南砺市の住民で作る五箇山塩硝(えんしょう)鉄砲隊など三つの鉄砲隊による火縄銃の空砲演武が17日、金沢市の金沢湯涌江戸村で行われた。隊員計19人が、戦国武将真田幸村が考案した「真田流火術」を披露し、勇壮さで来場客を圧倒した。
五箇山隊のほか、長野県上田市の信州真田鉄砲隊、大阪市の大阪城鉄砲隊が登場した。隊員は「抱えの大筒」など3種類の火縄銃を使い、一斉射撃や乱れ撃ちで銃声をとどろかせた。16、17日に開催された金沢湯涌江戸村のむら祭りの一環として行われた。
金沢湯涌みどりの里では「いのしし感謝祭」が開催され、観光客らがクラフトビールに湯涌産のホップを浮かべる「追いホップ体験」を楽しんだ。