平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

シンプルな暮らし、映画、ダイエット、プチプラ、節約、いい言葉、その他日常で心に触れたものと人。

良い気持ちを込めてお金を使ったら結構楽しかった話。

私は高給取りではありません。生活には困っていませんが、「貯金めっちゃあるよ!」とは言い難く。働くことは好きですが、「稼ぐ」とか「お金持ちになる」という話にあまり関心を持たず、物欲もない人間です。

そんな私が夏のボーナスで少し余裕が出てきたので「9月はいつもよりお金を使ってもよい月」というルールを設定して過ごしたら楽しかったという話です。

 

自分のため≒人のため

美顔器を買いました。3万しませんが私には普段なら大きな買い物。ですが自分へのご褒美に買うと決めていたのでパパッと購入。買った後は謎の爽快感が。

誰かに何かを奢ったり、贈り物をする機会も今月は意図的に増やしてみました。飲み代多めに出すとか出張先でお土産買ってきたりとか、その程度。でも笑顔でお礼が返ってきます。

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人を喜ばせたり、何かに役立つことに投資をするといった「良い気持ちを込めた払い方」をすると、お金以外の価値あるものが時間差で返ってくることも。


使うところ、使わないところ

使うところ

 

・好きな人、人間関係
今ここで、その人としかできないこと優先。

・旅行
上記のものと理由は似ています。

・未知の体験
心と頭に良いことには抵抗なく!

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使わないところ

 

・服、かばん
ファッションに疎いのもありますが。

・機器
最新モノについていけず、今あるもので充分。

・交通費
ダイエットも兼ね、徒歩か自転車を優先中。

熟考も大事

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何かを買う時、「これにお金を払う価値が本当にあるのか」ということを結構考えます。物を減らしたいというのも大前提としてあるのですが、文字通り損得勘定がぐるぐる。

お金を使わなかったことに関して後悔したことはあまりないので、これはこれで重要なことなのだと思っています。

 

祖父母のおしえ

敬愛する祖父母からは「出ていくお金があるのはありがたいこと」と言われていました。「財布のお札はキレイなもので向きは揃える」も常々言ってました。

大切なものを大切に扱って大切に送り出す、ということを教えられていたんだと改めて思います。まだまだ実践できてません。

まとめ

数年前までは、使い道はどうあれとにかくお金を使わない!という暮らしをしてきたので尚更そう感じますが、それは倹約ではなくただのケチですね。

お金そのものがあるから幸せなのではなく、それをどう使い、何に換えるかが大切。
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毎月ちょっとずつ着実に貯めつつ、使いたいところには使う。お金に余裕がありつつも慎ましく質素に暮らすのが理想です。

お金がたくさんあればそれはもちろん嬉しいから、嗚呼矛盾。


本日の名言。


You can easily find people who are ten times as rich at sixty as they were at twenty; but not one of them will tell you that they are ten times as happy.

二十代の頃より10倍金持ちになったという六十代の人間を見つけることは簡単だ。だが、そのうちのだれもが10倍幸せになったとは言わないはずだ。

バーナード・ショー