All in One SEOからYoast SEOへの移行のすすめ

ワードプレスとアイコン
rosygown / Pixabay

 いろいろありまして、SEOプラグインをAll-in-One-SEOからYoast SEOに変えました。
 個人的には、それなりに知識がある場合はYoast SEOのほうが大分使いやすいと思います。
 さてそこで、プラグインを変更した理由、Yoast SEOのインストール方法や使い方など色々、書いておこうと思います。

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All in One SEOを削除した理由

 All in One SEOはバグがいっぱいで、あまり入れないほうがいい、というツイートを見かけたからです。
 よく考えれば当たり前で、簡単に設定して色々できるのはいいのですが、大型ですのでそりゃあ…というわけですね。また、人気があり、初心者向けではあるものの、それなりに分かり難い設定法などもありましたし、その辺で色々なにかあるのかもしれません。

 また、確かに色々助かるのですが、もうそろそろ細かいいろいろを設定できるようなプラグインを使ってもいいかなと思いまして、思い切って別の人気SEOプラグインを入れてみることにしたのです。

Yoast SEOを選んだ理由

 単純に、よく見かけていたからです。
 また、All in One SEOを削除したものの、できれば色々な機能が詰まっているものがよいと思いまして、同じオールインワン系であるYoast SEOにしました。

All in One SEOの削除

 プラグイン管理画面から無効にし、ついで削除しました。また、初期設定するのがそれなりに好きな私の趣味により、設定のエクスポートはしていません。

Yoast SEOのインストール

 プラグインの新規追加から、「Yoast SEO」で検索すれば出てきますので、そこからインストール→有効化が可能です。

 また、プラグインの新規追加機能を使わない場合は、公式ディレクトリからダウンロードしてインストールすることになるかと思います。

Yoast SEOの設定

 Yoast SEOの設定画面の出し方は2つです。

  • 管理画面の左もしくは上のツールバーのYoast SEOの項目をクリック
  • [プラグイン]→[インストール済みプラグイン]から出る一覧のYoast SEOの項目から、「設定」をクリック

 この手順を踏むことで、Yoast SEOのダッシュボードを開くことができます。

初めにすること

0. まずはじめに、ダッシュボードにある通知をチェックし、不都合な事がないか確認します

 私の場合は「Head, Footer and Post Injection」プラグインとの併用の警告が出ました。どちらもOGPコードを吐く機能があるから、とありましたが、Head, Footer and Post InjectionsプラグインのFacebook用OGP機能は廃止され、設定項目が他のプラグインへの移行用に閲覧できるようになっているので、問題ないと判断し、警告右上の×ボタンを押して問題点としてカウントしないようにしました。

 通知にはその名前の通り、通知が出ます。バグ報告やプレミアムプラグインについての案内などが表示される様子です。

1. 次に、「ダッシュボード」タブの隣にある「全般」タグを開きます。
 そして「設定ウィザード」から、「設定ウィザードを開いてください」ボタンを押し、各種設定をウィザードに従って簡単に設定しておくと、後々色々と楽です。
 また、説明を受けながら設定ができるので、分かりやすいと思います。

  1. ウェブマスターツールのタブを開き、色々認証したいものを認証します。私はGoogle Search Consoleの認証の確認だけしておきました。

  2. 「機能」タブより「詳細設定ページ」の項目を「有効」にします。

  3. 右のツールバーより「タイトル&メタ」に移動。気になった項目を設定します。多分殆ど初期設定でどうにかなるようになっているのではないかなあ、と思いますが、私はあまり覚えていません。

  4. 「ソーシャル」も設定します。とりあえず、FacebookのOpen GraphとTwitter Cardは有効にして設定しておくといいでしょう。デフォルト画像の設定も忘れずに。

  5. XMLサイトマップも、All in One SEOに頼っていた場合は有効にし、サイトマップをGoogleに登録などする必要があります。

※なお、私のように1から設定するのでない場合は、All in One SEOで設定をエクスポートして保存しておけば、「ツール」から設定をインポートできます。

 大体このような手順を経ておけば、初期設定は終わりです。

 後は色々と、OGPなどのディスクリプションを設定していけばよいかと思います。

 詳しい設定項目の説明は以下、書いていきます。

ダッシュボード

 ダッシュボードを選択すると、「全般」を開くことができます。この設定ページには6つタブがあります。それぞれ、

  • ダッシュボード: 問題点や通知を表示
  • 全般: その名前の通り全般、というより、Yoast SEOの全体に関連した項目を設定する
  • 機能: Yoast SEOの機能の一部を有効化・無効化する
  • 情報: サイトに関しての情報を設定する
  • ウェブマスターツール: 色々なウェブマスターツールの認証を設定する

 という役割を持っています。
 それぞれのタブについて、下で書いていきます。

全般

 全般でのそれぞれの項目は以下のようになっています。

  • 設定ウィザード: Yoast SEOをステップ・バイ・ステップで設定できるウィザードを開けます。要するにチュートリアルというか、質問の答えを入力していく登録画面のような流れで、全般的な設定を行えます。
  • テキストリンクカウンター: リンクの解析のために、公開しているテキスト内の全てのリンク数をカウントするもの。とりあえず私は押しておきました。
  • 謝辞: 所謂クレジットです。開発チームメンバーを見たい場合にクリックすると、一覧で見ることができます。
  • 初期設定に戻す: そのまま。「初期設定に戻す」ボタンを押すと、設定が初期設定に戻ります。

機能

 機能ではいくつかの機能を有効/無効化が可能。Yoast SEOでは設定項目が多いからか、全ての機能のオンオフは司っていないみたいです。
 ここで設定できる機能は色々ありますが、基本的に全て「有効」にしておくのでいいかと。

 項目と機能は以下のようになっています。

  • 可読性解析: 「記事が読みやすいか」を判定する機能です。英語と日本語で判定基準は違うようにも思うのですが、基本的に有効にしておいたほうがいいかと思います。
  • キーワードの解析: キーワードに関連する機能をOFFにするかどうかを選べます。
  • 詳細設定ページ: 詳細設定をONにするかどうか。OFFにしていないから不明ですが、ONにしていると色々設定ができます。
  • Ryte: サイトが検索エンジンによってインデックス可能な状態であるかを毎日チェックし、インデックス不可能な状態であれば通知する機能。
  • 管理バーメニュー: 名前のまま。おそらく、これを無効にすると上の管理バーにあるアイコンがなくなる。
  • コーナーストーンコンテンツ: コーナーストーン関連機能。サイトの土台とナルコンテンツを指定したりする機能、のようです。
  • テキストリンクカウンター: 内部リンク構造を発展させるのを補助する機能のようです。現在記事を書いている下に「このページに内部リンクがない場合は追加を」というようなことが書いてあるので、おそらくそんな感じ。

 これらの有効/無効を切り替えて「変更を保存」を押すことで設定が有効になりますので、変更した後は「変更を保存」を押すようにしてください。

情報

 「情報」タブでは、

  • サイト名
  • 個人か法人か
  • 個人であるならばその名前(私はsuquiya、としています)

 を入力します。ここは分かりやすく日本語化されていますので、設定画面のテキストに従って入力し、「変更を保存」を押すのでいいのではないかしら。

ウェブマスターツール

 ウェブマスターツールの認証設定が行えます。

 認証が行えるのは、「Bing ウェブマスターツール」「Google Search Console」「Yandexウェブマスターツール」の三種類です。

 もう既に認証を行っている場合は必要がありませんが、行っていない場合は、ここから認証設定ができます。

 認証の流れとしては、以下のようなものになります。

  1. 認証を行いたいウェブマスターツールの文字部分がリンクになっているので、それを押す
  2. ウェブマスターツールの認証画面に移動
  3. HTMLタグなどの項目から、認証用の値を取得
    • Google Search Consoleの場合は、HTMLタグを選択→タグ中のcontent=”*****”の””内、つまり*****部分をコピー&ペーストなどで取得)
  4. ウェブマスターツールの画面に戻って取得した値を貼り付け、「変更を保存」を押す
  5. 少し時間を置いてから、設定対象のウェブマスターツールに登録がなされているかを確認する

 なお、私は既に認証をしていましたので、この機能は使っていません。

セキュリティ

 ここでの設定項目は一つだけ。「Yoast SEOメタボックスの高度な設定」です。
 noindexとかカノニカルリンクに関するいろいろな設定を可能にするか、というやつのようすです。
 一寸調べてみたところ、記事のメタ情報の詳細設定が、記事の作成者、及び管理者意外には非表示になる、とのことでした。

 機能的に、私には無効のままで十分のように思いましたので、というか私がこのブログの管理者であり記事の作成者ですので、無効にしています。

タイトル&メタ

全般

 全般、といっても、設定項目は一つだけです。

  • タイトル区切り文字: その名前の通り、タイトルの区切り文字。この記事のように、記事タイトルとブログ名を並べてタイトル要素に設定している場合、記事タイトルとブログ名の区切りをどの文字で表すかを決める。

 私の選んだものは、ブラウザの上部に表示されるタイトル要素の中身を見ていただければと思います。

ホームページ

 ホームページ、というよりはサイトのトップページ(WordPressではフロントページ)関連のページへのショートカットです。

 editing the front page itself >> を押すとフロントページに飛び、そのタイトル及びメタディスクリプションを編集することができます。
 editing the blog page itself >> を押すと、ブログページ一覧を表示する固定ページを作っている場合はその編集画面に飛び、上と同じくそのタイトル及びメタディスクリプションを編集することができます。

 なお、タイトルはあらかじめ設定してあるものから特に変えたいのでなければ、そのままにしておけばいいかなと思います。

投稿タイプ

 投稿タイプごとに、インデキシングやタイトル、メタディスクリプションをどうするかなどを決めることができます。

 投稿タイプそれぞれ設定できる項目は以下。

  • タイトルのテンプレート
  • メタディスクリプションのテンプレート
  • Meta Robots
  • スニペットプレビューの日付
  • Yoast SEOメタボックス

 タイトルのテンプレートとメタディスクリプションのテンプレートはそのまま、記事タイトル及び概要をHTMLにどう出力して検索エンジン等に提示するかのテンプレートを設定できるものです。
 これは主に、Yoast SEOで定義されている変数を組み合わせることで設定できます。

 例えば私の設定では、初期設定のままだと投稿の「タイトルのテンプレート」が

  • %%title%% %%page%% %%sep%% %%sitename%%

のようになっているのですが、このように設定してあると、それぞれの投稿について、

  • 「その投稿のタイトル」 「ページ数があるならページ数」 「区切り記号」 「サイト名」
    • 例: さようならAll in One SEO、こんにちはYoast SEO | 鈍色スイッチ

のように表示されます。
 これらのテンプレートで使える変数は、タブ内にある「ヘルプセンター」から、「基本変数」「高度な変数」を参照するか、ナレッジベースから[variable]等で検索し、[Yoast SEO: Titles & Metas template variables]をクリックするなどすることで、一覧を見ることができます。

 なお私は、投稿と固定ページについては、

  • タイトルのテンプレート: デフォルトでそのまま
  • メタディスクリプションのテンプレート: %%excerpt%%

 としています。%%excerpt%%は、本文の抜粋を示す変数です。抜粋の設定や、本文編集画面でその記事個別の指定がなければ、個別に設定しなくても自動生成した抜粋がこの変数に入るということで、これを利用することにしました。

 Meta Robotsは、検索エンジンのクロール対象にインデックス希望を出すかどうか。noindexを選ぶと、「ここはクロールしないで下さい」という指定を検索エンジンに出すことになります。ただし、検索エンジンにあくまで「希望」を出すだけなので、検索エンジンのクローラーによっては無視される可能性もあります。
 私は基本的にデフォルトのまま…のはず。投稿と固定ページがindexになっているかは確認するようにしています。

 スニペットプレビューの日付は、このプラグインを導入すると、検索画面のプレビューが記事・ページの編集時に見れるようになるのですが、その時に日付を表示するかを指定できるようです。

 Yoast SEOメタボックスは、上に書いた検索画面のプレビューや、個別にディスクリプションを指定することのできるボックスを編集時に表示するかを指定できます。よく分からない場合は、適当な投稿の編集画面に移動して下の方にスクロールしてください。一目で「これか」と思うものがあります。
 基本的に、表示していて不便はないと思いますので、表示にしておくことをお勧めします。

 メディア(添付ファイル)については、特に設定することもないので、そのままにしています。

タクソノミー

 タクソノミーでは、カテゴリやタグをクリックするなどしたときに出てくる、カテゴリ・タグ別のアーカイブページに関して設定をすることができます。なお、タクソノミーとは、どうやらだいたい「分類」という意味のようです。

 カテゴリー・タグ・フォーマット等に関してそれぞれ設定できる項目は、

  • タイトルのテンプレート
  • メタディスクリプションのテンプレート
  • Meta Robots
  • Yoast SEO メタボックス

 です。

 タイトルのテンプレート・メタディスクリプションのテンプレートは、投稿タイプと同じ変数を使うことができます。変数の参照方法も恐らく同じ。
 Meta Robotsも、Yoast SEO メタボックスも、詳しく確認はできていませんが、大体同じ感じと考えていいんじゃないかと思っています。

アーカイブ

 ここでは、著者や日付別のアーカイブに関しての設定ができます。
 これらの項目は、ざっと目を通して問題がないのを確認さえしておけば、おそらく初期設定でかまわないと思います。

 設定できる項目と、その軽い説明(自己流解釈なので間違っている場合もあるかもしれません)は以下。

  • 著者のアーカイブ設定: 著者ごとのアーカイブに関する設定。
    • 作成者アーカイブ: 著者ごとのアーカイブを有効にするか否かを選べます。私は基本的に一人でブログを運営していますから、無効にしました。
  • 日付別アーカイブの設定: その名前の通り、日付別に作成されるアーカイブに関する設定。
    • 日付アーカイブ: 日付アーカイブを有効にするか無効にするかだと思います。私はそのまま有効にしています。
    • タイトルのテンプレート: 投稿タイプにおけるタイトルのテンプレートなどと同じようなもののようです。私は多分デフォルトのまま。
    • メタディスクリプションのテンプレート: 投稿タイプにおけるメタディスクリプションのテンプレートと同じようなもののようです。私はなにも記入していません。
    • Meta Robots: 投稿タイプのMeta Robotsと同じ感じで、メタタグの設定、のはず。別に検索エンジンにインデックスする必要も感じないので、noindexにしています。
  • 特別なページ: 404やブログ内で検索をした検索結果のページなど、デフォルトでnofollowになるページの設定。どちらかといえば「特殊なページ」に関係する項目、と考えたほうがいいかもしれません。
    • 検索ページ: 検索結果のページの設定。
    • タイトルのテンプレート: 投稿タイプの「タイトルのテンプレート」と恐らく同じ。
    • 404ページ: 404ページ(所謂、ドメインの下にページが見つかりません、というときに表示するWebページ)の設定。
    • タイトルのテンプレート: 投稿タイプの「タイトルのテンプレート」と恐らく同じ。

その他

 その名前の通り、その他の設定項目について書いてあります。
 設定項目は以下の通り。

  • サイト全体のメタ設定
    • アーカイブのサブページ: Google等の検索結果にアーカイブページの2ページ目以降を表示しないように希望していることを示す、noindexをメタタグに設定するかどうかを選べるオプション。私はindexにしています。
    • メタキーワードタグを使用する: メタタグでキーワードを示すことができるのですが、それを有効にするかどうか。今ではあまり検索エンジンには重要視されていないようですので、無効にしています。

 項目の説明にも書きましたが、「メタキーワードタグを使用する」に関しては、今では検索エンジンには重要視されていないようなので、無効にしています。
 はるか昔、私がCMSも使わずにタグを記述して色々とサイトを作っていた時代では、確か評価基準にもなっていたと思うのですが、昔メタタグに余計なキーワードまで記入して検索結果に表示されようとする手法があったりして、色々あったのでそう(重要視されないように)なったみたいです。

ソーシャル

 ここでは、SNS関係の設定が行えます。

ソーシャルでのプロフィール

 さくっというと、SNSでの関係するプロフィールを入力する項目です。
 Facebook, Twitter, Instagram, LinkedIn, MySpace, Pinterest, YouTube, Google+に対応している模様。
 Twitterはユーザ名、それ以外はプロフィールページのURLを入力することができます。

 私は今のところ主な活動媒体はTwitterですので、TwitterのIDだけ入れています。

Facebook

 Facebookのタブでは、FacebookでサイトがシェアされるときのOGP設定や、Facebookインサイトに関する設定が行えます。
 設定項目は以下の通り。

  • Facebook 設定
    • Open Graph メタデータを追加する: 有効にすると、サイトがシェアされたときにどう表示されるかに関係するOGPデータをYoast SEOプラグインで生成する機能が有効になります。なおどうやら他のSNSでもある程度この設定を利用する模様。
    • デフォルト設定: OGPデータとして設定するデフォルトの画像。SNSでサイトがシェアされたとき、アイキャッチ画像などが設定されていなかったり、ページに画像が含まれていない場合にここで設定された画像が使われます。ないと味気ないものになるので、設定しておいたほうが良いでしょう。
  • Facebook インサイトと管理
    • Facebookの管理者を追加: 恐らくFacebookページの管理者が何らかの連携をとるときに押すボタン
    • Facebook App ID: アプリIDを入力するフォーム、のようです。

 Facebookインサイトについては、私(管理人)自身全く使っていないので、不明ですが、使っている人には項目の意味は分かるようになっているのではないかと思います。

Twitter

 Twitterタブでは、TwitterでURLを共有するときに偶に出るカード型のアレ(=Twitter Card)に関して設定できます。
 設定項目は以下の通り。

  • Twitter設定
    • Twitter Cardのメタデータを追加: headタグ内にメタタグを用いて、Twitter Cardに使われる情報の記述を追加するかどうか。有効にしておくと、サイトのページをTwitterで共有したときにTwitter Cardが使えます。
    • 使用するデフォルトカードタイプ: Twitter Cardがどのような形になるかを選択できます。Summaryと大きな画像付きのSummaryから選べます。私はSummaryタイプにしています。

Pinterest

 Pinterestとの連携設定が可能です。Pinterestのアカウント設定から連携確認用のメタタグを取得し、それを「Pinterestの確認」欄に入力し、変更を保存すればいいようです。
 私は特にPinterestのアカウント等を持っていないので、ここは特に設定していません。

Google+

 ビジネス用のGoogle+ページ(おそらくは自サイトの公式アカウントなど)のURLを追加することで、Google+ページ上の基本情報ページにリンクすることが可能である模様です。
 Google+ページは作成していないので、ここは特に設定していません。

XML サイトマップ

 人間に見せる用ではなく、Googleなどの検索エンジンにサイトの構造を把握させるためのXMLのサイトマップの設定、及びその情報を得ることができます。

全般

 全般タブでは、XML形式のサイトマップのアドレスにアクセスでき、また、サイトマップページ1つごとの最大投稿数を指定できます。

 項目「XML形式のサイトマップ」からはXMLサイトマップのアドレスが取得できます。
 これをGoogle Search Consoleから追加することで、GoogleにXMLサイトマップの位置を知らせて、SEOの一助とすることができます。

 「サイトマップページあたりのエントリー数」からは、サイトマップページ一つごとの最大投稿数を指定することが可能です。千を越える数の記事を書いて投稿しない限り、多分デフォルトのままでいいと思います。

投稿タイプ

 サイトマップにインデックスする投稿タイプを選択できます。
 私は「メディア」以外の「投稿」と「固定ページ」は「サイトマップに含む」にしておきました。

除外する投稿

 そのまま、除外する記事を設定できます。除外したい記事の投稿IDを入力すればOK。
 投稿IDは、その投稿の編集画面に移動すれば、そのURLに存在する数字がありますので、そこから取得できます。

サイトマップのタクソノミー設定

 XMLサイトマップに、カテゴリー・タグなどのタクソノミーを含むかを設定できます。私はほぼ「含む」で設定しています。

高度な設定

パンくずリスト

 パンくずリストの有効/無効を切り替えることができます。
 私は使用テーマにパンくずリストがあらかじめ含まれていますので、そのまま無効にしています。

パーマリンク

 記事のパーマリンクに関する変更が行えます。
 とりあえず、私はWordPressの管理画面で十分に設定をしていますので、そのままにしています。それなりにややこしいので、あまり触らないほうが吉かもしれません。

RSS

 RSSフィードの設定を行えます。私はそのままデフォルトで。どうやらこの文言を設定しておくことで、多少はブログ内容の窃盗を防げる…らしいです。

ツール

 その名前の通り、ツールです。

 ツールは2つ用意されており、それぞれ以下のような機能を持っています。

  • インポート・エクスポート: 設定をインポート・エクスポートする機能。他のSEOプラグインからの設定のインポートにもある程度は対応している模様。
  • 一括変更: 投稿や固定ページのタイトル・説明文を一括変更する

Search Console

 Search Consoleと連携していろいろな情報を見ることができます。

 重要なのは設定で、これを使うとGoogle Search Consoleでのサイトの認証などが簡単に行えます。
 サイトの認証方法は簡単。
 「Googleで再認証」ボタンを押し、画面の流れに従って手続きを行うだけです。

プレミアム

 プレミアムからは、Yoast SEOのプレミアムライセンスの購入及びライセンスキーの認証が行えるようです。

 私は機能的に。プレミアムでなくても十分だと思いましたので、プレミアムライセンスは購入せずそのままにしています。

Google Analyticsとの連携について

 All in One SEOを削除して、Yoast SEOを入れても、(私の考える範囲では)ほとんどは問題ありません。
 ですが、All in One SEOにはあったGoogle Analyticsとの連携機能がYoast SEOにはないため、その対策をする必要があります。
 テーマファイルに手を加えない場合を考えると、

  • あらためて手動でfunction.phpにGoogle Analyticsのコードを挿入するよう設定する(Code Snippets前提)
  • Google Analyticsに関する機能を持つプラグインを使う

 あたりが手ごろな対策方法かと思います。

 function.phpではwp_headにフックしてコードを挿入することになると思いますので、少しだけ知識が要ります。
 そのあたりや利便性を考えると、プラグインの導入も考えていいかな、と思って、私はプラグインを使うことにしました。

 お勧めで、私も使っているプラグインは、Google Analytics for WordPress by MonsterInsightsです。
 昔はYoastという名前だったとか、その他諸々錯綜していますが、Google先生や公式ディレクトリの評価では評判が良いです。
 使ったところでは、Google Analyticsのアカウントと連携させて2,3オプションを選ぶだけで十分使える感じです。専用のダッシュボードもあり、そこからAnalyticsの結果をWordPressからのぞき見ることもできます。

 また、MonsterInsightsと同じぐらいに人気のあるGoogle Analytics Dashboard for WP(GADWP)も、Google Analyticsとの連携を行うプラグインです。こちらは名前の通りダッシュボード機能が充実していそうです。

 調べてみて、GADWPとか、この機会にAnalyticsに特化しているプラグインを入れて、楽しんでみるのも手かな、と思ったのですが、MonsterInsightsで十分なので、当分は変更しないつもりです。

その他コメントなど

 SEOプラグインを移行したので、それについて書きました。
 画像とかも挿入したほうが分かりやすいかしら。

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