レモンのひとりごと

1人暮らしのひきこもりなアウトドア。旅、キャンプ、アニメ、小説、料理、ジャスミン茶、鶏の唐揚げが好き。

「他人に興味のない私」が社会を生きるために身につけた特技

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それは「顔をくしゃくしゃにして笑うこと」だ。それはもうブルドッグのように。

 

私の唯一最大の特技だと言ってもいい。あとは顎を伸ばすこと。

 

目次

 

特技の使いどころ

私は基本的に他人に興味がないのだと思う。

 

たぶん、それが友達だろうが、女性だろうが、もちろん職場の人だろうが。

 

友達のことは好きだし、女性のことはもっと好きだ。よく飲みにだって行くし、キャンプにだってよく行くし、女性とデートだってする。

 

でも、たぶん根幹的にはやっぱりあまり興味がないのだと思う。

 

家で本を読んだり、アニメを観ているときのほうが落ち着くのだ。

 

そんな私なので、職場の人にはまるで興味がない。

 

例えば、職場の人が髪を切ったことに気が付いても、これといって触れるつもりはない。

 

「ああ、髪を切ったんだなと」と思うだけ。

 

あと、仕事中のことでいえば、私は仕事をしているときには、誰にも話しかけて欲しくない。

 

各々が喋ることは好きにしてくれればいいのだが、それに巻き込まないでほしいと思ってしまうタイプなのだ。

 

それでも仕事中でも賑やかなほうがいいと考える人もいるわけで、当然話しかけてくれる。たぶん気を使って。

 

そんな時、その話に興味がないからといって、一蹴してしまっては終わりだ。職場というものすごく限定的な環境から抹殺されてしまう。

 

そこで「本当は話かけてほしくないのに」って顔が出てしまう前に、顔をくっしゃくしゃにして、とりあえず笑ってしまうのだ。

 

これが、私がこの社会で生き残るために身につけた最大奥義だ。 

 

 

興味があるように示すことが大事

ただ、別に他人に興味がないこと自体を悪いことだとは思っていない。だって、他人に興味がないことよりも、興味があるように示すことが大事だと思っているから。

 

人と人とのコミュニケーションの根幹には、絶対的に承認欲求というものがある。と思っている。

 

それはインスタとかのSNSで洒落た写真に「いいね」をもらうことだけを指しているのではなく、人と人との会話の中でも「私の話を聞いて欲しい」、「私の考えに共感してほしい」、「私の面白い話に笑ってほしい」。

 

そういった感情が根幹にあると思うのだ。

 

だから、私から業務に関係のあることを除いて、職場の人に世間話を仕掛けることはほとんどなのだが、誰かが話しかけてくれた時には、全力で顔面を崩壊させて笑って、話をよく聞くようにしている。

 

「私は自分からは話かけにいけないシャイな性格ですが、あなたには興味がありますよー」

 

「あなたの話はいつも本当に面白いですねー」

 

そういった相手に興味があることを表現する上で、顔をくしゃくしゃにして笑うことは、手段して悪くない選択だと思うのだ。

 

たぶん、これをやられて嫌な気分になる人は少ないだう。

 

無理して、興味がない相手の話に乗って会話を盛り上げようなんてことしなくても、基本的に話しかけてくれる根幹には「話を聞いてほしい」という承認欲求があるはずなので、それをしっかりと受け止めて、受け止めたことを相手に伝わるように表現してやればいいと思うのだ。

 

 

まとめ

年を重ねるごとに、これでは通用しなくなる時がいつか来るのかもしれないが、いまはこれが私の限界だ。

 

これは、別に職場だけの話ではなく、プライベートでも一緒だ。

 

昔からの友達だろうが、初めましての人だろうが、恋人だろうが、私はよく笑うようにしている。

 

偽りの笑顔のように聞こえるのかもしれないが、やはり人と人である以上、興味のない話だってある。

 

それでも、その人と良好な関係を築いていきたいと思うから、私は今日も笑うのだ。

 

こんな感じじゃ、だめですかね。

 

以上