10年以上前ですが、大学を休学して単身中米のグァテマラという国に飛び、1年だけ住んでいました。
ビザなしのため近隣諸国のエルサルバドルやホンジュラス、メキシコも行きましたが滞在メインはグァテマラ。メキシコの南に位置し、公用語はスペイン語。
えッどこそれアフリカ?とか聞かれることも少なくない国について綴ります。
写真データがあまりないので、当記事の画像は素材サイトから拝借しています。
コーヒーは文句なし!
グァテマラを知らなくても、世界有数のコーヒー産地ということはご存知の方も多いはず。土壌や農園ごとに味は異なりますが、酸味があり、軽めの味わいながらコクもちゃんとある優しい味がツボで、少量のミルクとよく合う印象です。
為替相場と同じく「コーヒー価格」が新聞に掲載されているそうで、それほど国にとって重要な産業ということが分かります。
グァテマラ第二の都市・ケツァルテナンゴにある「Cafe Baviera」というカフェが個人的には最高でした。
国民の90%が同じ血液型
グァテマラ国民の9割がO型というからビックリ。私がお世話になった語学学校の先生はA型だったんですが、今考えたらものすごくレアだったのかも。
私はB型なんだよーと言っても「へー。」程度の返しだったんですが、血液型占いの話で盛り上がる、というのはグァテマラでは皆無なのかもしれません。
マヤ文明最大級の遺跡・ティカル
マヤ文明の中心都市として栄え、ジャングルに囲まれた緑豊かな遺跡で世界遺産にも登録されています。ピラミッドに登りましたが、そこから見える景色と自然のパワーは本当にすごかった!
「文化」と「自然」の複合世界遺産に登録されていて、神殿の近くに野生動物もぷらぷら。密林の中にそびえる神秘的な姿に、かなり心を動かされました。
幸せの鳥「ケツァール」
手塚治虫さんの「火の鳥」のモデルにもなり、「世界一美しい幻の鳥」と称されているのがケツァールという鳥。
絶滅が危惧されるほど生息数が減り、その希少性からも「見たら幸せになれる」と言われています。
グァテマラの国鳥でもある「ケツァール」はグァテマラの通貨単位にもなっています。
まとめ
世界一美しいといわれるアティトラン湖
デコトラみたいな庶民の「チキンバス」
世界遺産の古都・アンティグア
丁寧に織られた色鮮やかな民族衣装・ウィピル
ケンタッキーも敵わなかったファーストフードチェーン店
などなど、これ以外にも魅力満載で一記事ではとても伝えきれませんでした。
ご興味のある方は、日曜日なので(?)インターネットいう現代文明の利器で検索してみて下さい。
お供には是非、温かいグァテマラコーヒーを。
今日の名言。
Sometimes life is merely a matter of coffee and whatever intimacy a cup of coffee affords.
時に人生は、カップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題なのだ。
リチャード・ブローティガン