ストレイテナー、好きなんです。ロキノン系に詳しいわけでも無く、フェスに熱心に行くタイプでも全く無い私なのですが、テナーは別なんです。カッコいいですよねー。出会いはちょうど10年ぐらい前、自分の第二期思春期みたいな時でした。その時で既に幕張メッセのメインステージを埋め尽くしてた同い年の怪物くん、ホリエアツシさん。
ついこの間、ホリエ氏単体のガチのアンプラグドな弾き語りLIVEを聴いて、心で泣いてしまったので私のベスト5をメモしておきます。ミーハーですみません。と言っても時代が偏ってます。何故ならここ最近は飛び飛びだからなんですけどね。。。真のテナーファンが読んだら怒りそう。スミマセン!!!
第5位:泳ぐ鳥
英詞に日本語タイトルでベースが凄いんですけど、このメロディでこの詩。伝書鳩は向かい風の中泳ぎ続けて傷だらけ、でも。もう、涙が。名盤『TITLE』の収録曲。
第4位:Farewell Dear Deadman
やっぱ、ホリエ氏の詩の世界観は幻想的。で、この美しい楽曲。アルバム『Dear Deadman』収録曲なんですが、アルバムまるまる順番で聴くといいんですよねー。
第3位:DISCOGRAPHY
同じく『Dear Deadman』の収録曲。最後から2番目の曲で、ここでDiscographyがグッとくるんです。この人の英詩、悲しくていいんだよな~。で、リズムとサウンドはスゴイじゃん。この人、天才だよねえ。
第2位:Eternal
最後、加筆されてますよね?I wish I couldの仮定法過去に、もう現実にはならない何とも言えない苦しさが。傷跡は消えないから忘れないエターナルにね。ダメだ、泣けてきた。切ない。
第1位:ROCK STEADY
はい、やっぱコレだね。テナー超初期の曲!フレッシュだけど芯の部分では何も変わっていないんだね。人生を一歩前に踏み出した時の気持ちを思い出させてくれるなー。二人とも若い!もーだめ、泣いてます。
以上です!いや、5曲だけなんて無理。て言うか、今の気分で選びました。泣きたいんだな、私。映画も音楽も、年取ってから改めて噛みしめると染みて染みて。きっと自分が経験と気持ちを複雑に積み重ねてきたからなんだよね。
テナーはメロディも歌詞もホントに切ないね。ああ、人生って本質的には辛く悲しいものなんだなー、なんて文学的なことを思っちゃう。けど、テナーは音でそれを悲観的にさせないから良いんだな〜。20年間、これだけの沢山の人を熱狂させるなんて、もうー、天才!
シークレットライブではサヨナラcolorもやってくれたので、当時この曲聴いて会社辞めて独立したんですよー、なんて、ご本人とライブ後にお話しちゃいました。きゃぴ☆
やー、しかし同世代の活躍は、憧れというより、もはや勇気をありがとうの域です。ファンの間では説明不要の素晴らしい人格者のホリエさん。ちなみにアンコールでROCK STEADYをリクエストしたのは私。ストレイテナー、ステキー!!