ども、自称ゲーマーちゃけんです。
僕はゲームが大好きで、ここ毎日ゲームに明け暮れているんですが、どんなゲームをやっていても常に思うことがあります。
ゲームのピーク地点
どんなゲームでも、1番面白いのは序盤と終盤だと思うんです。
その理由をドラクエとポケモンを例にして書いてみます。
ドラクエ
シリーズにもよりますが、王様に「ちょっと魔王ぶっとばして来い。」と言われ、城から外へ出ますよね。
レベル1、初期装備は「ひのきのぼう」。
初めて聴く冒険の音楽。
すぎやまこういちさんが手掛ける音楽は世界の広大さを表現されていて、プレイヤーを奮い立たせます。
スライムを1発で倒せない主人公の非力さ。
おおきづちに渾身の一撃を連発され即死。
魔法なんか知らない、特技もない。
仲間なんていやしない、孤独な戦い。
やくそうが美味い。
この状況での冒険が、「これから知らない世界を旅するぞ!」って1番意気込んでワクワクしている時です。
1つ目の街で、苦労してやっと貯めたゴールドを使って「どうのつるぎ」を買うときなんかテンションめちゃくちゃ上がります。
でもそのワクワクは新しい街を通過するごとに薄れていき、レベルが安定し始めたあたりからワクワクは無くなります。
「はやぶさの剣」から「はじゃのつるぎ」に装備を変えてもテンションはそんなに上がりません。
レベルが低い頃はホイミでジリ貧な旅を続けていたのに、今ではベホマラーで全員元気。
やくそうなんかもう味がしない。
しかしそんな中だるみは、最終章へ突入するとまたワクワクを取り戻します。
はぐれメタルの剣を装備したり、メラゾーマやベギラゴンを覚えたり。
ベホマラーの上位魔法のベホマズンを覚えて全員が一瞬にして全快できたり。
自分が強くなっていることを、ここで実感できます。
ラスボス手前のザコ敵なんて、もはやザコではなく中ボスレベルのやつもいますが、そんな敵と熱い戦いをしながらボスを目指すことでプレイヤーは白熱してきます。
しかしいざラスボスとの戦闘になると、当然負けたくはないんですが勝ちたくもなくなります。
負けたらまたボスのところまで戻し作業、勝ったらゲームが終わってしまって虚無感に襲われるからです。
中だるみも乗り越えてここまで進めたのに、それがもう終わるのが嫌なんです。
その葛藤がまた楽しい。
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ポケモン(赤緑)
自分の部屋から冒険スタート。
もちろん手持ちポケモンはゼロ、アイテムもまた然り。
何も知らずに草むらに入ろうとすると、オーキド博士に連れられ研究所へ。
ここで初めてのポケモンに出会います。
ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネの3匹から1匹しか選べず、選ばなかったポケモンは交換してもらうしか入手手段が無い究極の選択。
選んだポケモンとともに初めての草むらを歩き、野生のポケモンとバトル。
少し進んだあたりからモンスターボールを使えるようになり、コラッタやポッポを捕まえたときは仲間が増えて冒険がより楽しくなり始めます。
1個目のジムでタケシとのバトルなんか、ヒトカゲかフシギダネを選んだ人にとってはかなり苦戦を強いられ、ここで何度か負けた人も少なくないと思います。
でも苦戦するくらいがちょうどいいゲームバランスなんですよね。
3個目あたりのジムを境に、ポケモンは成長の停滞期を迎えます。
そう、最終進化までの道のりが長い。
どんなに戦っても経験値が少ししか貰えず、レベルも上がりにくい。
ここでゲームを辞める人が意外と多い。
変化がなくて、面白くないと感じるからです。
確かに、今までポンポン進化してきたポケモンが急に成長しなくなると、やりがいが無くなります。
しかしこの停滞期を乗り越え、伝説ポケモンと出会うようになってからはまたやる気が出ます。
ここでまたやりがいを感じるようになり、伝説ポケモンを捕まえたくてウズウズするように。
無事にジムバッジを8個集め、チャンピオンロードを抜けるとポケモンリーグがあり、今までにない強敵との連戦バトルを繰り広げることに。
敵のレベルは50台から60台。
正直めちゃくちゃ強く、何度も負けるなんてむしろ当たり前。
でも経験値は蓄積されるので、挑戦し続けていると手持ちのポケモンが徐々に強くなります。
苦労して四天王との4連戦を勝ち抜き、晴れてチャンピオンになれると思えばまさかの最終バトルのライバル戦。
こいつがかなり難敵で、ポケモンのタイプバランスが良すぎて隙がない。
ここまできて挫折しそうになるほど。
でもやっぱり、苦戦するほうが楽しい。
簡単に勝てちゃRPGの醍醐味が失くなってしまう。
それも乗り越え、見事チャンピオンなるとそこでゲームは終わり。
何が言いたいかと言うと
ゲームは本当に面白いし新作が出れば飛びつきますが、中だるみが怖い。
序盤はワクワク、終盤は達成感。
しかし中盤は特に思うことがありません。
黙々とレベル上げたり武器を揃えたりする時間なので、印象に残りにくいんです。
最後に
なんだかんだゲームの面白さについて長々と書きましたが、僕はゲームが好きです。
ジャンル問わず色々やります。
僕もゲームクリエイターになりたいくらいです。
感じ方は個人差ですが、今回は僕がゲームに対する思うことを書いてみました。
ここまでありがとうございました。