●各ソフト個別にVSTエフェクトを導入する方式
【1.そのままで VSTエフェクト が直接利用出来るソフト】
FrieveAudio、uLilith、J.River Media Jukebox14 など
【2.特定のプラグイン等を追加すれば VSTエフェクト が利用出来るソフト】
(1) foobar2000
VST を使えるようにする Compornent が3種類ほどあります。この辺を参照。当方は George Yohng's VST Wrapper を使用。
尚、foobar2000 には Winamp の DSP を使えるようにする Compornent もあるので、少々迂遠ではあるがそれを介せば下記(3)の方法でも可能。
(2) MusicBee
VST を使えるようにする専用プラグインがあります。
VST を使えるようにする専用プラグインがあります。
尚、MusicBee は下記(3)の方法でも可能。
(3) Winamp の DSP が利用出来るプレイヤー
Winamp VST Host プラグイン(dsp_vst.dll)を入れることで、VST が利用出来るようになります。
具体的には例えば・・・
Winamp、MediaMonkey、MusicBee、foobar2000(要追加 Compornent)、XMPlay、QMP、QCD、AIMP、SpiderPlayer、iCoolPlayer、Fittle など
当方で動作確認はしていませんが、GOM Player、The KMPlayer、AIC Audio Player、Apollo MP3 Player などもおそらく可能でしょう。
多分、探せば他にもまだまだありそうです。
●複数ソフト共通でVSTエフェクトを導入する方式
【3.DirectShowFilter に VSTエフェクト機能を組み込む】
ffdshow には Winamp の DSP を利用する機能がありますので、これを DirectShowFilter に使用すれば上記 2-(3) と同じ方法で VST が利用可能です。
この方式でVSTエフェクトが利用できるプレーヤーは数限りなくあるのでいちいち名前は挙げませんが、例えば WMP、MPC-HC などでも適用可能でしょう。
ffdshow には Winamp の DSP を利用する機能がありますので、これを DirectShowFilter に使用すれば上記 2-(3) と同じ方法で VST が利用可能です。
この方式でVSTエフェクトが利用できるプレーヤーは数限りなくあるのでいちいち名前は挙げませんが、例えば WMP、MPC-HC などでも適用可能でしょう。
ただ、最近はどうも ffdshow の開発が止まっているようなので、今後どうなるかは不透明です。
【4.Windows のシステム自体に VSTエフェクト機能を組み込む】
最近のアップデートで、Equalizer APO が VSTエフェクトにも対応したので、これを導入すれば容易に多くのソフトで VSTエフェクトが利用できるようになりました。
但し、ASIO や WASAPI 排他モードでは効かないことに注意が必要。
【5.仮想デバイスやルーティングツール等を利用して VSTエフェクト機能を組み込む】
・・・これは当方もやってないので、省略。やや上級者向け。
尚、2や3で複数の VST を同時利用するにはプラグインチェイナーを使用すると便利です。例えば、EffectChainer が使いやすいです。他に MultiFXVST など。
或いは、ソフトによっては Winamp VST Host プラグイン の dsp_vst.dll をリネームコピー(dsp_vst2.dll、dsp_vst3.dll、・・・)して複数を組み込んで使うことも可能です。