デイの利用者さん達は一様に「もう十分生きました。あとは楽に死ぬだけ。」とおっしゃる方が多いのですが、医療の進歩と生活習慣の変化はそれを許してくれません。
政府の「人生100年構想」は既に現実のもの。平均寿命も90歳近くまで伸びて来ているので、もはや100歳まで生きるのために具体的にプランニングしていなければなりません。
敬老の日も近くなり、厚労省から、昨日上記の記事に関して発表。各ニュースでも実際に100以上の方にインタビューをしている場面が多く見られました。
現在最高齢の男性は明治38年生まれの112歳。昨日見たインタビューでは、「趣味の継続が長生きの秘訣!」とおっしゃていて、趣味の「漢詩」をずっと続けているようです。
こういう先輩もいらっしゃるので、「生きてるのはもう十分」とか仰らず、覚悟を決めて長生きをする道を選んでいただきたいものです。この112歳の方は自分で歩けているようでして、要は気の持ちようと、「生きがい」。趣味でも地域活動でもなんでも良いのですが、生きる目的と役割を持ちましょう。あとは転ばないように暮らすことと、内臓疾患に早めに対処するための定期受診も忘れずに。
とハッパかけてますが、100歳になると色々な特典もあるようでして・・
以前、勤めていた函館市のデイサービスに104歳の方がいたのですが、表彰状と記念品の他、現金で5万円もらってました。
それで、他の自治体は?と調べて見ました。まずは東京都。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/katsudo/2016/09/06_01.html
記念品と祝い状。そして小池知事がご自宅までやってくるそうです。ちょっと会いたいですね。ちょっとですけど。
色々とサンプル書こうと思いましたが、どこの自治体も祝い状と記念品。持ってくる人が誰なのか?という違いだけのようです。
ちなみに記念品は銀杯で内閣総理大臣の刻印入り。
こんなものでも無駄遣いと言われちゃうとは世知辛い世の中。よく記事を見ると、記念品の贈呈というのは”老人福祉法”で決まっているようですね。欲しくない人は年金支給額に上乗せとか、現金で支給というのはどうでしょう?多分安く上がるぞ!
もしくは銀のカップじゃなく、「銀のさら」の商品券とかどうでしょう。あとは”人生ゲーム”の要領で、産んだ子供の数だけ現金化できるとか・・子供産めない人から”差別だ!”とか言われちゃうか。
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