・「Ponponpon…」・「愛の言葉をリル」・「シャイなハートがドキドキ」・「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」・「瞼閉じれば蘇る」・「幼い頃の大事な宝物だけは」・「ずっとこの胸に抱きしめて来たのさ…Ahah」
(みね子)世津子さんには幸せでいでもらわないと困るんです。
じゃないとお父ちゃんに起きてしまった悲しい出来事がなしになんない。
私はなしにしたいんです。
報道陣から逃れあかね荘にやって来た世津子さん
愛子さんの部屋で暮らし始めて既にひとつきがたちました
・
(にぎやかな声)
お父さん…。
愛子さんがいてくれて本当にいがったです。
やっぱし世津子さんと私の間にはどうしてもどっか遠慮っつうかそういう気持ぢが拭いきれないので
一方時子はツイッギーそっくりコンテストを10日後に控えスピーチを考えているのですが…
どうした?
(時子)うん…どうすればいいのが難しくて…。
負げたくないし…。
でもどうすれば勝てんのかが分がんない。
そこで時子は世津子さんとあかね荘の女性たちに相談することにしました
すみません何か。
(富)いいわよ楽しそうだもの。
(世津子)今回のねツイッギーのブームというか人気?ちょっと今までと違う気がしてるんだ私。
違う?
(世津子)うん。
ツイッギーはね男より女に人気があるのよ。
ここが違うところ。
うん。
それにねこのコンテスト主催は繊維会社。
で会社は…例えば時子ちゃんが優勝したりしてその人をスターにしてみんなが時子ちゃんのまねをしたりして…。
でその商品を売る。
それが目的だよね。
(早苗)こないだうちの会社のおっさんどもが話してたのをちらっと聞いたんだけどミニスカートを買うとストッキングも下着も全部今までのものを買い替えなきゃならなくなる。
だからどんどんはやってほしいんだって。
なるほど。
確かにそういうつくられたブームという側面というかあるのかもしれない。
でもそんなこと超える何かがある気がするんだ。
超える?
(世津子)うん。
それはね女の子たちそして女の人たちに予想を超えた新しい風を吹かせたっていうこと。
だからね時子ちゃん。
審査員に女の人が何人か入ってるでしょ?はい。
それに会場も女の子がたくさん来る。
そこだよ。
そこ?
(愛子)あれねつまり女の人にどう支持されるかが大事。
(早苗)そうか。
いいわねそれ。
あの…。
(世津子)はい。
ちょっとこれ読んでみてもらってもいいですか?いいの?はい。
あっ皆さんも読んでみて下さい。
そこには時子が東京に出てきてから苦労を重ねいかに頑張ってきたのか。
そして今回のコンテストにかける思いが書かれていました
どうですか?みね子ちゃんどうだった?うん…。
すてきです。
でも何か時子らしくないな。
えっ?時子にはさ私もっと堂々としててほしいんだ。
時子いつか言ってたでしょ?映画やドラマを見てっといろんなやなこどとがつらいこどとが忘れてしまうがら私はいろんな人たちをそういう気持ぢにでぎる人になりたいって。
女の子がさ時子見でさあぁ時子みてえになりてえなって思うような人であってほしいなって思う。
みね子ちゃんの言ったとおりかもしれないね。
うん…こういう頑張ってきましたみたいなのはさおじさんたちの大好物だからね。
うん。
確かに。
それよりも明るくてみんながこうなりたいって思う人。
悩みなんか吹き飛ばしちゃうような人。
なれんじゃないか時子は。
ですよね!えっ?あれやった方がいいんじゃない?あれ!あれって?あの…リハーサルっていうの?女の人を集めて…ねっどう?あぁ!楽しそうね!決まり?決まり?ありがとうございます。
(三男)・「好きなんだけど離れてるのさ」ただいま戻りました。
(さおり)好きなんだけど離れてるんだ?近くにはいないんだ?好きな人は遠いんだ?そうなんだ?はい。
あっ認めた開き直った。
はい。
感じ悪い。
銀座のレストランで楽しく夕食を食べてる時にあっこうやって2人でいるといい感じだなとか何かいつもと違ってかわいいなとかあっひょっとしたら俺はこの子のことが好きなんじゃないかとか思わなかったんだ?はい。
何で?いや何でって…。
あど少しなんですから俺の片思いも。
コンテスト?ツイッギーの。
はい…あいつはその日っからスターになっから。
(柏木)ちょっと何なの何なの?男たちはこっち?
(五郎)そうだよねさんざん手伝わせといて。
はいはいはいはいはい。
いいですか?終わるまでこごから出ないようにして下さいね。
外に出できたらダメですよ。
ダメですからね!
(2人)え〜!もう文句言わない元治さん!
(元治)俺何も言ってないよまだ。
(省吾)時子ちゃんうまくいくといいな。
ありがとうございます。
みね子たちは広場にステージを作り時子のパフォーマンスを見てもらうため近所の女性や乙女寮の仲間たちに声をかけ集まってもらいました
(愛子)乙女たち〜!
(「いとしのマックス」)いっちょやりますか!また?
(省吾)酒も飲まずに?・「真っ赤なドレスを君に」・「作ってあげたい君に」・「愛しているんだよ」・「すてきな君だけを」
(手拍子)・「HeyHeyMackswon’tyoubemylove」・「そして君と踊ろう」
(手拍子)
(拍手と歓声)・「それが夢なのさ」・「すてきな君のため」
(手拍子)・「HeyHeyMackswon’tyoubemylove」・「そして君と歩こう」
(拍手と歓声)・「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ」・「ドゥゴー」
(拍手)助川時子です。
日本中の!いや世界中の!女の子たち!女性たち!いろいろ大変だよね女として生きていくのは…。
でも…。
でも!女の子の未来は私に任せて!みんな私についてきて!
(拍手)
時子の堂々とした姿に女性たちは大喜び。
リハーサルは大好評です!
助川時子最高!最高!乾杯〜!
(一同)乾杯〜!よかったよ時子ちゃん。
ありがとうございます。
うん…。
すてきだった。
大丈夫!頑張ってね!はい!時子明日大丈夫?お店抜げさせでもらって一緒に行ごうか?ううん大丈夫だよみね子。
そう?
お父さん…。
時子は殻を自分で破ったんだなと思います。
すごいなと思いました
そしてコンテスト当日。
時子を応援するため三男は休みをとって駆けつけました
・「真っ赤なコートを君に」・「着せてあげたい君に」・「それが夢なのさ」・「すてきな君のため」・「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ」・「ドゥゴー」いらっしゃいませ。
お待たせ致しました。
(時子)助川時子です。
日本中の世界中の女の子たち!女性たち!いろいろ大変だよね女として生きていくのは。
でも!女の子の未来は私に任せて!みんな私についてきて!
(拍手と歓声)・
(富)もしもし?はい…うん…うん!ドビワン白ワンお願いします!
(省吾)はいよドビワン白ワン!
(秀俊)ドビワン白ワン!
(元治)ドビワン白ワン!
(拍手)
時子の晴れ姿を目の当たりにした三男
よっしゃ〜!すげえ!やった時子!おめでとう!
時子が慌ただしくアパートに戻ってきたのは3日後でした。
それは時子があかね荘を出でいぐ日になりました
時子…。
ごめんね突然。
何か用意してくれた部屋に住むことになってさ。
うん。
これから何だか日本中の都会を回るんだって。
何かもう目が回ってしまって…。
何が何だが怖くて。
みね子…。
大丈夫かな私…。
大丈夫にするしかないでしょ?そうだよね。
頑張っぺ。
応援してっから私。
うん。
うん。
お父さん…。
もうきっと時子にはそんなに会えなぐなんだろうなぁって思いました
落ち着きを取り戻したすずふり亭。
みね子は制服のデザインをヒデは新メニューを考えています
どれが好きですか?
(秀俊)う〜ん…。
これ!え〜!何だよ自分で聞いといて「え〜!」って。
ヒデさんの方はどうですか?うん悩む。
新メニューかぁ楽しみ。
あのさみね子。
はい。
俺いつも休みの日にさ…。
はい。
レストランに行くことにしてるんだ。
勉強のためにね。
今度から…。
あっ毎回じゃなくていいんだけど…。
時々つきあってくんないかな?えっ?一人だと食べたあと感想を言う相手がいなくてさ…。
あっそれに2人で行ったら別のもの注文できて分けたりとかしたらいろいろ食べることできるし…。
それに店の様子っていうかそういうの…。
女の子の意見とか聞きたいし…。
どうかな?行きます!行きたいです!本当?はい!よかった。
はいありがとうございます!
その日の夜あかね荘の女性陣に早苗さんから招集がかかりました
みね子は恐らく一人きりでいるであろう世津子さんをあかね荘へ連れてきた。
実さんや茨城の家族だけでなく世津子さんもちゃんと幸せにならなきゃダメなんだと。
そう言った…よな?はい…。
そこまではすばらしい。
だが中途半端だ非常に。
ちゃんと2人は向き合って話しにくいことも話す。
そこから2人とも逃げてるだろ。
(愛子)なるほど…。
あっ愛子さんの存在がそれを成立させてしまってるわけです。
えっ?すぐに誰とでも仲よくなってしまう愛子さんが世津子さんをそしてみね子を楽にさせてしまってるわけです。
私は乗り越えてほしいと思う。
みね子と世津子さんには。
ちゃんとつらいことも腹割って話してそれができて初めてみね子の言う悲しいことを人の力によって打ち消すなしにするマイナスをプラスにするということになるんじゃないだろうか。
(たたく音)ということで部屋割りの変更を提案したいと思います。
愛子さんは1人。
はい。
みね子と世津子さんで暮らす。
以上。
あぁスッキリした!早苗さんの言ったとおりだと思います。
世津子さん!え〜?よろしくお願いします!えっ?あ…いや…あの…。
ん?フフフ…よろしくお願いします。
もう一つ話があるんだ。
私の…恋の話。
いや人に話すつもりなんてなかったしそんな相手ができると思ってなかったけど何かね話したいんだ。
聞いて下さい。
ついに早苗さんの秘められた過去が…。
一体どんな話なのでしょうか
2017/09/18(月) 03:25〜03:45
NHK総合1・神戸
「ひよっこ」一週間 第24週「真っ赤なハートを君に」[字]
みね子(有村架純)の助けであかね荘に暮らす女優川本世津子(菅野美穂)から、プロの助言を貰った時子(佐久間由衣)は、「ツイッギーそっくりコンテスト」の本番に挑む。
詳細情報
番組内容
みね子(有村架純)の助力で、一時あかね荘に暮らす女優の川本世津子(菅野美穂)は、「ツイッギーそっくりコンテスト」に挑戦する時子(佐久間由衣)に、「このコンテストでは“女の人が選ぶ”スターが求められている」と、プロらしいアドバイスをする。一方、休日のすずふり亭では、新しい制服を考えているみね子と、新しいメニューを考えている秀俊(磯村勇斗)が、偶然二人きりになって…。
出演者
【出演】有村架純,佐久間由衣,泉澤祐希,光石研,生田智子,磯村勇斗,やついいちろう,シシド・カフカ,島崎遥香,白石美帆,伊藤沙莉,浅香航大,岡山天音,古舘佑太郎,小島藤子,藤野涼子,松本穂香ほか
原作・脚本
【作】岡田惠和
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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