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【特集】『初代プレステの名作/迷作ギャルゲー』7選―20年前の黄金期を振り返る

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秋といえば読書の秋ですが、読者のみなさまにとってはゲームの秋かもしれませんね!ドストエフスキーのような文学の古典的名作を読むのもいいですが、ゲーマーなら古典的な美少女ゲーム、つまりギャルゲーをプレイしてみる、というのはいかがでしょう?ということで、今回は初代プレイステーションで遊べる美少女ゲームの「古典」を、名作/変わり種ともにご紹介させて頂きたいと思います。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


◆『ときめきメモリアル2』
公式Webサイト / PS.Store
発売元: コナミ / 発売年: 1999年


5枚組(!)という大ボリュームの有名作。隠しキャラ合わせてなんと総勢13名もの攻略可能なヒロインが登場し、多彩なミニゲームや当時としては斬新だった「EVS(エモーショナルボイスシステム)」の搭載など、美少女ゲームの歴史上でもトップレベルで豪華な作品だったのではないでしょうか。初代『ときめきメモリアル』とあわせて、大長編の古典名作を味わうかのようにプレイしてみるというのはいかがでしょう?

◆『季節を抱きしめて』
プレイステーション公式Webサイト / PS.Store
発売元: ソニー・インタラクティブエンタテインメント(旧ソニー・コンピュータエンタテインメント) / 発売年: 1998年


未だに根強いファンを持つ(と筆者は勝手に信じている)やるドラシリーズの二作目にして、最もギャルゲー色が強いであろう本作。やるドラシリーズの特色である全編アニメーションによって描き出されるキャラクターの動きの美しさは、当時としては革新的なものでしたし、3DCG全盛の今現在となってさえ、新しい驚きを与えてくれるでしょう!こういった古典ゆえの「新しさ」に触れてみるというのも一興ではないでしょうか!残念ながらゲームアーカイブスにはないですが、PSPへの移植版がDL販売中です!

◆『久遠の絆』
公式Webサイト / PS Store
発売元: フォグ / 発売年: 1998年


寡作ながらも高いクオリティーを保ち、うるさ型のギャルゲー/ADVファンにも認められている「フォグ」の代表作ともいえる本作。輪廻転生を扱い、平安から幕末、現代に至る、くらくらするほどに壮大な伝奇風のシナリオが特徴となっています!まさに秋の夜長にぴったりな文学的体験ができることは間違いありません!ゲームアーカイブスを始めとして、Android/iOSでもプレイ可能です。

◆『サーカディア』
プレイステーション公式Webサイト / PS Store
発売元: ソニー・インタラクティブエンタテインメント(旧ソニー・コンピュータエンタテインメント) / 発売年: 1999年


ギャルゲーというよりは、ギャルゲー要素のあるARPGといった趣向の本作。近未来の海底都市を舞台にしたSF超能力ジュブナイルもので、味方キャラクターが時には敵になってしまうのも衝撃的。世界観や設定の作り込みが素晴らしく、キャラクターも魅力的で、今でも新鮮に楽しめること請け合いです。知る人ぞ知る傑作ゲームなので、筆者一押しの、ぜひこの秋にプレイしてみて頂きたい一作です!

◆『Prismaticallization』
プレイステーション公式Webサイト / PS Store
発売元: アークシステムワークス / 発売年: 1999年


タイムリープを話の中心に据えた……と紹介すると「珍しくもない」と思われてしまいがちですが、とにかく変わった出来栄えとなった本作。説明が非常に難しいのですが、「フラグを保持するか否かを選ぶ」という斬新すぎるシステムと、「エポケー」などの意味不明な哲学用語が飛び交う難解なシナリオ。あまり難解すぎて少し笑ってしまうほどなのですが……とは言え読書には勉強的要素はつきものですので、このような難しい作品にも挑戦してみるのはどうでしょうか!

◆『ツインズストーリー きみにつたえたくて…』
プレイステーション公式Webサイト / PS Store
発売元: パンサーソフトウェア / 発売年: 1999年


筆者としても当時は全く存在を知らず、長い時を経てゲームアーカイブスで初めてプレイすることとなった一作。特筆すべきはオープニングのアニメーションシークエンスで、制作コストの節約のためか、とにかく独特の「間」をもった異常な雰囲気に仕上がっています。内容はときメモスタイルの古典的恋愛SLGですが、時代の移ろいを感じることができるので、今遊ぶと非常に味わい深い一面があることでしょう!

◆『高2→将軍』
プレイステーション公式Webサイト / PS Store
発売元: アスク / 発売年: 2000年


「学園ものギャルゲー」がタイムスリップして「戦国もの」になるという、奇抜極まりないジャンルミックスが特色の本作。あまりにもネタ感の強い思い切りのよいタイトルとは裏腹に、意外なまでに読み応えのあるシナリオで、現代では消え去ってしまった「ヘンなゲーム」の雰囲気を存分に楽しむことができます。通常の古典的名作を読むのにつかれてしまったときにプレイしてみるのはどうでしょう?

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……さて、読者の皆様、いかがでしたでしょうか。初代プレイステーションの時代はいわゆる「ギャルゲーバブル」とも重なっており、ありとあらゆる方向性のギャルゲーが登場した、ルネッサンスのように豊かな時代でもありました。せっかくの秋なのですから、ギャルゲーをプレイしながら、ここ20年近くの時代の変化に思いを馳せてみましょう!
《文章書く彦》

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