りんご収穫作業中の事故相次ぐ

りんごの収穫時期を迎える中、県内では作業中の事故が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
弘前警察署によりますと、16日午後1時40分ごろ、弘前市楢木のリンゴ畑で、農業、小山内信子さん(82)が台風18号に備えて家族4人とりんごの収穫作業中、「高所作業台車」と呼ばれる作業用の台車で移動していたところ、誤って台車から高さ1メートル50センチ程下の地面に落ちました。
この事故で、小山内さんは、鎖骨やろっ骨を折る大けがをしました。
命に別状はないということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
県内では、りんごの収穫作業が今月から本格化するなか、作業中の事故が相次いでいて、15日は、平川市のリンゴ畑で、79歳の農家の男性が農業用の運搬車の下敷きになって死亡しています。
警察は、作業手順を守ったうえで、近くの人と声をかけあったり、安全のための装備をきちんと身につけたりして、慎重に作業にあたってほしいとしています。