熊野古道の小雲取越を5kmほど歩き、とうとう百間ぐらに到着した。北西から南西にかけて、奥へ奥へと広がる熊野の山は、半年間想い続けていた通りの光景だった。
百間ぐらには午後の遅い時間に到着した。理由は逆光で山を撮りたかったからだが、その後に下山すると暗くなってしまうので、寝袋を持参した。寝袋で野宿するのは生まれて初めてで、山頂の暗闇はなかなかスリルがあったが、まぁなんとかなる。心配していた熊や鷹は出なかったが、帰りに鹿を見たので野生の動物は生息しているようだ。
下の写真は陽が沈む直前に撮ったもの。
下の写真は翌朝撮ったもの。
朝は濃い霧を期待したが、さすがに欲張りすぎたせいか、少しか出なかった。その代わり百間ぐらの星空が撮れた。それはまた次回。
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