こんばんわ!
先日、用事があって労働基準監督所に行ってきました。
その際に労働基準監督署の雰囲気、対応についての一部始終を目撃したので書いておきたいと思います。
労働基準監督署と労働局の違い
名前は似ていますが、役割の違いは大きいです。
- 雇い主、事業主が労働基準法に違反しているかを調査が主な役割
- 違反していた場合処罰
労働局
- 雇い主、事業主との個人的な労働トラブルを解決するのが主な役割
- 解決に必要な助言や指導、あっせんの手助けをしてくれる
※あっせんとは、"雇い主←職員←個人"のような中継役
法律に違反しているならば、労働基準監督署。
個人的トラブルならば、労働局という感じですね。
労働基準監督署の雰囲気
とても静かな空間でした。
例えるならば、学校の職員室のような感じです。
職員の人数は30人以上いたと思います。
私が部屋に入ると、デスクで作業をしている数人の人がこちらに気づきました。
しかし、みんな気づいていないかのように目を逸らします。
すみません。と声をかけると近くにいた若い男性職員が気づいてくれました。
ここからはこの職員の方を職員Aとして書きます。
労働局の対応
私の対応をしてくれた職員Aの方は、笑顔で優しい雰囲気。
対応もとても丁寧でした。
私と職員Aが話していると、新しいお客さんが部屋に入ってきました。
そこで職員Aが「誰か窓口お願いします!」と声をかけます。
しかし、窓口付近にいる職員は動く気なし。
結果、少し離れたデスクにいた若い女性職員の人が対応にきました。
隣の席で会話をしていましたが、この女性職員の方もとても丁寧な対応だったと思います。
しばらくして新たに若い女性のお客さんが部屋に入ってきます。
すごいおとなしい感じの女性で、とても緊張している様子でした。
たまたま入口付近にいた職員が、ご用件を聞きます。
すると「ハローワークで紹介された会社で働いていたが、給料がちゃんと振り込まれないで困っています。」と言いました。
それを聞いた職員の方は、「担当の方お願いします。」と女性を奥に通します。
しかし、担当っぽい席に座っている職員たちは動く気が感じられません。
誰も動かないと思って諦めたのか、奥の窓口あたりにいるおばちゃん職員が対応にやってきました。
私のところまで会話のやり取りが聞こえていたのですが、女性の方いわく「給料がちゃんと支払われないことが多くあるため、すでに会社を辞めた」とのこと。
労働局に来た理由は「辞めた最後の月の給料が、いまだに振り込まれていないから」と言いました。
このやり取りを見てて私がちょっとひどいなと思ったのは、おばちゃん職員の対応。
笑顔じゃないのは仕方ないにしても、喋りかたにすごい威圧感を感じました。
そこそこ離れた位置にいる私でも感じ取れるぐらいだったので、目の前にいた女性はそうとう緊張していたと思います。
例えるならば、面接の教官みたいな感じですね。
先ほども言いましたが、相談に来た女性は部屋に入ってきた時からとても緊張していました。
労働基準監督所に来るという選択は、彼女にとってかなり勇気を出した行動だったのだと思います。
もっと優しく柔らかく相談に乗ってあげれば良いのになぁとモヤモヤしてしまいました。
まとめ
私が労働基準監督署の雰囲気や対応を見て思ったのは2つ。
- 人が相談しにくると、とてもめんどくさがられる
- 基本的に窓口対応は若手に任せきり
私が行った労働基準監督署が、たまたまそうだっただけかもしれません。
なので、そういう対応を受ける可能性もあるよと思っていただけると良いかと!
そのほうが、万が一きつい対応をされてもメンタルへのダメージが少なくなると思います。
もっと相談しやすい環境になってくれると良いなぁ。
ばいばい!