海自艦 ミサイル警戒の米軍イージス艦に燃料提供

海上自衛隊の補給艦が北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒にあたるアメリカ軍のイージス艦に対し、安全保障関連法で可能になった燃料の提供を行っていたことがわかりました。核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の情勢を受けて、日米の一体化の動きが加速しています。
防衛省関係者によりますと海上自衛隊の補給艦は北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒にあたるため日本海に展開しているアメリカ軍のイージス艦に対し、ことし4月以降、複数回にわたって燃料を提供したということです。

この任務は去年3月施行された安全保障関連法で可能になったもので、アメリカ軍に物品などが提供できるケースは従来、日米共同訓練の際などに限られていましたが、弾道ミサイルへの対応や海賊対処を行っている場合が加えられました。

安全保障関連法に基づいて自衛隊がアメリカ軍を支援する任務が行われるのはことし5月に行われたアメリカ軍の艦艇の周囲で護衛にあたる「米艦防護」に続いて2例目となります。

核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の情勢を受けて、日米の一体化の動きが平時から加速しています。

菅官房長官 安保関連法に従い実施

菅官房長官は午前の記者会見で「安全保障関連法とことし4月に発効された日米ACSA=物品役務相互提供協定によって、自衛隊とともにさまざまな活動を実施しているアメリカ軍に対する物品や役務の提供が可能になっている。これに従って自衛隊が実際にそのような活動をしていると承知している。また自衛隊による物品や役務の提供状況を個別具体的に明らかにすることは運用の詳細が明らかになるおそれがあるのでコメントは控えたい」と述べました。

海自艦 ミサイル警戒の米軍イージス艦に燃料提供

海上自衛隊の補給艦が北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒にあたるアメリカ軍のイージス艦に対し、安全保障関連法で可能になった燃料の提供を行っていたことがわかりました。核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の情勢を受けて、日米の一体化の動きが加速しています。

防衛省関係者によりますと海上自衛隊の補給艦は北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒にあたるため日本海に展開しているアメリカ軍のイージス艦に対し、ことし4月以降、複数回にわたって燃料を提供したということです。

この任務は去年3月施行された安全保障関連法で可能になったもので、アメリカ軍に物品などが提供できるケースは従来、日米共同訓練の際などに限られていましたが、弾道ミサイルへの対応や海賊対処を行っている場合が加えられました。

安全保障関連法に基づいて自衛隊がアメリカ軍を支援する任務が行われるのはことし5月に行われたアメリカ軍の艦艇の周囲で護衛にあたる「米艦防護」に続いて2例目となります。

核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の情勢を受けて、日米の一体化の動きが平時から加速しています。

菅官房長官 安保関連法に従い実施

菅官房長官は午前の記者会見で「安全保障関連法とことし4月に発効された日米ACSA=物品役務相互提供協定によって、自衛隊とともにさまざまな活動を実施しているアメリカ軍に対する物品や役務の提供が可能になっている。これに従って自衛隊が実際にそのような活動をしていると承知している。また自衛隊による物品や役務の提供状況を個別具体的に明らかにすることは運用の詳細が明らかになるおそれがあるのでコメントは控えたい」と述べました。