平成27年10月12日から開始して約2年、はてなブログで雑記を書き続けてPVが累計500万PVに到達したので色々と振り返ります。
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はてなブログで始めて良かったか
ブログサービスは数多ありますけど、その中ではてなブログを選んだ理由は
- 過去に経験がある
- カスタマイズが簡単
- アクセス数が集まりやすい
です。
結果として、はてなブログで始めて良かったと今は感じています。
過去に経験があったのは大きいですね。2chまとめサイトとゲームレビューサイトを運営していました。この頃はSEOのSすら理解せずにひたすら更新していましたが、それでもアクセス数は伸びていきました。2chまとめサイトはGoogleの手動ペナルティで没、ゲームレビューサイトはモチベーションが続かずに没です。現在の雑記は最高に楽しいですね。どうも僕には、リアルと連動して好き勝手に書く形式が合っていたのかもしれない。
カスタマイズは簡単、というのはWordPressを少しいじったり、他のブログサービスを利用してみても明らかです。有志がブログ記事でカスタマイズのことを積極的に公開しています。それをお手本にコードを挿入してやればOKという。なんという優しいシステムでしょうか。
アクセス数が集まりやすいというのは、3つの要因が考えられます。1つははてなブログの内部構造がGoogleにインデックスされやすい仕組みになっていること。1つははてなブログのドメインが強いこと。1つははてなブログサービス利用者の横のつながりが太くて、そこから訪問者を読んで知名度を上げやすいということです。どのブログサービスと比較しても、始めてすぐに面白いブログが注目を浴びやすいのははてなブログだと思います。
メリットだけではなく、注目されることで暴言を浴びたり皮肉交じりのコメントをもらうなど苦しい思いもしましたけれど、そういうのを乗り越えてブログサービスの特徴を飲み込めたならば、これほど過ごしやすい世界はありません。
はてなブログ以外で興味があるのはWordPressで、別のサービスでサイトを立ち上げるならWordPressを選択します。ただ、カスタマイズを含め運営するにあたり片手間では上手くいかない気もするので、挑戦するならお仕事などの身辺が落ち着いてからやりたいですね。
PV数
今回の主題である「PV数」についてお話します。
この数字を追っているブロガーは多いと思うのですけど、PV数を求めることに理解がない人も一定数います。そのような方が何らかのおりにPV数を求めるブロガーに冷や水を浴びせることがあります。これは仕方のないことで、価値観の違いです。始めは慣れないかもしれませんが、次第に諦めるようになれますので、しばらく辛抱してください。
インターネットにおいて自分の意見などを公開し、そこに耳目が集まることに喜びを見出すのは人間の欲求の素直な現れであり、いびつなことでも何でもありません。あとはそれを見て好きか嫌いかどうでも良いかのふるい分けがなされるだけ。単純な話です。記事が反響を呼んで多くの人に見てもらい、それでPV数が増える。わかりやすい指標じゃないですか。ブログサービスを継続してもらうためにも、サイトの規模や人気をはかるためにも必要な数字です。
ただ、後述しますが炎上を狙ったり誤った情報を流布するというのは肯定できません。嫌われるのは問題ないのですが、PV数を稼ぐためなら手段を選ばないという手法は必ず頓挫します。
さて、23ヶ月で500万PVというと1か月平均が217,000PVで、これは凄い数字ですよね。よくぞこれだけ積み上げたものだなと実感しています。自分を少しだけ褒めてあげようと思います。
運の要素は間違いなく大きい。初期にSNSで拡散されて知名度が飛躍的に上がったというのはラッキー以外のなにものでもありません。
努力によるところであれば、ブログを始めて半年間はがむしゃらに更新を続けたこと。これが大きいのではないかと。ただ更新しまくったわけじゃありません。「何時に更新すれば良いのか」「どのような話題を選ぶか」「どうしてこの記事は読まれないのかor読まれたのか」「SEOってなんだろう」「アクセス数の推移はどうなったか」など、毎日毎日ノートPCにかぶりついて1日平均12時間をブログに投じました。あの熱く燃え盛る狂った日々は今でも心の奥に焼き付いて離れません。
炎はいつか減衰するもので、仕事に精を出すうちにブログへの情熱は相対的に小さくなってゆきました。始めの半年間と比較すると、その次の半年は8割、その次の半年は6割、そして直近半年は4割の情熱といったところでしょうか。人生ってのはバランスでできていて、10割の熱意リソースがあればどこかに振れば振るほどほかは小さくなる。ブログに9割、仕事に9割とはいかないってことです。もし、始めの半年間の熱量をそのまま継続して現在まで走り続けていたら、ブログで飯を食ってるかその逆でインターネットから葬られているかのどちらかだったでしょう。
最近、またブログ熱に火が灯ったようです。どのタイミングで、どんな条件でこういうモチベーションが沸くかはわからないものですね。人生はバランスといいましたが、エネルギーの総量は最大値が上がっていくのかもしれません。割合は10でMAXでも、エネルギーの総量が上がってきて、ブログに注ぐパワーも増えてきたのかも。まだまだこの老いぼれも捨てたものではないのかも。
PV数の増やしたかについて。きっとみなさんは、これを知りにここに来てるのだとお察しします。ということで以下箇条書きで、それぞれに関連記事へのリンクを埋め込む形で示しますので参考にしてください。
これらを貫ければ、PV数は増えます。天井がない、とは申しませんが、上位1%には入れるのではないかと。
ただ、素振りをするにも間違ったフォームで2年間振り続けるのと、経験者に学んでフォームを矯正しつつ試行錯誤を繰り返して2年間振り続けるのとどちらが伸びしろがあるか、という話です。「私はこれでいい」と意固地になり、我流で年月を積み重ねてひとかどのブロガーになれるのはほんの一握りの強運な人です。生まれながらにしてバットの振り方を知っていた、もしくは直感で知ることのできた人。自分がそういうマイノリティだと判断できますか?できませんよね。だから、学んで、盗むんです。コピペじゃないですよ、テクニックを盗むんです。
なお、僕は無料で「バットの持ち方」を指南しています。興味のある方は
こちらをご覧ください。
とどのつまり、継続なんですよ。これに尽きる。
僕だって23ヶ月継続したからこそ、ここに立っています。22か月目で引退してたら、今は消えてるのですよ。続けたもの勝ちです。あとは、どう続けるか。ここに「目的」だとか「楽しさ」が大きく影響するのだと思います。好きだから、楽しいからこそ続くんです。嫌いで、つまらないことなんか続かないです。もともと好きかどうか、も大事ですけど、楽しく続けて好きになることだってあるじゃないですか。ブログとも、そういうお付き合いをすればいい。背伸びしないで、口笛拭きながら肩の力を抜いてブログ更新。
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読者・フォロワー数
読者数2,221人というのは
はてなブログ読者数ランキングで29番目ということになります。
(2017年9月17日13:00時点)
まぁ控えめに言っても多いです。なんでこれだけ増えたのか、自分でもよくわかりません。
フォロワー5,859人です。
(時点は先ほどと同)
これも多い・・・、多分。
読者数とフォロワー数がここまで伸びた要因を自分なりに考察すると以下
- SNSを使った(更新通知した)
- 運
- 自分らしい文章を書き続けた
- 無料事業を行った
- 口コミ
準に見ていくと
【SNSを使った(更新通知した)】
当たり前なんですけど、これをやらないと増えるものも増えないですね、特にTwitterのフォロワーですか。はてなブログは「読者になる」モジュールを目立つように埋め込むなどの工夫で増えやすくなりますが、だいたいのところには付いてますし、特にこれといって効果的な工夫はないです。
【運】
運です。因果律か縁か。
【自分らしい文章を書き続けた】
「どうしたらお上品にかけるかしら?」なんていちども考えたことないです。脳内の思考を垂れ流し+プライベートを赤裸々に書きまくり。これが企業メディアに対抗する個人メディアの最大の強みだと思ってます。
【無料事業を行った】
先ほどアナウンスしたブログ相談です。これは料金をとっていません。かれこれ1年近く継続しています。本気で相談してくる人には時には3,000文字を超えるアドバイスをします。何となく頼むわ!って人にはそれなりのアドバイスをしています。ブログ記事にしてお礼を書いてくれる人もいれば、アドバイスしても返事がないこともたまーにあります。
【口コミ】
SNS拡散によるものもそうですけど、先ほどの無料相談事業の話を聞いたり実際に相談を受けてプラスになった人が良い形で口コミで評判を広げてくれて、それで読者やフォロワーが伸びているのではないかと想像します。ただ、具体的にどういう形でというのはつかめません。それなりにエゴサーチはしていますけど、表面にあがってこない形でなされているのかもしれない。
【ぶっちゃけ】
- 読者が増えやすいブログは、言葉では説明できない何かを持っている!
- 承認欲求がどのような形にせよ強い!
何か持ってるんですよ。テキストにしろ画像にしろ、見た人を蠱惑する危険なオーラというかそういうのを。良くも悪くもですよ!で、これは言語化が非常に難しい。もし、すんなりと言葉にできたのなら、多くの人がそれを実践して一気に読者数が多いサイトに早変わりするでしょう。
そして、承認欲求が強い。とにかく目立ちたい。「私は目立ちたいわけじゃない」とかいいつつ、とっても目立つ、というか危ない文章を書いている。んで、自分のメディアでそれを公開している時点で目立つことが前提なわけだから目立ちたいとか目立ちたくないとかそういうのの前提に「私は目立つ」という無意識が働いている!
以上、読者数とフォロワー数の所感です。
このジャンルでほかと勝負するにはイレギュラー因子が多すぎますので、それならPV数や稼ぎなどで勝負したほうがよほど計画を立てやすい。へたに増やそうとすれば逆に失敗するジャンル、それが読者数・フォロワー数です。フォロワー数は「見た目の数字だけ」増やすテクニックは巷に溢れていますけど、ここでは「自然増」の場合のみを指します。ちなみに僕の場合は98%が自然増フォロワーです。
はてなブログの棲み方
「李下に冠を正さず」という故事は有名ですね。疑わしいことはすんな、ってことです。これははてなブログに長く棲むなら会得せねばいけない処世術と言えます。どういうことかというと、ブログ規約やお隣のはてなブックマークというサービスの規約に違反するような行為を灰色で駆け抜け、居直りをしない方が良いってことです。
かつて猛烈に記事を更新して、それが読者によってブックマークされることにより僕のサイトのエントリーがはてなブックマークに大量に流れてしまい、「ブクマスパム」という認定を受けたことがあります。もちろん、自分としてはスパムをするつもりなどなかったのですが、結果としてスパムになった。
「自分ではそのつもりなし」と思っていても、その他大勢が黒と認定してしまえばそれは黒になる。実社会と一緒ですね。「知らなかった」で罪が免れるわけではないとう現実が、ここにはあります。大勢に屈せよ、という教唆ではありません。自分で正しいと思うことは、貫けばよい。だけど、どうも周りが騒がしい。これだけ正しいことをやっているつもりなのに、風当たりが強烈だ。こういう時はいちど立ち止まって周りの意見に耳を傾けてみると良いと思います。
具体的には交流のあるブロガーに、有体に周りが騒がしい件についての意見を述べてもらうのです。当たり障りのない関係、または同じ穴のムジナであれば「そんなのはキニスンナ」というのでしょうが、本当にあなたのことを考えてアドバイスしてくれるなら「あれは、こういうところが良くなかったんじゃないか」と言ってくれるでしょう。
それに耳を傾けられるかは、あなたの器次第といえます。誰だって、失敗はするんです。僕も、どれほどの失敗を繰り返してきたかわかりません。何度もボヤを起こしてます。だから、周りが騒がしいときはアンテナを立てるんです。普段、個人的に生理的に嫌われている人の声は意図的に遮断していますけれども、どうも今回は様相が違う。大勢の方が、疑問をいだいている。嫌でも耳に入ってくる。自己修正です。インターネットで自分を省みる必要があるのは、こういう場合なんですねぇ。
「こんなに燃えても俺強い!」って考えている人へ。姿勢を改めない限りサイトは確実に衰退し、レッテルは刻印となり、それ以降はどんなに正しいことを述べても誰も信じてくれない悲惨な状況になります。こういうのを繰り返して、どれだけのブロガーがはてなブログを去ったことか。一過性のPV数に酔いしれてトリップ決めるのは気持ちの良いものかもしれませんが、それは毒です。体全体を駆け巡り、犯します。初期のうちに治療することをお勧めしたい。
ちなみに。
僕が普段炎上を避けるテクニックとして
- 燃えやすい話題には触れない
- 知らないことを断定しない
- 主語を大きくしない
- 強く語るのは経験談のみ
などがあります。
こちらを参考にどうぞ。赤文字は可燃性大。
「こんなこと考えてたら何も書けねえよ」というのはごもっとも。書くにしても内容の問題というのがあります。主語を大きくしない、デマを拡散しないなどに気を付けて軸を持って書けば、良い記事にもなるというのは事実です。相当な含蓄と覚悟が必要でしょうけれど。
おわりに
以上、500万PV達成をきっかけにした振り返りでした。
これからのことは、吹く風に身を任せるとしましょう。 かつての勢いほどではありませんが、再びブログ熱が帯びてきたのは確かです。この気持ちは、大事にしたい。並行して、ブログ無料相談やブログ運営に関するお役立ち記事の見直しも精力的にやっていきたいと思ってます。
記事内の一部で参考記事へのリンクを設置していますが、はてなブログのアクセスアップに関する記事は
こちらにすべて集約されています。
自分で参考になさるも良し、知り合いの始めたばかりの方に勧めるも良し。僕が自信を持って集めたまとめ記事ですので、どうか一読願います。
今後とも当サイトをよろしくお願いします。みんな、楽しくブログとお付き合いしていこう!