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宮川日護師の代理投稿です。

 投稿者:シナモンゴー  投稿日:2017年 9月15日(金)12時09分31秒
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  仲路 中道.
「 さらば シリーズ 」No.4.

第 四 章
投げすてられた池田先生の柏餅.
ーー中学二年の思い出ーー

若い時の苦労は買ってでもせよ、という。

人を立派にするため、という慈悲がこもっているなら、その苦労は、いくらでも買いたい。

その為に、たとえ殴られようとも、、、。

しかし、人格を破壊されるだけの、こんな苦しい毎日なら、逆に百万円もらってもイヤだと思った。

それでも、いつしかその苦しみに、徐々に飼いならされていく自分を見ていた。

殴られて、殴られて、ようやく一年が過ぎようとしている。事実、この一年には、殴られた事しか、満足に記憶がないのだ。

昭和四十○年三月末、
いよいよ待望の「 衣免許 」の日が近づいた。

嬉しい。先輩が着ている衣がいただける。その日を、どれ程待ち望んだ事か。

母に手紙を書いた。

「 お父さん、お母さん、
ついに衣免許です。
衣がもらえます。
白衣の上に大聖人様の衣が着られます。

衣の袖は大きいですが、これは、大勢の人の苦しみを、いっぱい包んであげられるからだそうです。

父さんや、母さんや、おばあちゃんや、みんなの苦しみも取ってあげられますネ。

                       中  道.
母さんへ. 」

母から返事がきた。

「  前略.
大聖人様のお弟子になられて一年ですね。

父さんも母さんも、本当はあなたが途中で、挫折してしまうのではないかと心配でした。

でも、きっと頑張れると思ってました。
あなたは猊下様のお弟子だけど、池田先生もきっと、喜んで下さっている事でしょうね。

吉津のオバさんが、中道さんにって、腹巻を編んで持って来てくれました。

それから、欲しがっていた白のカバン、安物だけど新聞配達を手伝って、初めて頂いたお給料で買いました。

お衣のお祝いです。
どうか、風邪など引かないように頑張って下さい。
                        母より.
中 道 様  」

☆ 四つんばいの体を蹴り上げられ☆

三月三十一日、午前零時、
丑寅勤行。そして「 衣免許 」

猊下の肩にお掛けした衣を順番に戴く。猊下の温もりが嬉しい。
今までの、どんな苦しみも、吹き飛んでしまった。

勤行が終わってから、衣を着た姿を、客殿通路のガラスに映してみる。

「 フムフム、なかなか、よく似合うぞ 」

その夜は、なかなか寝付かれなかった。

嬉しくて、同部屋の用道君たちと、衣を着たり脱いだり触ったり、自分の方が長いとか、色がどっちが少し薄いだの、濃いだの、、、。

騒いでいた声が聞こえたのか、高二の神道先輩がジャージ姿で、不機嫌な顔をして入って来た。

みんな、「 しまった 」という顔で、静かになって正座したが、遅かった。

「 オミャーら、真夜中に、何も分かっちゃいない!
大坊なめとんのか!
持った衣たたんで、頭の上に乗せろ!」

言われるままに衣をたたみ始めた。心臓の鼓動が、頭の先まで響いてくるようだった。

何で騒いだのだろう。
死ぬほど後悔したけど、もう遅かった。

「 四つん這いになって、頭の上に衣を乗せろ!」

バーン!一瞬、目の前が真っ暗になった。
下から顔を蹴り上げられたのだ。
ウッと、顔を押さえると、鼻血がベットリ手についた。

下に落ちた衣に、血がつかないように、朦朧とした意識のなかで、肘で衣を遠くに押しやって失神した。

「 喜びの.
         衣免許も.
                地獄因  」

嬉しさを、嬉しいと表現出来ない。
どんなに嬉しくても、バンザイ!なんて目につくことをやると、すぐに目をつけられてバーンとやられる。

相撲取りが、金星をあげてインタビューを受ける時、司会者はニコニコ嬉しそうにインタビューするのに、本人はちっとも嬉しくなさそうに答えていることが多い。

以前に一度嬉しそうに勝利インタビューを受けていた力士がいたが、親方衆からハシタナイと叱られたそうである。

そんな風に、感情を押し殺すことが、修行なのだろうか?

しかし、高二や高三の先輩達は、嬉しいとギャーギャー飛び跳ねるし、イヤな事があると、下の者をぶん殴ったり、随分、感情を表に出している。

要するに、下の者は、
喜ばず、悲しまず、ただ、ヘイヘイと、仕えて、ゴマをすっていればいいのだろう。

☆オラーッ、殴リャー!☆

五月四日、学校から帰ると、大坊の西寮の入口で、十人位の人が騒いでいた。

恐る恐る覗くと、今年出家したばかりの通道君が、私と同期、2年生の用道君に殴られていた。

中一の通道君は、色白で背が高く、先輩の目からすると生意気に映ったのだろうか。

取り囲んでいる中三と高一の先輩達がヤジを飛ばす。

「 オラ、用道、殴りゃー!
オミャーは、中一になめられとんぞ!
中ニのメンツ潰されたんぞ!
やらんかー!」

「 殴れ!撲れ! 」

内気な用道君が、自分より十センチ程は背の高い、
色白で、まだ小学生みたいにあどけない顔をした、無抵抗な、通道君の顔を、飛び上がるようにして殴っていた。

殴られる事は慣れてい
ても、人を殴るのは初めてらしく、ぎこちない。

一回殴るたびに、痛そうに手を抑えながら顔をしかめている。

殴られている中一の通道く、んは、それでも泣きながら、ジッと、立っている。

「 オラ!殴リャー!用道!
全然、効いてねぇぞー!」.

しびれを切らしたのか、高一の粘道さんが、

「 パンチちゅーのは、こうやるんだ!」と、怒鳴りながら、

体がそっくり返るぐらいのモーションつけて、通道君の左顔面をまともに殴った。

長身の、通道君は、もんどりうって倒れた。

「 スゲーッ!」
中三の取り巻き連中の声。

「 まあ、こんなもんかな 」
得意げに高一の粘道さん。

「 お前ら、まだ、修行が足りんな。一発で倒す。これがポイントよ」

粘道さんが誇らしげに去っていく。その後をゾロゾロと中三の野次馬どもが、「 スゲーッ!スゲーッ!」とゴマを擦りながら着いていく。

鼻と口から血を流しながら、顔をクシャクシャにして泣いている通道君を見ながら、

初めて人を殴った、いや殴られたであろう同期の用道君が、半泣きになりながら、

「 こいつ、オレに挨拶しなかったんだ。それで先輩から、殴れ、殴れって言われて、オレ、オレ、、、」

初めて人を殴った事への罪を感じていたのだろう。

中一で、殴られるほど、殴られ、中ニになって後輩が、入って来ると、先輩の威厳を守る為に殴ることを教えられる。最初は罪の意識を感じながら、、

それが更に一年経って、後輩に殴ることを指導するようになると、もう罪の意識も何もなくなる。

いつか私も、用道君のように、人を殴らなければならない時がくるだろう。
そして、きっと今の用道君のように半泣きになりながら、
自分が殴られた時以上の痛みを、心に感じるだろう。

しかし、やがてその体の痛さも、心の痛みも感じなくなり、中三の取り巻きのよう、「 スゲーッ!スゲーッ!」と、暴力を讃えるようになるだろう。

そして、高校生になった時には、粘道さんのように、無抵抗の下級生を、” 模範演技 ”とばかり、誇らしげに殴りつけている事だろう。

何の痛みも感じずに、、、。

これが修行なのであろうか!

「 法華経は.
        仏の道か,
                   畜生か. 」

☆ 池田が何で 先生なんだ☆

6月の日曜日の夜。

高1の駅道さんと小道さんが、ニヤニヤしながら私の部屋に入ってきた。

「 オミャーも、中ニだからよ、儀式やろうぜ 」

白衣のたもとからウヰスキーのビンを出した。

「 オイ、中道!食堂からコップ持って来い!」

心の中では、この野郎!と思っていても、「 オイッ 」と呼ばれると、「 ハイ 」と返事をしているし、

用を言いつけられると、もう無意識に、体が動いている。
悲しい条件反射である。

食堂に走りながら、逃げ出したいと思った。

「 儀式 」とは、おそらく酒を無理矢理飲まされる事だろう。

二・三日前にも中二の小僧が無理矢理飲まされて、一晩中、トイレで吐いてた。

無理矢理飲まされると分かっていて、コップを取りに行く。
自分が殺されて、埋められる穴を掘ってるユダヤ人の心境だった。

何度も、立ち止まった。逃げたいとも思った。でも、にげて部屋に戻らなかったとしたら、それこそどんな目に合うか。

意を決して、部屋に戻った。
部屋に入ると、小道さんが私の机の引き出しを開けて、

私宛の母からの手紙を引っ張り出して読んでいた。

小道さんが、母の手紙を右手で、ヒラヒラさせながら、
「 おーい、中道さん、
コリャ何だ?池田センセーって、誰ダァ~」

「 ハイ、あの、、、
。母は創価学会員なものですから 」しどろもどろで答えると、

「 そんな事、分かってるよ。
俺っちも、学会さ。
だけどな、なんでセンセーなの?

信者だろう。あの人?
何で坊さんの母親が、センセー、センセー言うわけ?
バッカじゃねぇーか!このがき、」と、怒鳴ると、母の手紙をクシャクシャに丸めて、クズカゴに捨てた。

そして、「  オイ!中道センセー!飲も、飲も! 」と言って私の頭を腕で抑え付けた。

駅道さんが、「 オイ、やめとけ!」と言って、私の口に無理矢理ウィスキーを、注ぎこもうとしていた小道さんを止めてくれた。

多分、手紙を見て、何か気押されるものがあったのだろう。

小道さんも鼻白んだか、
「 アーア、バカはイヤだね~.!センセーだって!
オイ駅道!行くぞ!」

と言って、二人は、鼻歌を歌いながら出て行った。

「  修行とは.
           名ばかりだけの.
                     いじめかな 」

母からの手紙をクズカゴの中から拾い出しながら、手紙を捨てられた悔しさよりも、無理矢理、酒を飲まされなかった事に安堵している私であった。

母の手紙に守られたようであった。

「  父 母と.
        別れて今は.
              生き地獄 」

☆拾って喰え!と言われたものが。☆

6月2日、夕食の時、食堂のテーブルに、柏餅が無造作に積み上げられていた。

「  これ喰っていいぞ! 」
学衆課の底道さんが言った。

「 オッ、餅か。オレの部屋に20個、持って行っとけ! 」

「  コラー!オレ、30個、持って行け 」

上級生が後輩に命令しているうちに、高三の先輩が、座っていた中二の翻道君に柏餅を投げつけながら、

「 コラッ!翻道 !汚ねぇ顔してんじゃねぇよ 」と怒鳴ったのを機に、

高二、高三、定時生高四の先輩たちが、柏餅を辺り構わず、投げ始めた。

「 コラー!中一、拾って食えよ!」

光久御仲居が入って来て、ようやく、騒ぎは収まった。

床に落ちてアンコがはみ出した柏餅。

足で踏みつけられた柏餅。

ホコリまみれで、残飯と一緒に捨てられた柏餅。

1人2・3個くらいは割り当てられる程あったのに、

上級生が10個、20個と持って行ったり、投げ付けて食べられなくなったりして、

結局、中一、中二の割り当てはなくなってしまった。

食事当番で後片付けをしていたら、食堂のおばさんが手招きして、

「 あんたたち、食べなかったんだろう?
あたし達の分、持って行きな。

この柏餅は、学会の池田先生が、「 小僧さん達に 」って、特別に注文して下さったものだそうよ 」

私は、一瞬、何を聞いているのか、分からなかった。

あの柏餅は、池田先生からのプレゼントだったのだ!

思わず涙があふれてきた。

残飯と一緒にバケツの中に捨てられている柏餅。
ホコリまみれの柏餅。
あれが、、、あれが、、
悔しくて、悔しくて、

昔、少年部員会があって、池田先生からパンと牛乳を戴いた。

皆、すごく嬉しくて、お腹が空いてても、食べずに家に持って帰り、

「 先生から戴いたパンだよ、」と言って、家族で分けあって、感謝しながら、食べた思い出がある。

それなのに、今、先生からの真心が、全く、伝えられていない。

この柏餅が、池田先生からのプレゼントだと言う事も、伝えられる事もなく、

投げたり、捨てたり、ーーー

悔しさと悲しさで一杯になった。

「  真心を.
         知らぬは餓鬼か.
                畜生か.」

以上です。

今、私が、25年前に仲路中道のペンネームで書いた本を、何故添付するのか。

仲路中道は、私1人ではなく、京都の吉川氏や、池田詫道氏、他沢山の方々の実体験を、元に、仲路中道と言う架空の人物を通して書いたものである。

従って、私、宮川 日護( 雄法 )自身が、暴力を蒙ったのではないと言う事。

そして、大坊での斯様な暴力事件は日逹の時代に、その殆どが為された記録、体験を主に語っている。

私が出家したのは、昭和56年4月5日であり、本山における小僧の虐待は、日顕氏登座のち、そして、私達、一般得度一期生が出家した時代に
発覚し、その後、数年で斯様な暴力事件は無くなっている。

私がこの書を引用するのは、今、秘蔵している著書.「 さらば信濃町、さらば信濃町慕情 」への、誘い水の役目を果たすと考える故である。

原田学会には、遠く朝鮮半島から特別の意図を持って送られた副会長クラスがいるとされる。

昨日、書いた九州のドンもその1人である。

かつて、佐賀の大恩寺の改革僧侶、立原住職が交通事故死する迄の間、在勤した九州の仲路中道が述べる九州のドン、左ハンドルのベンツSクラスを隠しもち、およそ、人間の所業とな思えぬ悪行に、ついて、九州の仲路中道が暴露するであろう。

又、東京の仲路中道は、原田学会の魔王が此れまで皆の前での勤行以外、個人的に一切勤行をした事がない事実を、原田側近の和田から聞いている。

その盛りだくさんの内容を、さらば日顕、さらば大石寺、と、絡めて投稿したい。
 
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