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パパ目線で伝える子育てのこと

時間通りに出発するのを妨害するのは誰なのか【子育ての常識】

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我が家は2歳9ヶ月と生後5ヶ月の兄弟との4人暮らし。

私は時間をきっちりした人間です。これまで遅刻することなんてほとんど皆無でした。学生時代に新聞配達のバイトをしていましたが、3年間毎朝4時半起きで寝坊なしの皆勤賞でした。

ですが、子どもが生まれて様子が変わってきました。私の性格や考え方は変わっていないのですが、何故だか時間通りに出発できず、予定時刻に遅れてしまうことが頻発しているのです。

つい先日もアンパンマンミュージアムに開園15〜20分前に着くつもりで出発しようとしたのに、結局開園直前に着いてしまいました。

きっとこれは我が家だけではありません。子どもを抱える家庭はだいたいこの謎の現象に悩まされているはず。今回はこの謎に迫ります。f:id:Pikky:20170913134434j:image

とある日の我が家の出発前リビング

想定外1:その日に限って朝なかなか起きない

子どもって早起きなので、敢えて目覚ましなんてかけずとも普段通りに起床すれば余裕で出発できるよ〜、

そんなふうに思って寝た日に限って子どもたち爆睡。起きた瞬間からもはや予定時刻に出ることを諦めてしまうことも多くあります。

ちなみに小さな子どもを抱える大人はみんな慢性的な寝不足なので、子どもから叩き起こされる以外で時間通りに起きることはミッションインポッシブルなのです。

普段たくさん寝ていいから、こういうときは早起きしようよ…。君たち逆だよ…。

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想定外2:親がワタワタしているとワガママ言いたくなる病

そうやっていきなり時間に追いかけられる展開になり、急いで色んな準備をすることになります。

もちろん子どもたちに構うこともままならなくなるのですが、子どもたちにそんなことは関係ありません。

いつもなら大人しく食べている朝ごはんもいつもと違う大人の雰囲気に、落ち着きをなくして椅子から立ち上がり、やれテレビを付けろ、やれジュースを寄越せ、などギャーギャー叫びます。

最終的には遊ぼ、遊ぼ、遊ぼりやぅぅううぅーーっと収拾がつかなくなり、もはや準備どころではなくなります。

想定外3:出発直前にう◯ち

そんな色々な罠を乗り越え、さあ出発できるぞ!と意気揚々とカバンを肩にかけ、念のため子どもに「う◯ち大丈夫?」って聞くと、元気よく「う◯ちしたーっ」て答えてくれます。

 

もっと早く言ってーーーっ!

 

う◯ちのオムツ替えってどんなにマッハでやってもやっぱり分単位で時間を消費します。そして、消費した時間以上に心へのダメージが大きいです。

ここまで踏んだり蹴ったりでも何とか踏ん張ってきた。だがしかし、このタイミングでう◯ちとかもうぅぅあぁああぁぁあってな具合です。

想定外4:急に靴を自分で履こうとして案の定手間取る

今度こそさぁ出発だ、と玄関まで進むといつもは自分で靴を履かないくせに、こういう時に限って自分で履こうとします。

2歳児の不器用さを侮ってはいけません。まず、十中八九で左右を逆に履くところからツッコミを入れねばなりません。できるだけ子どもの自主性を重んじたい気持ちはありますが、よりによって時間が切羽詰まっている時に限って、昭和の芸人のようなコテコテボケを織り交ぜながら自主性を主張してくるのです。

想定外5:子どもの荷物に夢中でPASMOを忘れる

今度こそ、今度こそ、家を無事に出発できたところで思わぬ方向から本当の想定外が起こります。そう、PASMO(交通ICカード)をよく忘れるのです。

私はこれほとんどやらかさないのですが、妻は結構な頻度でやらかします。そういえば先日も家にPASMOを忘れたと言って、私の鍵を持って取りに帰り、今度は私の鍵を玄関に挿しっぱなしで戻ってきたこともあります。

普段から結構忘れん坊ってことも大いに影響しているのですが、それにしても子どもと出かけるときの準備物が多すぎて大人の荷物にまで意識が回らないことも要因です。

上の子と下の子のオムツ、オムツ替えシート、使用済みオムツを入れる袋、タオル、着替え(2人分)、お菓子、お茶…最低限これらは必要で、我が家のマザーズバッグはいつもパンパンに膨れ上がっています。これにプラスアルファでカメラを入れたり、その他大人のものを入れたり。

そんなことを子どもの阻害を躱しながら準備していると、もうそれだけに夢中になり、PASMOとか鍵を忘れる事態となるのです。

早く出るということもできない難しさ

そんなにいつもハプニングが起こるなら、そもそももっと早く出るつもりでいればいい、そう思うでしょう。

でも、子ども連れだとあんまり早く出て早く目的地に着くのも考えものなのです。

着いてから待ち時間が長かったりすると、子どもたちは待ち切れず愚図り始めます。家の中にいるぶんにはいくらでもオモチャがあるし、どれだけでも時間を潰せるので、どうせ待つなら家の中のほうがいいのです。

不必要に早く出かけても待っているのは地獄だけ。そう考えるとついついギリギリまで家で過ごしたくなるもんです。

おわりに

子どもといると時間通りに行動できない…でも時間に遅れて遊ぶ予定がうまく進まなかったら子どもが怒る…、親からしたら「誰のせいで遅れたと思ってるんだ!」案件ですが、そんなこと言ってもしょうがない。

どうにもこうにも対策がしにくいのが難しいところですが、今日も我が家はギリギリの綱渡りで日々生きていくのです。

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