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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、前回の記事で、クレジットカードは金利のかからない決済ルールを徹底すれば、ポイント還元などで年間10万円も不可能ではないことを管理人の例(リクルートカードプラス及びリクルートカードとイオンカードセレクト)で、報告したところです。
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しかし、管理人は、クレジットカード会社が大損してしまう高還元ポイントサービスをいつまでも続けるはずがないという一抹の不安を抱いています。
一時、史上最強のクレジットカードとして一世を風靡し、かつて私も愛用した漢方スタイルクラブカードが、2018年3月に消滅することとなったからです・・・。(黙祷)
本日は、もしもの場合に備えたポイント還元代替クレジットカードの選択について考えてみます。
- 1 管理人のとても浅いクレジットカード史
- 2 税金や公共料金を間接的に安くできるクレジットカード群
- 3 クレジットカード史上最強のカード 漢方スタイルクラブカード
- 4 漢方スタイルクラブカードが消滅する理由考
- 5 年会費無料で、高還元率を誇るカード
- 5-1 REXカード
- 5-2 P-one wizカード
- 5-3 DCカードJizile
- 6 まとめ
1 管理人のとても浅いクレジットカード史
管理人がこよなく愛するリクルートカードプラスとリクルートカードは、実は後発組で、誕生は2013年と、とても新しいカードです。
管理人は、実はクレジットカードは借金が怖くてずっと使っていませんでした。
使い始めたのは、15年ほど前、イトーヨーカドーのIYカードが初めてです。年に50,000円以上利用で年会費無料となり、還元率1%というまあまあのカードでした。
本格的に使い始めたのは、2012年にイオン100株株主になってからです。
なろうと思ってから3年もかかりました・・・。
イオン100株株主となると、利用額の3%を現金で還元しつつ、カードで1%(waonにチャージ)、イオン銀行でもポイント付加と、利用金額により年間6万円近くも得することができます。
このとき、現金よりもクレジットカードが絶対に得をすることに目覚めました。
↓ 半期に1度利用額の3%分が現金で還付されます。管理人は10,000円前後が現金で還付されます。
イオン100株主になったことをきっかけに、いろいろと調べていくうちに、毎年支払う固定費である各種固定費(固定資産税、自動車税)をクレジットカードを利用すると安くなるということを知りました。
とても信じられませんでした。
ときあたかも電子マネーが広がる前夜でした。
2 税金や公共料金を間接的に安くできるクレジットカード群
ご存知の方は少ないですが、数ある電子マネーのうちnanacoだけが、税金や公共料金の決済ができます。
nanacoには、クレジットカードでチャージできますが、極く一部のクレジットカードだけが、チャージ分ポイントを付与します。
この仕組みを利用すれば間接的に税金を割引することができです。
現時点(2017.9)において、nanacoチャージでポイント付与される代表的なクレジットカードは次の3つです。
数あるクレジットカードのうち、EC市場を持つカードのみnanaoチャージでもポイント付与をサービスしています。
nanacoチャージによるポイント付与サービスは、EC市場誘導を目的とする顧客獲得の手段としていることは間違いありません。
3 クレジットカード史上最強のカード 漢方スタイルクラブカード
漢方スタイルクラブカードは、2012年に現在のカードにリニュアルし、当時還元率1.75%と他のクレジットカードよりも還元率は落ちましたが、nanacoにチャージしてもポイントが付与されるという奇跡のカードとなりました。
後にリクルートカードプラスが2%還元を引っさげてカード市場に参入しました。
この仕組みを利用して、漢方スタイルクラブカードから、nanacoにチャージし、nanacoで税金や公共料金を支払えば、間接的に1.75%分税金や公共料金が安くなります。
漢方スタイルクラブカードからnanacoに4万円チャージすると、この時点でチャージした漢方スタイルクラブカードに700Pがつきます。
このnanacoで自動車税(39,500円)を支払えば、間接的に自動車税が700P割り引かれるという裏技です。
たかが700Pと思われるでしょうが、税金を少しでも安くしたいというのは、庶民のささかやな夢です。
これが固定資産税ともなると、破壊的な効果となります。
年間40万円とすると40万円×1.75%=7000Pも税金を安くする驚異の裏技でした。
さらにすごいのは、漢方スタイルクラブカードのポイントは、Jデポと称し、JACCSのカード決済に使えるポイントであるということです。
カード決済金額にそのまま使える金券と同じポイントです。
これがリクルートポイントと決定的に違っていたため、ポイント還元率こそリクルートカードプラスには負けますが、利用のしやすさでは漢方スタイルクラブカードに軍配が上がり、管理人も漢方スタイルクラブカードを愛用していました。
↓ 四半期ごとにポイントが付与されます。年間5万円はポイントが付与される史上最強のカードでした・・・。
しかし、マイナス金利と共に改悪が続き、2015年6月にポイントこそ、1.5%付与されますが、nanacoチャージは、0.25%のポイント付与とパワーダウンは著しく、管理人は改悪に合わせ、2015.9月に止む無くリクルートカードプラスに切り替えました。
ポイントそのものはまだ1.5%と並みのカードよりも還元率は高いので、漢方スタイルクラブカードの復活を密かに期待していました。
しかし、残念ながら2017年6月より新規発行を停止しました。
そして、ついに2018年3月にリーダーズカードに吸収されることが決定しました。
漢方スタイルクラブカードの消滅です。
4 漢方スタイルクラブカードが消滅する理由考
クレジッドカード史上最強のカードとして一世を風靡した漢方スタイルクラブカードが消滅する理由は何なのでしょうか?
クレジットカード会社は、分割払いとリボ払いによる金利と加盟店手数料で利益を生んでいます。
金利が得られない利用者は、クレジットカード会社にとっては、招かざる客です。
EC市場の利用のように誘導できればいいのですが、クレジットカードの利用だけで金利や手数料を上げようとするには、ポイント還元は、ポイント還元を目的にだけ利用する利用者が増えれば増えるほど、損失を膨らましていきます。
同じような理由から、高還元を謳ったリーダーズカード、エクストリームカードも消滅することとなりました。
かつて、高還元クレジットカード四天王と呼ばれたリクルートカードプラス、リーダーズカード、REXカード、エクストリームカードのうち残るのはREXカードのみとなります。
厳しいマイナス金利の影響を受けているのは、まず間違いのないところです。
5 年会費無料で、高還元率を誇るカード
現在、リクルートカードの還元率は1.2%ですが、この還元率を超えるクレジットカードは現時点で3種類あります。(2017.9月現在)
5-1 REXカード
カカクコムと提携していることで有名なREXカードです。
JACCSとしては、漢方スタイルクラブカードとエクトリームカードを無くす今、最後の高還元率カードとしてREXカードを残す予定です。
実はREXカードも改悪となり、2017年10月から還元率1.5%が1.25%となります。
ただし、リボ払いの場合は1.75%となります。
リクルートカードと比較した場合、nanacoチャージでポイントが付与されないのが、マイナスポイントです。
5-2 P-one wizカード
あまり聞き慣れないカードです。発行元はポケットカードで東証一部上場会社です。
前身はニチイクレジットカードで、後のマイカルカードとなりましたが、マイカルの消滅により消費者金融の三洋信販に吸収されました。
現在は三井住友銀行傘下となり、ファミリーマート、伊藤忠商事の持分適用会社となっています。
年会費永年無料で、還元率1.5%を誇る年会費無料カードの中では最強のカードです。
1%分は利用額から差し引かれ、残りの0.5%(正確には0.49%)はTポイントが付与されます。
ただし、管理人がこれまで積極的に勧めて来なかったのは、このカードはリボ払い専用カードだからです。
初回はリボ払いの手数料が無料でとなっています。
全額払いが希望する場合は、カード入会後、「ネットカウンター」という会員サイトから手続きすれば変更することは可能です。
おそらくは手続きをしない方が圧倒的だと思います。
利用する場合は、全額払いとすることを絶対に忘れないでください。
5-3 DCカードJizile
このカードもあまり聞き慣れないカードだと思いますが、三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードです。
このカードも年会費永年無料で、還元率1.5%を誇ります。
他のポイントと交換することができるカードでしたが、年々提携交換ポイントは少なくなっています。また、交換率も悪くなっています。
最強の使い方は、MasterCard提携のジザイルカードで、au WALLETへのチャージすると、チャージ時の1.5%+利用時の0.5%で合計2.0%還元とすることができます。
au利用者はお得です。
ただし、このカードもまた、リボ払い専用カードであることに要注意です。
初回に全額支払えば全く手数料、金利はかからないことになっています。
ジザイルカードのリボ払いの初期設定は、月5,000円となっているので、月5万円にしておいて、5万円を超えた場合は、会員サイト「DC Webサービス」で手続きするか、サポートデスクに連絡すれば全額支払いにすることが可能です。
しかし、手続きは忘れるものです。
利用する場合は、全額払いとすることを絶対に忘れないでください。
管理人はリボ払い専用カードは、おススメはできません。
6 まとめ
いかがでしたか。
高還元ポイントクレジットカードが絶滅寸前であることがおわかりいただけたでしょうか。
まだ1.5%還元を謳ったカードもちらほらありますが、リボ払い専用カードであったり、改悪で1.25%(しかもnanacoチャージポイントなし)など、厳しい条件のカードばかりです。
やはり総合的には、現時点においてはリクルートカード(1.2%)が最強です。
また、ネット通販を頻繁に使う人ならば、Yahoo!JAPANカードや楽天カードの方が安心確実であることは間違いありません。
繰り返しますが、クレジットカード会社は、利用料の金利と加盟店からの利用料徴収から収益を得ています。
高還元だからといって、手続きを忘れてリボ払い専用のまま使うことのないようご確認をいただければ幸いです。
それでは
さらば!漢方スタイルクラブカード!合掌