2017年8月の配当の前に
8月の配当をまとめそびれていました。遅ればせながらようやくまとめました。2,5,8,11月配当のグループです。このグループは高配当銘柄が多いものの、そもそもこの月に配当する銘柄が少ないため金額が落ち込みがちです。
特に2月は最も配当が少なくなっています。また、高分配金ETFであったPFFの資金をほかに振り向けていますから、ややさみしい結果になりました。
一年後ぐらいには振り向けた資金からの収益も上がってくる予定ですので、そうなればもしかしたら月に+8万から+16万ぐらいの収益になりそうです。どこまでリスクをとり、どこまで保守的にいくかというところですね。
いずれにせよ、劇的なものではありませんがこのように不労所得を積み上げていくという作業は地味ですが楽しくもあります。20代のころには考えられなかった規模でのお金の動きがようやく40代になってささやかに実現し始めています。
ゆっくりと資産形成するというのはこういうことだと思います。私のような普通の人でも積み上げれば、ささやかな、でもある程度まとまった不労所得が得られるということです。
まさに少欲知足であり、支出を抑える、つまり物欲のコントロールと収入を上げる、投資スキルの向上、この両輪が大事だということです。金額を見てもお分かりいただけるように、私もまだまだですから頑張りたいと思います。
のっけから夢のない、小さな話ですみませんね。
2017年8月の配当
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以下の表のようになりました。
ナショナルグリッド(NGG)の配当が図抜けています。これは毎年のことで、NGGは2期配当だからです。ただ、今年に入って部門売却益を株主に還元していますから、なんやかんやと日本円で30万ちょっとのインカムゲインを得られています。
そのせいで幾分配当は減っていますね。
AT&T(T)とベライゾン(VZ)はアメリカの2大通信会社です。ワイヤレス部門で稼いだお金を他企業の買収に充てて、ハードとソフトの融合を目指しています。枯れた産業の焦りといいましょうか、収入の多角化を急いでいるということです。
高配当で業績も安定的ではありますが、成長性に乏しいのがこの業界で、そのため株価はやや割安に位置します。割安だから買ったら得かというと難しいところで、万年割安株という可能性も無くは無いですから、どう判断するかというところですね。
以前に流行したバリュー投資というのはややもすればそういう万年割安銘柄への投資に終始するという傾向もありました。
AT&Tは2017年に謎の株価上昇がありました。配当も4%中ごろまで落ちましたが、やはり戻ってきましたね。そんなものだろうと思います。そもそも成熟産業とはそういうものであり、ゆるくボックスになっています。
日経CNBCに出るかもしれません
9月20日の9時半から日経CNBCにたぶん出ます。この日の日経CNBCは一日米国株にフォーカスした番組構成にするということです。
普段ブログで語っている内容がそのまま表現されることになると思います。映像は無く、音声のみになりますが、一応告知をさせていただきます。ブログという自分メディアを通してこういった出会いがあることに感謝ですね。
ぶれることなく、自分の書きたいことを積み重ねる。そして本当に良い投資先、商品を紹介する。ここに愚直でありたいと願っています。そういう意味では人生においてお金というのは大事ですが、最重要なものではないと思っています。
関連記事です。
昨年の配当記録です。あんまり変わりませんね。こうやって経年の変化が見て取れるとブログもやっていてよかったなぁと思います。長期でみれば米国株は配当も右肩上がりになるので、20年後に見直してみたい記事ですね。
ベライゾンの記事です。リライトしたので、データは比較的新しくなっています。株価は停滞していますが、高配当なので底値も固いでしょう。インカムゲインの代表的な株と言えます。
同じくリライトしたAT&Tです。二強ではありますが、将来的な収益の確保という意味においては両社とも課題を抱えているのかもしれません。とはいえワイヤレス部門の収益力は盤石です。