ノーベル賞の梶田さん 高校生に「研究に挑戦して」

ノーベル賞の梶田さん 高校生に「研究に挑戦して」
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ことしのノーベル賞の発表が来月行われるのを前に、若者たちに科学の魅力を知ってもらおうと、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの講演会が開かれ、参加した高校生などに「将来は研究に挑戦してもらいたい」と呼びかけました。
日本物理学会が宇都宮市で開いた講演会では、おととしノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんが登壇し、地元の高校生などおよそ1000人が参加しました。

この中で、梶田さんは、100人以上の仲間と一緒に巨大な観測装置を建設し、ノーベル賞を受賞する理由となった素粒子の研究に取り組んだ経験を紹介しました。また、岐阜県に建設中の装置を使い、ブラックホールなどの観測を計画するなど、今後も重要な研究が続くことを語り、「若い皆さんには科学に興味を持ってもらい、将来は研究に挑戦してもらいたい」と呼びかけました。

また、世界的な物理学者である東京大学の村山斉特任教授も講演し、巨大な望遠鏡や加速器と呼ばれる実験装置などが次々に開発されたことで、宇宙がどのように誕生し、今後、どのようになっていくかが徐々にわかり始めている物理学の現状を紹介していました。

講演のあと、2人は会場のロビーで参加者から直接質問を受け、宇宙に関するさなざまな疑問に一つ一つ丁寧に答えていました。

ノーベル賞の梶田さん 高校生に「研究に挑戦して」

ことしのノーベル賞の発表が来月行われるのを前に、若者たちに科学の魅力を知ってもらおうと、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの講演会が開かれ、参加した高校生などに「将来は研究に挑戦してもらいたい」と呼びかけました。

日本物理学会が宇都宮市で開いた講演会では、おととしノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんが登壇し、地元の高校生などおよそ1000人が参加しました。

この中で、梶田さんは、100人以上の仲間と一緒に巨大な観測装置を建設し、ノーベル賞を受賞する理由となった素粒子の研究に取り組んだ経験を紹介しました。また、岐阜県に建設中の装置を使い、ブラックホールなどの観測を計画するなど、今後も重要な研究が続くことを語り、「若い皆さんには科学に興味を持ってもらい、将来は研究に挑戦してもらいたい」と呼びかけました。

また、世界的な物理学者である東京大学の村山斉特任教授も講演し、巨大な望遠鏡や加速器と呼ばれる実験装置などが次々に開発されたことで、宇宙がどのように誕生し、今後、どのようになっていくかが徐々にわかり始めている物理学の現状を紹介していました。

講演のあと、2人は会場のロビーで参加者から直接質問を受け、宇宙に関するさなざまな疑問に一つ一つ丁寧に答えていました。