『ケロロ軍曹』の著者・吉崎観音がコンセプトデザインを手掛ける『けものフレンズ』は、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、神秘の物質「サンドスター」の影響で動物から女の子の姿へと変身した「アニマルガール」こと“フレンズ”たちが冒険を繰り広げる物語。2017年1月から3月にかけて放映されたTVアニメがTwitterなどネットを中心に盛り上がり、TVアニメ第1話のニコニコ動画での再生回数は1000万回を超えるヒットとなった。
また、主要キャストで結成された「どうぶつビスケッツ×PPP」が歌う「ようこそジャパリパークへ」はゴールドディスクに認定され、「MUSIC STATION」(テレビ朝日系)でも歌唱するなど、主題歌も話題になっている。アニメのほか、ゲームやコミック、舞台、動物園とのコラボレーションなど、プロジェクトはさまざまな広がりをみせている。
北海道や樺太などに生息しています。ホンドギツネに比べるとやや大型です。夏はすっきりした印象ですが、冬毛になるとふっくらしています。鳴き声を使い分けて、さまざまなコミュニケーションをとっているようです。
「こ、こんにちは、キタキツネ…です。ボク……遠くから見てるよ、キミのこと。あまり、人と接したことなくて……どうしたらいいか分からなくて……。仲良く、してくれたら……嬉しいな。仲良くしてくれるなら、一緒に、ゲームとかやりたいな。いい、かな…?」
(「けものフレンズ大図鑑」より)ギンギツネはアカギツネの黒色化型で、灰色の体毛と黒い耳が特徴です。エサを地中に埋め、これを掘り返して分割して食べます。嗅覚ではなく埋めたときの記憶で掘り当てるといわれており、賢い頭脳が窺えます。
「記憶力に自信があるわ。頭を使って答えを見つけるのも好きだから、論理的な思考も得意。何かあったら、即席の発明品で助けてあげる。でも、勘違いしないでね、あなたを助けるのは興味があるから。論理的に考えてね」
(「けものフレンズ大図鑑」より)- 原作:けものフレンズプロジェクト
- コンセプトデザイン:吉崎観音
- 監督:たつき
- 作画監督:伊佐佳久
- 美術監督:白水優子
- 音響監督:阿部信行
- 音楽:立山秋航
- 音響効果:風間結花
- 録音調整:竹内俊平
- 音響制作:青二プロダクション
- 音響制作担当:池沢勝斗
- キタキツネ:三森すずこ
- ギンギツネ:相坂優歌