GoogleタグマネージャのYouTubeトリガーと変数で動画再生を調べる
家電&カメラ タイムセール/バーゲン会場/クーポン配布はこちら。
Amazonでクーポンをもらう
【Amazonファッション】メンズ80%オフ商品を見る!
セール商品を見る
衣袋さんのツイートで知ったのですが、Googleタグマネージャに、ついにYouTube計測用のトリガーと変数がきましたね。変数は組み込み変数でスクリプト不要、という簡単さです。
こんにちは、Googleタグマネージャ大好きカグア!です。ついに来ましたね。しかもかなりの組み込まれた感じで。細かな検証は必要かもしれませんが、とりあえず実装は簡単でした。
本記事では、Googleタグマネージャに実装されたYouTubeトリガーと変数を確認していきます。
>>Amazonで50%OFF以上のタイムセール 11時26分41秒
全セール特設ページを見る
>>人気の「Googleタグマネージャ関連書籍」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
>>人気の「YouTube – ビジネス・経済: 本」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
関連記事
>>GoogleアナリティクスでYouTubeや動画再生の計測方法まとめ
>>YouTubeアナリティクスによる動画分析事例と見方と画像26枚
>>動画からコンバージョンへ、YouTubeアノテーションで外部リンクを設定しよう
この記事の目次
GoogleタグマネージャでYouTube計測
それでは早速見ていきましょう。詳しくは Simo Ahava さんのブログに書かれています。datalayerなどの解説されていて必読です。
>>The YouTube Video Trigger In Google Tag Manager – Simo Ahava’s blog
YouTube計測用のトリガー
まずは、トリガーです。Googleタグマネージャにログインして、新規トリガーを選びますと、列挙される標準のトリガーの一番下のグループにいます。
トリガーですから、こんな感じに使えそうです。すぐにでも、Googleアナリティクスのイベントトラッキングと絡められそうですね。
- 再生したら発火
- 停止ボタンを押したら発火
- 何%再生したら発火
YouTube計測用の変数
組み込み変数にもすでにYouTube動画再生の状態を知ることができる変数が、下の方にあります。チェックするだけでこれらのYouTube計測用変数が使えるようになります。
URLとか動画のタイトルとかパーセントとかも取得できちゃうんですかね。ときめいちゃいます。
- Video URL
- Video Title
- Video Percent
- その他
それでは、早速実際にYouTubeの再生状況をGoogleタグマネージャで、新たに実装されたYouTube計測タグでトラッキングしてみましょう。
Googleタグマネージャに実装する方法
あらかじめサイトにYouTube動画を貼り付けておきます。わたしはWordPressの標準のエンベッドで埋め込み動画にしてます(YouTubeのURLを貼り付けるだけで埋め込まれます)。
GTMでYouTube計測をする準備
まず、変数から先に組み込んでおいちゃいましょう。変数>設定>YouTube関連をチェックします。
さらに、トリガーを作ります。トリガー>新規>YouTube動画>開始>保存 です。
「すべての動画に JavaScript API サポートを追加する」をオンにすると、Valuablesに値が取得できるようになります(詳しくは未検証ですがすみません)。
YouTube変数をプレビューで確認
プレビューをクリックして、プレビューエリアの「Valuables」を確認してみましょう。YouTube計測関連の変数がリストアップされています。gtm.videoが表示されていればOKです。
上図のように、YouTube動画のタイトルやURLなど、変数名にある項目が取得できていることがわかります。
なお、「すべての動画に JavaScript API サポートを追加する」にチェックがないと、undefinedになってしまうのと、YouTube再生 gtm.videoが表示されないです。
動画再生トリガーでタイトルを取得
変数を使いトリガーを試してみます。カスタムHTMLで、動画再生をトリガーに動画のタイトルをコンソールに表示させてみましょう。
YouTube動画の再生ボタンをクリックして動画再生が始まりますと、コンソールにちゃんと動画のタイトル {{ Video Tile }} が引用されて表示されました。gtm.video で発火していることがわかります。
公式ヘルプに詳細が追加されましたら、随時こちらの記事にURLを貼りますね。
Googleアナリティクスでも計測が可能に
実際つかってみると、思った以上に簡単でした。やはりGoogle製品との相性の良さはGoogleタグマネージャならではですね。これまでの「再生ボタンクリック検知をどう調べればいいんだー!」という苦労から開放されそうです。
Valuablesで表示されたYouTube変数を、簡単にタグのなかで使えますので、Googleアナリティクスのイベントトラッキングやカスタムディメンション、カスタム指標などでいろいろと使えそうです。
具体的には前述のSimo Ahava さんのブログに、Googleアナリティクスのイベントトラッキングを使った計測方法が具体的に書かれていますので、参考にしてみてください。
さて、いっぽうで、動画再生の競合としてInstagramがあるわけですが、インスタも外部リンクをストーリーズなど一部で可能にしてますものね。動画の効果測定やニーズがさらに見込まれるのでしょうかね。
>>新機能!Instagram Storiesから外部リンクできるようになって実現する7のこと | COMPASS
そういえば、木田さんのGoogleアナリティクス本もリニューアルされましたし、また新しいトラッキングトレンドが来るかもですね。
みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。お疲れ様です。
できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260 Googleタグマネージャ/オプティマイズ/データスタジオ対応 | 木田和廣, できるシリーズ編集部
関連情報リンク
公式のGoogleタグマネージャリリースノートにはまだ告知はありません。
>>リリースノート – タグマネージャ ヘルプ
2017年9月14日現在、Googleタグマネージャ公式にもまだ情報はありません。
>>トリガー – タグマネージャ ヘルプ
公式コミュニティでも有名な山田さんの名エントリー。動画計測で必読。
>>埋め込みYoutubeプレイヤーの再生状況をGoogleアナリティクスで解析する方法 | SEM Technology
iFrameの組み込みには公式からも情報がありました。
>>iframe 組み込みの YouTube Player API リファレンス | YouTube IFrame Player API | Google Developers
海外有名アナリティクスサイト、ルナメトリクスでもYouTube計測は触れられていました。
>>YouTube Tracking In Google Analytics & Google Tag Manager
まとめ
これって、YouTubeアナリティクスと、Googleアナリティクスとで、さらにいろいろな分析ができるようになる、っていうことですよね。アナリストにとってはかなり嬉しい機能追加です。
いっぽうで、動画の再生って何をもってCVなのかとか、本質的な議論と言うか運用をデータでいよいよ語れるような局面になってきたのかなとも。フックはいろいろとありそうですけど、人気YouTuberがマーケターとコラボというのも今後ありえるかもしれませんね。
GoogleアナリティクスでYouTube計測をするなら、Googleタグマネージャでトラッキングするのが楽になりましたよ、という話でした。みなさんもぜひ確認してみてはいかがでしょうか。
関連するほかの記事を見てみよう!
このサイトのトップページへ行く