チビチリガマ荒らし 逮捕の少年「肝試しに行った」

チビチリガマ荒らし 逮捕の少年「肝試しに行った」
沖縄戦で住民が集団自決に追い込まれた沖縄県読谷村にある自然洞窟「チビチリガマ」が荒らされ少年4人が逮捕された事件で、逮捕された一部の少年は「チビチリガマに肝試しに行った」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
チビチリガマは、72年前の沖縄戦で、上陸したアメリカ軍が迫る中、集団自決に追い込まれて住民83人が犠牲になった読谷村にある自然洞穴で、戦争の悲惨な記憶を今に伝える象徴的な場所です。

今月12日、奉納されていた千羽鶴が引きちぎられたり、遺品が壊されたりしているのが見つかり、警察は15日、沖縄本島中部に住む16歳から19歳の無職の少年3人と、17歳の解体工の少年の合わせて4人を千羽鶴を引きちぎったなどの器物損壊の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、4人は調べに対し、「やったことは間違いありません」などと、容疑を認めているということです。また、一部の少年は、「チビチリガマに肝試しに行った」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

遺族が片づけ

チビチリガマでは、16日、沖縄戦で集団自決に追い込まれて亡くなった住民の遺族が片付けを行いました。

現場では、千羽鶴が引きちぎられて地面に散乱し、平和を願う詩が書かれた看板は投げ捨てられています。遺族たちは状態のよい千羽鶴を元の場所に戻したり、看板を設置しなおしたりしていました。今回の事件では、15日、沖縄本島中部に住む16歳から19歳の少年4人が器物損壊の疑いで逮捕されています。遺族会の與那覇徳雄会長は、「容疑者が県内に住む少年と聞いて大変ショックを受けています。沖縄の歴史を知っているはずなのに、なぜこのようなことをしたのか知りたいです」と話していました。
チビチリガマ荒らし 逮捕の少年「肝試しに行った」

チビチリガマ荒らし 逮捕の少年「肝試しに行った」

沖縄戦で住民が集団自決に追い込まれた沖縄県読谷村にある自然洞窟「チビチリガマ」が荒らされ少年4人が逮捕された事件で、逮捕された一部の少年は「チビチリガマに肝試しに行った」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

チビチリガマは、72年前の沖縄戦で、上陸したアメリカ軍が迫る中、集団自決に追い込まれて住民83人が犠牲になった読谷村にある自然洞穴で、戦争の悲惨な記憶を今に伝える象徴的な場所です。

今月12日、奉納されていた千羽鶴が引きちぎられたり、遺品が壊されたりしているのが見つかり、警察は15日、沖縄本島中部に住む16歳から19歳の無職の少年3人と、17歳の解体工の少年の合わせて4人を千羽鶴を引きちぎったなどの器物損壊の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、4人は調べに対し、「やったことは間違いありません」などと、容疑を認めているということです。また、一部の少年は、「チビチリガマに肝試しに行った」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

遺族が片づけ

遺族が片づけ
チビチリガマでは、16日、沖縄戦で集団自決に追い込まれて亡くなった住民の遺族が片付けを行いました。

現場では、千羽鶴が引きちぎられて地面に散乱し、平和を願う詩が書かれた看板は投げ捨てられています。遺族たちは状態のよい千羽鶴を元の場所に戻したり、看板を設置しなおしたりしていました。今回の事件では、15日、沖縄本島中部に住む16歳から19歳の少年4人が器物損壊の疑いで逮捕されています。遺族会の與那覇徳雄会長は、「容疑者が県内に住む少年と聞いて大変ショックを受けています。沖縄の歴史を知っているはずなのに、なぜこのようなことをしたのか知りたいです」と話していました。