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(あらすじ)温泉で村での残酷な言い伝えを語り合う、○学生男子と女子○生。
しかし次第にHな話題になり、二人は秘密の行為を始めるのだが……

              一 

 今年も少し気が早い冬が、村に雪を運んできた。
 僕が○学○年生の時、山に囲まれていた村には古びた無料の温泉小屋があった。
 この季節になると雪が降るせいで山の麓にある温泉小屋には、あまり人が来ない。
 一応混浴ということで、みんな水着着用で入る事にはなっていた。
特に夕方になると真っ暗になり、結構薄気味悪かった。
 江戸時代は処刑場などが、近くにあったそうだ。
 村以外の人にはただの山小屋にしか見えないだろう。その日は、いくら服を着込んでも、素肌を晒しながら歩いているかのような寒さだったのをよく覚えている。

 僕は部活の帰りに山を登り、この温泉に入るのが楽しみだった。
 もちろん今日も水着は着用していない。
 どうせ誰も来ないのだから。
「ん?」
 アルミ製のサッシが開いて、水着を着た女性が入浴して来た。近所のおばさんだろうか?
 だが、その人は体がすらりとしていて、とても張りのある肌をしている。
 近所の中学生だろうか?
(あ、あれは……
 浴室に入って来たのは、最近都会から、この田舎に引っ越してきた○校生だった。
 大変な美少女だが、変わり者という噂だった。
 先月も江戸時代の刑場跡などをうっとりとした表情で、眺めていたりしていたのを良く覚えている。
 その場所は罪人をはりつけにして、その骨は地面に未だに埋まっているといういわくつきの場所であった。
 そういえば昨日も山の近くの墓場で、楽しそうに栗拾いをしていたっけ。
 彼女のふわふわしたフランス人形みたいな栗色の髪は、アップにして束ねていた。
 うっすらと薄いリップクリームをしているせいで、なんだか大人びて見えたのを今でも思い出す。
 僕ははずかしさのあまり、浴場から急いで飛び出した。
 なにせ僕は水着を着用していないのだから、このままではあのお姉さんにお尻やちんちんが丸見えになってしまう。
(しかも十二歳になったばかりで、僕には毛すら生えていなかったのだ)
 突然お姉さんは、僕に話しかけてきた。
「ねえ、ボク?」
 何か僕に聞きたい事でもあるのだろうか?
「す、すいません!」
 僕は急いで、浴場から逃げ出した。もちろん腰にタオルを巻いて。



 次の日、僕はまたあの温泉に向かった。
 理由は簡単で、あの綺麗なお姉さんの水着姿が、また見られるかもしれないと思ったからである。
 今日僕はしっかり海パンを履いていた。これなら恥ずかしくない。
 そして、夕日が沈む時間に、お姉さんが浴室に入ってきた。
 彼女の姿は湯けむりの向こうなので、少しぼやけて見えるが、時々見える白い肌がまるで幽霊の様に見えた。
 そして彼女は湯船に入るなり、僕の姿を見つけるとのんびりした声で話しかけてきた。
「ねえボク? 聞きたい事があるんだけど、いいかしら?」
「は、はい」
 少しかちんとくる。よく考えたらボクなんて言い方は、完全に子供扱いだ。
「この温泉の向こうの小屋に、昔水車があったって聞いたんだけど」
「え? ええ……確か三年前に台風で壊れてしまったはずですが」
「そう……壊れてしまったの? 残念だわ」
「残念? どうしてですか?」
「昔、その水車の車輪に人を縛りつけて、拷問していたらしいのよね? 一度実物を見てみたかったの」
「ご、拷問?」
「ほら、水車って回転するから、人間が水に沈んだり浮き上がったりするじゃない?
 多くの水を飲んで弱った人間を、後でなぶり殺しにするらしいのよ」
 思わず、寒気がした。なんなんだ? この人は。
 でも、彼女はありがとうと言いながら、僕に冷たい紅茶缶を渡した。この湯船は、長く漬かっていると熱くなるので飲み物はありがたい。
「あの窓から、小屋の残骸が見えないかしら?」
 そう言いながら、お姉さんは湯船から出ようとした。
 その様子を見ていた僕は絶句した。
 いきなり真っ白お姉さんのお尻が、目に飛び込んできたのだから。
 しかも一瞬きれいな産毛まで見える。
(お、お姉さんは裸? 水着を着ていないのか!)
 お姉さんさんは何も纏わずに、この湯船に入っていたのだ。にごり湯だからまるで気がつかなかった。
 女の人が全裸で温泉にいる事に、僕の心臓は飛びあがりそうになった。

「ち、ちょっと待ってください! お姉さん、水着は?」
「え? ああ、どうせ誰もいないから持ってこなかったのよ」
 女子○生のお姉さんが全裸でいるというだけで、○学生の僕には鼻血が出そうな状況だった。
 湯気で、うっすらとしか見えないが間違いなく、おっぱいのシルエットも見える。
 僕のちんちんは一瞬にして、立ってしまった。だが、今日は海パンを履いているし、にごり湯のおかげで見えないのがありがたい。
 お姉さんは、僕にまた色々と尋ねてきた。
「この村では、罪人を頻繁に処刑が行われていたって本当?」
「え、ええ。火刑も多かったらしいですよ」
「火刑?」
「薪をくべて焼き殺していたらしいですが。大抵は火が回る前に煙で窒息死するけど、この村ではわざと風が強い所で焼き殺していたらしいです」
「どうしてかしら?」
「気持ち悪い話ですけど、そうすることで、生きたままじわじわとやけどを負いながら三時間もかけて焼き殺せるそうです……そうおじいちゃんから聞いた事がありますよ」
「本当? 凄いわね。ねえボクはなんという名前?」
 また子供扱いされて、腹が立った。彼女は僕が子供だと思って平気で裸のままでいるんだ。僕の下半身は凄い事になっているというのに。
「つかさです」
「そう、つかさ君というんだ? ○学○年生位かな?」
「ち、ちがいます! ○年生になりました!」
「あ、ごめん、ごめん! ねえ、また明日も話しを聞かせてね?」
「いいですけど」
「あたしの名前は教えたっけ?」
「いいえ? まだ聞いていません」
 彼女は自分の名前を思い出そうとした。まさか自分の名前を忘れたのか? 
 本当にのんびりした人なんだな。
「そうそう、思い出した。あたしの事、かんなと呼んでね?」
「はい、かんなさん」
「そう、じゃあつかさくん? 明日も絶対ここに来てね?」
 かんなさんは、初めて僕に笑顔を見せるとそのまま湯船からあがり、立ち去った。

                 二

 次の日、僕はまた夕方頃になると温泉に出かけた。今日も海パンをきちんと着用したから、おちんちんが立っても大丈夫だ。
 今日かんなさんはきちんと、水着を着てくるだろう。
 さすがに、昨日僕がいたんだしな。
 また夕方頃、胸だけバスタオルで隠してかんなさん浴場にやって来た。
 大きい宝石の様な瞳に、尖った顎先、そしてまるで日本人離れした白い肌。
 一瞬にして僕は彼女の姿に見とれてしまう。
「あ!」
 しかも湯船に入る瞬間、バスタオルを取り去る。
 いきなり、白くて綺麗なお椀の様なおっぱいが僕の目に飛び込んできた。
 ぜ、全裸じゃないか!
 しかも、僕に近づくたびにかんなさんのおっぱいが小刻みに、揺れている。
 おんなの人のおっぱいが揺れている光景なんて、僕は生れて初めてでどきどきした。
「こんばんは、つかさくん」
「ちょっと、かんなさん! あの……その……水着は?」
「ああ、どうせ誰もこないし……この温泉にいるのは子供のつかさくんだけだし」
「ぼ、僕は男です!」
「そういえば、そうね。あ、そうかぁ、つかさくんはあたしに照れているのかしら?」
 そう僕を子供扱いにして、かんなさんは僕の頭を撫でる。
 そして、また僕におやつを買ってきたとなだめるように言った。
「馬鹿にしないでください!」
「あ、ごめんなさい。ねえ? 今日も話してくれるんでしょう?」
「え?」
「この村で行われてきた処刑法についてよ。つかさくん? 何か知っていたら、お姉さんに教えてほしいの。どんな些細な事でもいいわ?」
「え、え……っと」
 そう言うと、ようやくかんなさんは、綺麗な純白のおっぱいを自分の左腕で隠した。
 一瞬綺麗な桜色の小さな乳首が、見えていたのを今でもよく覚えている。
「この村では、昔贋金作りの職人がよく処刑されていたそうです」
「へえ、どんな方法でかしら?」
「釜ゆでだったそうですよ。腰までつかる大窯に、罪人を釜に押し込めて茹でたそうです」
 そう言うと、かんなさんは頬を赤くして嬉しそうな表情をした。
「かんなさん? どうして、この村はそういう場所が多いのでしょうか?」
「ここの村は江戸から追い出さされた罪人がたむろしていたそうよ? だから、いくらでも残虐な処刑が行われてきたらしいの。ちょっと調べただけで、馬を使って体を引き裂いた処刑法とか……ああ、もちろん馬が引っ張っただけでは、人体は引き裂かれないらしくて。だからね、あらかじめ刀で腕や足に切り込みを入れておく。そうすれば、馬の力でも千切れるらしいわ」
 大人しそうなかんなさんは、そういう残酷な事が好きなのだろうか?
 僕は、一瞬恐ろしさを感じたが、同時にその話に引き込まれていく。
 黙っていると、かんなさんは僕に話しかけてきた。
「あ、ごめんなさい? 少し、つかさくんには気持ち悪い話だったかな?」
 そういうと、かんなさんは湯船でうつ伏せになってバタ足を始めた。
 いきなりぷるんとした白いお尻が、見えて僕はまたどぎまぎした。
 しかも、かんなさんの綺麗な裸体が、にごり湯でも見えてしまう。
 おっぱいも、脚が動くたびに揺れているのだ。
「いえ、そんな事ないです。あとこれおじいちゃんに聞いたのですが」
「なにかしら?」
 かんなさんは、僕の所に身を寄せてきた。僕は恥ずかしさのあまり顔を赤面させつつも答える。
「た、例えばですね……のこぎりで、人を切断したり……
「のこぎり? それは人体を縦に切るの? 横に切るの?」
「おじいちゃんの話ですと、下半身の方から、頭に向かって切っていくそうです」
「ひどいわね。人間って横の切断は簡単だけど、縦は難しいのよ。本当に、ここの田舎に引っ越してきて本当に良かったわ。なんでもかんでも、よりどりみどりじゃない」
「よりどりみどり?」
「そう、お墓には美味しい栗も柿もあるし」
 綺麗な白い人形の様な肩と、うなじを見ていると更にどぎまぎする。
 村の男達はかんなさんに、みんな女の子として興味を持っているようだった。
 だが、さすがに毎日墓場や処刑場跡でのんびりお茶を飲んでいる姿に多少戸惑っているようだが。
 僕はかんなさんの事が、好きになっていきそうだった。

 突然かんなさんは、僕の下半身を見ると大声をあげた。
「あ、つかさくん! ずるいわ……どうして水着を着ているの?」
「ここは混浴だから、着なくてはいけないルールなんです!」
「ねえ、つかさくん? その水着脱ぎなさいな? そもそも江戸時代はきちんと裸で混浴するのが当たり前だったのよ?」
「い、いやです……
「いや? そう……やっぱりあたしだけ裸なんてなんだか寂しいわ……
 ふと、かんなさんはさみしそうな表情を見せた。
 それでも僕のちんちんは、かんなさんの裸体のせいでかちこちに固い。
「大丈夫よ? つかさくん、どうせあたし達二人だけだし」
「そ、そうですけど」
「あたし達だけだよ……? それも、つかさくんは子供だから、やっぱり水着を着ていないとはずかしいかしら?」
 僕をからかうように、かんなさんはくすくす笑った。
 また子供扱いされた事に、少し頭にきた。
「そ、そんな事ないです! 今海パンを脱ぎますから!」
 僕は、とうとう決心して海パンを一気に脱いだ。
 完全に立ったちんちんがバネの様揺れながら、かんなさんの目の前に現れたのだった。
 

                 三


「きゃ!」
 かんなさんは、突然現れた僕のちんちんを凝視した。
 ちんちんはそれ程大きくはなかったけど、固さと元気があった様な気がする。
 まっすぐ竹の様に反り上がった様は、僕自身恥ずかしくて仕方がなかった。
 僕はクラスでも小柄な方だったので、かんなさんにとっては本当に子供と接している感覚だったのだろう。
 そんな子供のちんちんが、勃起していたのである。
 我に返ったかんなさんは、急いで白いおっぱいを腕で隠す。初めて頬を赤らめて恥ずかしがった。
「ご……ごめんなさい? まさか、つかさくんのおちんちんが立っていたなんて……すごいね? お腹まで届きそう……
「す、すいません」
「い、いいのよ。そう……つかさくん、あたしのおっぱいを見て立っちゃったのかしら?」 
「は、はい」
「つかさくんはエッチなのね?」
 僕は急いでちんちんを隠す為に、湯船につかった。
「ち、違います! 僕は、エッチじゃないです!」
 当時の僕にとっては、次自分がエッチという事がばれるのは、凄く恥ずかしい事だった。
 エッチな僕だと知って、かんなさんに嫌われると思い焦る。
「つかさくんにはあたしに本当の事、言ってほしいな」
「え?」
 かんなさんは、この場を和ませる様に冗談ぽく笑った。
「あの温泉が出てくる場所に、あなたを突き飛ばしてもいいのよ? 多分沸騰寸前な位に熱いかもしれないわ?」
「はは」
「大丈夫、あたし達だけの秘密にしましょう?」
「本当に秘密にしてくれますか?」
「ええ、もちろん。あたしとつかさくんだけの、秘密よ? 仏様に誓ってもいいわ?」
 ふたりだけの秘密……その言葉に興奮した僕は、とうとう話してしまった。
「は、はい。僕はかんなさんのおっぱいを見て、Hな気分になっていました」
「でもあたしのおっぱいは、小さいでしょう?」
「いいえ、す、すごく綺麗なおっぱいだと思います」
 そういうと、かんなさんは、やっぱりすこし恥ずかしそうにうつむいた。
「つかさくんが、子供だと知っていてもやっぱりはずかしい……
「僕だって、男です! こどもじゃないです!」
「うん、うん。ごめんね? ねえ、ただ心配なのよ?」
「心配?」
「そう。もしかしたらつかさくんのおちんちん……包茎かもしれないわ?」
 その当時の僕にとって、それはまるで悪魔の声に聞こえた。包茎?
 そういえばクラスのみんなが言っていた気がする。おちんちんの皮は剥けたか? と。
 急に不安になり、僕はかんなさんに尋ねた。
「あの、僕は包茎なんでしょうか?」
「もう一度おちんちんを見せてみて?」
「で、でも……
「もちろん、誰にも言わないわ。つかさくん、このままじゃ病気になるかもしれないわよ?」
「は、はい……
 僕は仕方なく、もう一度湯船からあがると岩場に座った。
 もちろん僕の横に、かんなおねえさんが全裸で岩場に座りながら僕のちんちんを眺める。
 彼女は、恥ずかしそうに両手で口元を押さえていた。
 金糸で紡いだ様な栗色の髪から、すこし甘い香りがする。ますます、僕のおちんちんはますます固くなって天井に向けて反りあがっていた。
「か、かんなさん……はずかしいです」
「もう一度言うけど、二人だけの秘密にするから安心してね?」
「はい……
「今、つかさくんのおちんちんは立っているけど、皮が完全に鬼頭に被ったままだわ?」
「ま、まずいのですか? 僕はずっとこの形のままですが」
「うん……皮がかぶっていると、ばいきんがたまってくるし。そこから色々な病気にもなる……最悪Hが出来なくて、子供が作れない事もあるのよ?」
「た、助けてください!」
 かんなさんは、こくりとうなずくと真剣な表情で尋ねてきた。
「皮をむいた事ある?」
「え?」
「お、おちんちんの皮をつかさくんは剥いた事ある?」
 この質問は当時の僕には、死ぬほど恥ずかしい事だった。
「あ、ありますけど。でも、皮を剥くと痛くて……
「そう、多分鬼頭が刺激に慣れてないのね。ねえ、皮を剥いてみて?」
 剥く? ここで? だが、かんなさんは優しくほほ笑んだ。
 僕は、言われるままにかんなさんのすぐ目の前で、ちんちんの皮を右手でおそるおそる剥いた。お湯につかっていたせいか、ぬるりと皮がむけて真っ赤なちんちんの先が見えた。
 もちろん、ちんちんの先には垢がたまっている。
 かんなさんに、僕のおちんちんの垢を見られる事が恥ずかしくて仕方なかった。
「ああ、やっぱり垢が溜まっているわ……本当に洗っていないのね? そこは、きちんと洗わなきゃ駄目よ?」
「でも……痛くて」
「あたしもお大事を洗う時、少し痛かったし」
「お大事?」
 かんなさんは、女の子もそういう部分があると教えてくれた。
「毎日きちんとおちんちんを洗っておけば、痛みもなくなるし……その内皮も剥けてくるわ」
「詳しいんですね」
「それはそうよ。人体は面白いわ? 昔トルコの国が、海賊を捕まえると生皮を剥いで処刑したそうよ。ナイフで一切れ一切れ丁寧にね……そして長い時間をかけて血まみれの生肉をさらしながら死んで行くのよ」
 怖い話を聞いて、少しはちんちんが萎むかと思ったが逆だった。綺麗なかんなさんのおっぱいが目の前にあるのだから。
「つかさくん? 教えてあげましょうか?」
「な、何をです!?
「もちろん、洗い方よ」
 そう言うと、温泉にあったレモン石鹸をかんなさんは泡立てると、僕の鬼頭を手で包んだ。
「い、痛いです!」
「大丈夫。やさしく洗ってあげるから。このまま手で皮を剥いた状態にしていてね?」
 確かに、柔らかな泡のおかげで次第に痛みはなくなってきた。
 だが、目の前にかんなさんの綺麗な純白のおっぱいが揺れている。
 そして、ふとかんなさん下半身が見えた。柔らかそうな陰毛が、薄く生えている。
 その先にははっきりと縦筋が見えてしまう。

 いきなり僕の下半身が、何か急に波が押し寄せるかの様に、何かが湧きあがってきた。
 それはそうだ。かんなさんが僕のおちんちんを洗っているのだから。
 それも素手で。
「か、かんなさん! も、もうやめてください!」
「駄目よ? きちんと洗わなきゃ? こうやって毎日優しく丁寧に洗えば、次第に痛くなくなるわ? ほら、鬼頭をきちんと洗わなきゃ」
「ぼ、ぼくは……そ、その、い、痛い」
「がまんして? その内慣れるから」
 そして、おちんちん全体がかんなさんの手で洗われているせいで、更に熱くなる。
 どくどく、どくどくと僕の下半身から何かが、あふれ出そうな感覚に襲われ思わず喘ぐ。
「あ、あああっ!」
「やっぱり、痛い?」
 かんなさんの小さくて可憐なピンク色の乳首が目に入った瞬間、「熱さ」は頂点に達した。
「か、かんなさん! なんだか僕……あ! あっ、あああっ!」
 どぴゅ、どぴゅ、ど、どっぴゅ。
「つかさくん? きゃ!」
 僕のちんちんから、清純なかんなさんのおっぱいと、お腹にむけて白濁駅を、何度も何度もまき散らした。
 白い液体が、どろりとかんなさんのなだらかなおっぱいの上を、どろりと流れていく。
「あ、あの……
 宝石の様な、かんなさんの瞳に涙がにじんでいた。
 やばい。どうしよう。
 かんなさんに精子をまき散らしてしまった!
 僕は、この場から逃げ出した。

 
                 四


 家に帰ると、そのまま僕は布団に入り込み震えた。
(ああ、僕はかんなさんに対してなんという事をしてしまったんだろう)
 それから三日間、例の温泉に僕は行かなかった。
 
 そしてふと山を見ると雪が降り積もり、更に温泉までの道のりは困難に思えた。
 しかし僕は、いつの間にか温泉にまた足を運んでしまう。例えかんなさんに殺されても、また会いたい気持ちだけは誤魔化せなかった。
 父ですら、夕食時「あのいつもお寺や、墓場にいる綺麗な女の子、めんこいなあ」を呟く程だ。
 墓場で栗を拾っている、かんなさんの姿は確かに綺麗だと思う。
 村の若者達も、誰が最初にかんなさんに声をかけるか話し合っているそうだ。
 ああ、僕はそんなかんなさんに、なんと精子をかけてしまったんですよ?
「会いたいなあ、かんなさんに……
 いつの間にか、僕はかんなさんの事が好きになっていた。
 そして、頑張って山を登っていく。


 夕方の六時に温泉に着くと、そのまま浴槽でかんなさんを待ってみる。
「でも、もうかんなさんは温泉に来ないかもな……もう六時半か……
 まるで、浴室が夕日の光のせいで浴室が赤の絵の具で塗ったみたいだ。
 そう思った時、アルミ製サッシがガラガラと開いてかんなさんが現れた。
 かんなさんは温泉小屋に、誰もいないと思ったのだろう。
 タオルで裸を隠しておらず、しかもいつも結わえていた髪をほどいており、フランス人形みたいな栗色の髪が夕日の光を浴びて綺麗だった。
「つ、つかさくん」
 最初は少し、戸惑った顔をしたかんなさんだったが、そのまま湯船に入ってきた。
「もう、来ないかと思ったわ?」
「あの、この間はすいませんでした……僕は」
 どうしていいのか分からず、思わず泣きそうになる。
「いいのよ。つかさくんは男の子なんだね? まさか射精できるなんて、思わなかった」
 僕は、どうしていいのか分かららなくて、涙ぐんだ。
「ああ、泣かないで。良かった……またつかさくんと会えて」
「僕も、かんなさんに会いたくて来ちゃいました」
「本当に?」
「ほ、本当です。すいません、僕はかんなさんに……
「ねえ、これから話す事は秘密にしてくれる?」
「は、はい」
 かんなさんは、湯船に入りながら語りかけてきた。
「あの後、つかさくんの精子を舐めてみたの」
「え? な、舐めた?」
「とても、美味しかったわ。そして、あなたの精液を何度も何度も舐めながら思ったの。これはつかさくんを拷問しなきゃならないと思って」
「あ、あの?」
「あたしだって、Hなのよ? もちろん村の人たちには秘密にしてね?」
「はい」
 もしかしてかんなさんは、凄いHな人なのだろうか。
 そういって笑っていると、かんなさんはまたあの壊れた水車を見ながら語りかけた。
「今日はどんな話しをしてくれるの?」
「飢饉の時の話です。その時この村では、子供を人食したそうです……それで……
「面白そうね? 早く続きを話して?」
 かんなさんは僕の肩に手を置いた。
「その前に、お願いがあるんです。かんなさんに教えて欲しい事があって」
「いいわよ? 何かしら?」
「かんなさんの、そ、その」
「なんでも言ってね? つかさくんにはいっぱい話を聞いたから、なんでも答えるわよ? あと今度栗ご飯作ってくるから、一緒に食べましょうね?」
「本当に聞いていいですか?」
「大丈夫よ?」
「ぼ、僕にかんなさんの……お、お、お大事を、み、みせてください……
 静寂が、訪れた。お湯が流れる音だけが耳に入る。
 初めてかんなさんは恥ずかしそうな表情をした。
「あたしの、お大事……性器の事?」
「は、はい。でも……無理ですよね。す、すいません、僕は……
 かんなさんは、小さい声で呟いた。
「もしかして、つかさくん今日もおちんちんが立っているの?」
「す、すいません」
「どうしよう……でも、つかさくんは……まだ、子供だし」
「僕は、大人です!」
「大人? じゃあ……あたしの言う事を何でも聞いてくれる? もう子供扱いしないわよ?」
 その時、なぜか恐怖心が芽生えた。
「は、はい。なんでも言う事を聞きます!」
「本当に、聞いてくれる?」
 僕はうなずいた。
「じゃあ、二人だけの秘密にしようね?」
「はい」
「もし、秘密を破ったら本当に……殺してしまうと思う」
「は、はい。かんなさん」
「いい子ね……つかさくん? 湯船に入ったまま近づいてみて……見せてあげるわ……
「本当ですか!」
「はずかしいけど……
 そう言うと、かんなさんは浴槽の淵にちょこんと座り、綺麗な細くも白い脚を湯船から出した。
 そして、両足を手で押さえながら広げる。少し脚が震えていた。
 綺麗な毛が、おまんこの周りにわずかに生えている。これが、かんなさんのお大事……なんだ。村の男達が憧れている美少女が、僕の前で股間を広げていた。
「凄い……ピンクというか、赤みがあってきれいです……
 そしてかんなさんは、唇の様な縦筋を指さした。
「こ、これが……小陰唇よ……閉じているでしょう?」
「は、はい!」
 かんなさんの細くて白い指が、更にその縦筋の下を指差す。
 しわのついた穴が、まるで花の様だった。
「ここが、肛門……つかさくんにもあるわよね?」
「は、はい……かんなさん? 鬼頭と同じ部分ってどこです?」
 そういうと、かんなさんは少し顔をそむけてまた違う所を指差した。
 場所は小陰唇より上の方だ。
 その部分の皮を、剥くと小豆の様な膨らみが見えた。
「あと、ここがクリトリス。ここを優しくなぜると、身持ち良くなるの……オナニーの時よくこすったりするわ……
「オナニー……かんなさんはオナニーをするんですか?」
 その言葉を聞いてかんなさんは、恥ずかしそうに脚を閉じた。
「あ! 見えませんよ!」
「だって、つかさくんのおちんちんが凄く立っているわ? お腹にくっつきそうな位……エッチ……
「僕はエッチじゃ……ないです」

「でも、あたしの裸を見て、立っているじゃないの?」
「み、見ないでください」
「駄目。あたしだけなんてずるいと思う」
 本当だ。相変わらず立っても包茎だけど、先端が何か液を流しながら固くなっている。
「もしかして、つかさくんはオナニーを知らないの?」
「意味分かりますけど……やり方が、あんまりよく分からなくて……
「ねえ、あたしの言う事聞くと言ったわよね? ちょっと近くに来て……
「かんなさん? さ、触らないでください!」
「駄目。やっぱりつかさくんのおちんちん……かわいい……
 そう言うと、かんなさんは僕のちんちんの皮を、優しくスライドした。
「あ!」
 そうすると、つるんと剥けた鬼頭が現れる。一体何をするつもりだろう。
「ねえ、昨日は綺麗に洗ったの?」
「は、はい」
「いい子ね」
 既に汁で、まみれていた剥きだしの鬼頭をかんなさんはぺロリと舐めた。
 その行為に度肝を抜かれたが、鬼頭からの激痛のせいで僕は動けない。
「い、痛いです! かんなさん!」
 かんなさんは、いきなり僕の鬼頭を下でキャンディみたいに舐めながらこう言った。
「我慢して。かわいいわ……かわいい……
 急にかんなさんは、更に舌の動きを激しくする。
 僕のおちんちんをかんなさんが舐めているなんて! どうしていいのか僕は分からず、混乱した。鬼頭に舌が触れると、更に激痛が走る。
 まるでちんちんをガラスで突き刺した様だ。
「あっ、あっ! やめてください! いた、痛い……
 だが、その内に痛みの中に突然「しびれ」みたいのがきた。
 そのしびれのせいで、全身を震わすと奇妙な感覚が訪れた。
 きもち……いい?
「かんなさん! かんなさん! 痛い……あっ、でも、なんだか変です!」
「つかさくん……きもちいいの?」
 僕はこくりとうなずいたが、なにかが一気に下半身全体に突進してきた。
「ああっ、かんなさん! うっ!」
 どぴゅ、どぴゅ、どどどっぴゅ。
 そして、そのしびれが一気に湧きあがったかと、思うとかんなさんの口の中に大量の精子を、水鉄砲の様に履きだした。
 だが、かんなさんはその精子を絞り取る様に、飲み込む。
「うん、かわいい……これがつかさくんの精子……美味しい……
 そう言うと、口に温泉を含み、かんなさんはうがいをした。
「昨日は何回オナニーしたの?」
「だから、僕はしていません!」
「嘘つき。でもかわいい……なんだか想像してこちらまで恥ずかしくなってきちゃった。つかさくんは、あたしのおっぱいを想像して何度もおちんちんを動かしていたのね?」
 図星だった。
 僕は昨夜、かんなさんのおっぱいや白いお尻を思い出して何度もおちんちんを触っていた。ただ、本当にオナニーのやり方が分からなかったので、精子は出なかったと思う。
「し、していません!」
「み、見たい?」
「え?」
「赤ちゃんが出来る、場所」
「で、でも」
 かんなさんはマットの敷いてある洗い場まで僕を連れていくと、静かにふとももを少しずつ広げて見せた。
 そして、小陰唇を指で示す。
「みえる? この下の方……
「は、はい……穴が少し」
「ここが膣よ? ここに男のちんちんを入れると、赤ちゃんが出来るの」
「こ……ここに……ちんちんを……
 そう言うと、かんなさんは小陰唇を人差し指と中指で更にゆっくり広げてみた。
 あざやなかピンク色の穴がはっきり見えてくる。
 あの時のかんなさんの膣の色は今でも、思い出す。どんな女性の性器よりも本当にかわいらしくて綺麗だった。
「ここに、おちんちんを出し入れして、男の人とセックスするの……
「こ……ここに、おちんちんを……入れるんですね……
 しかし、しばらくするとかんなさんの小陰唇が少し赤みをおびて膨らんで見えた。
「ちんちんを……入れてどうするんです?」
 かんなさんの息が少し荒くなっていた。
 どうしたんだろう? 目を薄く閉じて、何度も肩で息をしている。
「あ、かんなさん! 膣から、液体が……出ていますよ!」
 そう、膣の所から液体が流れていた。なんて綺麗な液体だろう。
 触ってみたい……
「あたし、昨日そこに……指を入れたの……
「ほんとうですか?」
 僕は、我慢できなくなって指で触ってみた。
「だ、駄目! まだ、つかさ君には早いから……駄目……駄目……
 指に液体がまとわりついた、そして膣に指を進めるとかんなさんは「あ!」と声を上げて上半身を反らした。
 かんなさんの膣に、指を進めると指先にぬるりとした、液体と肉の感触があった。
「あ、つかさくん……!」
 かんなさんは、苦しそうな表情を見せる。
「すいません! かんなさん!」
 僕は急いで指を引き抜くと、どうしていいのか分からなくなる。
「おっぱい……触ってみたい?」
「は、はい!」
「つかさくんは○学生なのに、Hなんだ?」
 かんなさんは、まるで大理石の彫刻の様な形のいいおっぱいに僕の手を導いた。
 綺麗なおっぱいだけど、張りがあると同時にふわりとした感触もある。
「つかさ、くん……
「かんなさんのおっぱい……やわらかくて綺麗です」
 そして僕の小さい体を、かんなさんは突然抱き締めて一緒にバスマットの上に倒れた。かんなさんは当時○校生としては小柄だったが、○学生の僕にはやっぱり大きく感じた。
「ねえ、赤ちゃんの作り方教えて欲しい?」
「は、はい……
「エッチなんだね? やっぱりつかさくんは」
 僕のおちんちんを、掴むとかんなさんはさすり始めた。
「ぼ、僕はエッチです。昨日も……何度もかんなさんの事を考えておちんちんを触りました」
「いっぱい触ったの?」
 僕は、かんなさんの桜色の小さな乳首を見ながらお願いした。
「はい、触りました。あの、乳首をなめてみていいですか?」
「いいよ……つかさくんなら、なめていいよ……
 初めて、乳首をなめていたら、かんなさんは身を震わせて「あっ、あっ」と小さく声を出して反応した。
「かんなさんの、お大事からいっぱい液体が出ていますよ」
「はずかしい……」 
 かんなさんは僕の頬を掴むと、初めてHをする少女の様に震えながらキスをした。
 もちろん僕にとって、生れてはじめてのキスだ。
 残虐な話を楽しんでいた、かんなさんとは思えない幼さだった。
「もちろんやり方……だけ教えてあげる。絶対セックスは無しよ? つかさくんはまだ○学生なんだから……Hは無理よね?」
「は、はい」
 キスしながら、かんなさんの指は激しく、覆いかぶさった僕のちんちんを摩った。
「あ、で、でちゃいます! かんなさん!」
「気持ちいい?」
「あ、あっ! あっ、あっ!」
「きゃ!」
 僕の精液が、仰向けのかんなさんのお腹から顔にまでとび跳ねた。
 まるで大理石の彫刻で出来た様な、かんなさんの白い肌に僕の精液が犯していく。
「も、もう精子は出ない? 気持ちよかった?」
「はい」
「本当はね、おちんちんを膣の中にいれて、何度も何度も動かすのよ?」
「はい……
 だが、更にかんなさんの息が荒くなった。
「ねえつかさくん? あたしも、き、気持ちよくなっていいかな?」
「え?」
 そして僕を今度は仰向けにさせると、かんなさんは馬乗りになる。
 かんなさんは僕のちんちんを、自分の性器を押しあてた。
 そして、僕の体を抱きしめながら、ちんちんにクリトリスを押し付け、腰を動かしながらこすり上げ始める。
「あ、つかさくん! つかさくん!」
 僕のちんちんに、かんなさんの性器が何度も何度も何度もこすられる格好となった。
 がくがく腰を動かすと、かんなさんは苦しそうに呼吸をする。
 なんてHな光景なんだろう!
 かんなさんの、おっぱいが僕の目の前で揺れている。
 もちろん、ちんちんの裏側を擦れている形になっているので、敏感な鬼頭には何も当たっていなかった。
「いい……すごくいいよ……いいっ」
「かんなさん……
「つかさくん! つかさくん……もう駄目、あたしもう我慢できない……
「え?」
 かんなさんの性器からは、何度も僕のちんちんとこすれる度に、ぬちゃぬちゃいやらしい音を出す。
 我慢? まさかこの人は僕とSEXするつもりなのか?
「○学生なのに、凄い……こんなに子供のちんちんが固いなんて……知らなかった」
 かんなさんは僕のちんちんをつかみ、身を沈めようとした。
 なんだ? もしかして、かんなさんは……
「む、無理です! かんなさん! そんな事をしたら赤ちゃんが出来ちゃいますよ!」
「ほら……つかさくんのおちんちんがあたしの体に、入っていくわ?」
 ずずずっ、ずずずっと僕の鬼頭がどんどんめり込んでいく。
「い! 痛い! 痛いです! ちんちんの先が、痛くて!」
「あっ、つかさくん……ごめんね! あああっ!」
 そう、まだこの当時包茎だった、僕にはSEXは無謀だったかもしれない。僕はおびえながらかんなさんを見ると、彼女は僕に微笑んでキスをしてきた。
「ほら、見て? つかさくんを殺しちゃった……
「はいっちゃったんですか?」
 そうか、これがセックスなんだ。
「いい? この事は誰にも言っちゃ駄目よ?」
「はい……
「つかさくん……しばらくがまんしてね? あたし……動きたいの……
 かんなさんの腰が、上下に動き始めた。
 それと同時に、鬼頭に強烈な痛みが再び襲う。まるでやけどした様な、激痛だった。
 それはそうだろう。まだ包茎だった敏感な鬼頭を使っていきなりSEXしているのだから。
「いたい! いたい! かんなさん、痛いです!」
「つかさくん……あ、あああ、あっ、あっ」
 凄い。かんなさんは腰をひねったり、小刻みに動かしたり情け容赦なく動き続けた。
「すこし我慢してね…… ああっ! ああああっ!」
「や、やめてください……痛いです!」
 しばらくすると、痛みの中からじんわりとした快感が襲ってきた。
 何度、かんなさんは腰を動かしたのだろう? 僕の鬼頭から、熱さが襲ってきた。
「あれ? これ、なんですか? あれ? なんだか…………
「まだ、痛い?」
「い、いいえ?」
「きもちいいでしょう? あたしのお大事」
「はい……
 突然、鬼頭から更に強力な快感が訪れた。
「あ! あ! すっごい! つかさくんのおちんちんが、もっと固くなってきた!」
 僕は、おそるおそるかんなさんの、純白のお尻を掴んでみた。柔らかい……
「あ! あああああっ! つかさくんのおちんちんが、固すぎて壊れちゃうわ……あ!」
 かんなさんはものすごくかわいい表情をしながら、恥ずかしそうに目を閉じていた。
「だめ……です。かんなさん……もう僕、駄目です! きもちいい!」
 僕は、押し寄せる様な痛みと、快感を同時に味わう。
「駄目です! 赤ちゃんが、ああ、できちゃいますよ?」
 だが、既にかんなさんは、更に腰の動きを激しくした。彼女の呼吸が一段と弾む。
「あ、ああっ、つかさくん……つかさくん……あああ! 好きっ……好きっ!」
「僕も大好きです!」
「だから、あたしと一緒に……あああ! いくっ! いく! いく! いっちゃう……
「かんなさん! でちゃいます! ああああああっ!」
 どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ、どどどどどっ。
 かんなさんの膣の中で、僕の精子がどんとん飛び出していく。
「アッ、アッ、アッ! あ……! 出ているよ、いっぱい出ている……つかさくんの精子……
「ああ、凄くかんなさんの中が熱いです」
 僕達は、しばらくSEXの余韻を楽しみつつ、そのまま抱きしめ合った。
「つかさくん……今日は、一緒に山を下りようか?」
「はい……
 そう言うと、かんなさんは僕に寄り添いながら尋ねてきた。
「ねえ、聞かせて? この村では、飢饉の時子供を食べて……その後、どうしたの?」

 終わり