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図書館と大型書店が同居、「本のまち」明石のシンボル施設に

4倍に増えた来館者、県内トップの人口増加にも貢献

真部 保良=日経アーキテクチュア【2017.9.18】

兵庫県明石市のJR明石駅前に誕生した再開発ビルの4階に「あかし市民図書館」、2階にジュンク堂書店が、同時オープンしたのが2017年1月。5月までの図書館の入館者数約34万人は、旧図書館の約4倍。駅前の通行者数もオープン前より4割増えた。本のまちづくりを施策に掲げ、2013年から人口増を続けている同市の、賑わいの拠点となっている。