日が出遅れた

なぜ悲しいニュースばかり テレビは言い続ける

なぜ悲しい嘘ばかり 俺には聞こえる

 

荷物をまとめて 旅に出よう

もしかしたら 君にも会えるね

 

JUMP!! 夜が落ちて来るその前に

JUMP!! もういちど 高くジャンプするよ

 

何が起こってるのか 誰にもわからない

いいことが起こるように ただ願うだけさ

眠れない夜ならば 夜通し踊ろう

ひとつだけ多すぎる朝 後ろをついてくる

 

忘れられないよ 旅に出よう

もしかしたら 君にも会えるね

 

JUMP!! 夜が落ちて来るその前に

JUMP!! もういちど 高くジャンプするよ

 

世界のど真ん中で ティンパニーを鳴らして

その前を殺人者が パレードしている

狂気の顔で空は 歌って踊ってる

でも悲しい嘘ばかり 俺には聞こえる

 

くたばっちまう前に 旅に出よう

もしかしたら 君にも会えるね

 

JUMP!! 夜が落ちて来るその前に

JUMP!! もういちど 高くジャンプするよ

 

 

「今」という時代が終わりに近づく中、

それでもしがみつづけようとする連中が、変化を阻止している。

テレビでは嘘のニュースばかりが流れ、真実は隠されつづける。

 

何が起こっているか、もはや何が真実なのか、

誰にもわからない。

この時代がまだまだつづくというなら、

僕らもずっと伝え続けよう

新しい時代はずっとそこについてきている

 

為政者がパレードし、国民たちは彼らに操作され

狂喜乱舞している。

けれど、自分にはすべてが虚像としか思えない。

 

時代を変えようと試みてきたけれど、

人々は変わらない。

それなら自分はそろそろここを去ろう。

もしも君が僕と同じ気持ちなら、一緒に行こう。

でも、この時代が崩壊してしまう前に

最後にもういちどだけ、声を振り絞ってみんなに伝えよう。

 

そんな意味だと感じます。

あなたは、どう感じたでしょうか。

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  • ”踊らされないこと。”

    2児のパパのメッセージです。子を持つ母としては、目頭が熱くなるメッセージです😢たくさんの方に、このメッセージが伝わりますように

    tan.tan

    2017-09-20 09:33:00

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