私の著作「思春期の子が待っている親のひと言」「思春期の子をやる気にさせる親のひと言」のタイトルに合わせて、子どもとの接し方のヒントを載せたメルマガ『ひと言の日メール』を送らせていただいています。
それってどんなメルマガなの?と思われた方はサンプルメルマガを用意しましたので、そちらを読んでみて下さい。
思春期の子どものやる気が私の人生のテーマ
どうしたら子どものやる気をひきだすことができるのだろうか?
私はずっとその事を考えてきました。
思春期の子育て特有の悩み
「テスト前だと言うのに、うちの子はまったく勉強しない・・・」
「何に対してもやる気がなくて・・・このままで大丈夫だろうか?」
「なんにでもすぐに反抗してきて、毎日が疲れる・・・」
思春期の子育てをしているお母さんお父さんは少なからずこういった悩みをお持ちのようです。
思春期の子どものやる気が私の人生のテーマ
こんな時、どう接したら良いのか?
何をしたらやる気になるのか?
どうしたら自分から勉強するようになるのか?
もちろん、その答えは子どもによって違います。やる気スイッチの入れ方も勉強をやる気になる声かけも思春期特有の反抗に対する接し方もすべて子どもによって 違います。
しかし、すべてに共通して言えるのは、それらの方法は特別な技術がいるものではないということです。すべて誰にでもできる簡単なことばかりなのです。
私の思春期の子どもへの関わり方は心理学、心理療法、コーチングなどをベースにしています。そして、今まで1000組以上の親子に対して様々な成果を上げてきました。
思春期の子どもとうまく関わる方法
どうやったらそんなことができるのか?
子どもをやる気にさせるコツとは何なのか?
それらは誰にでもできる簡単なことばかりです。
コーチング、心理療法の中には、専門的で高い技術力が必要なものもありますが、噛み砕いて考えればとても簡単で、誰にでも使えるものもたくさんあります。思春期ならではの子育ての難しさも、その特徴と対応がわかればずいぶん違ってきます。知ってしまえば今日からでもすぐにできることがたくさんあるのです。
●思春期の私
恥ずかしながら、私の小学・中学・高校の学生時代は、何に対してもやる気がなく、勉強も一切しませんでした。やたら反抗的で、口先ばかり達者。大人のあげ足を取ってばかりで、自分では何もしない。親や先生からしてみれば困った思春期の典型だったと思います。
思いだしてみると、先生からはよく、「大塚はやればできるんだけどなぁ~・・・」と言われていました。その当時、私はその言葉通り「俺はやればできるんだ」と受け取っていましたが、今考えてみると、きっと先生もそうとしか褒めようがなかったんだと思います・・・。
●思春期のまま大人になった私
そんな性格は就職したからといって簡単に変わるわけもありません。最初に就職した食品メーカーでは営業職につきますが、そこでも上司に反抗し、口先ばっかりで大した仕事はできませんでした。得意先から「お前、やる気あんのか?!」と怒鳴られて追い出されたこともありました。思春期のまま大人になったようなものでした。
●塾講師になった私と思春期の子ども達
塾に転職してからも、最初は子ども達とまったくうまくいきませんでした。机のあちこちに「大塚うざい」「大塚死ね」と落書きをされました。
私があいさつをしても、子どもはあからさまに無視をします。子ども達が集まって話をしているところに私が行くと「シッ!シッ!!」と追い払われました。
その当時は何をしてもうまくいかず、
毎日『どうしたら良い関係が作れるいくんだろう・・・』
『こんなんで子どもをやる気にさせることなんてできるのだろうか?』
と悩んでいました。
毎日、塾に行くのが憂鬱でした。塾への階段を上る足取りが重くて、教室の扉を開けるのが嫌で嫌でしょうがなかったことを覚えています。
●コーチングとの出会い
そんな私が変わるきっかけとなったのは、コーチングに出会えたことでした。コーチングを学んでいくにつれて、今まで、自分がどれだけいい加減に生きてきたかに気が付きました。親兄弟を含め、周りの人にどれだけ甘えて生きてきたか。そして、迷惑をかけてきたか。
それに気が付いてから、そんな自分を変えたくてコーチングにのめり込んでいきました。
同時に心理学も学んでいきました。休みの日にはセミナー・研修にでかけ、次から次へと本を読みあさりました。その頃はまさしくコーチング三昧、心理学三昧でした。
●コーチングで勉強のやる気を引き出せることに気づく
コーチング、心理学を学ぶにつれて変わっていったのは子どもへの対応でした。
コーチング、心理学には子どもと関わる際に役に立つスキルがたくさんあります。
こちらが関わり方を変えれば、子どもはそれに応えるかのように態度が変わってきます。
全く勉強をしなかった子がバリバリ勉強に取りくむようになったり、無口で何にもしゃべらなかった子が明るく話しかけてくれるようになったり、学校や家では反抗ばかりしていた子が悩みを打ち明けてくれるようになりました。
●コーチングが子育てを変えるのではないかと気づいた瞬間
ひとり、私のことを最も嫌っていた中学三年生がいました。
いつも睨むような目つきをしながら「うざい!」「死ね!」「あっち行け!」と言っていた子です。
その子がある時、私の隣にしゃがみ込んでポツポツと家族のことを話し始めました。
父親が厳しくて、何を言っても反対されること。母親には話を聞いてもらえず、相談ができないこと。
弟が生意気でうっとうしいこと。学校の先生とはいつもケンカばかりしていること。
そんなことを少しずつ少しずつ話しながら涙を流し始めました。
私はその子がそんな話をし始めるとは思ってもみなかったので、何をすることもできず、ただ隣に座ってじっと話を聞いていることしかできませんでした。結局、最後まで何も気のきいたことは言えませんでした。
その子は一通り話し終わると、しばらくはそこに座っていましたが、スッと立って「じゃあ、行くね」と言って、帰っていきました。
それをキッカケにして、その子との関係はとても良くなっていきました。
●コーチングが思春期の子育てや勉強のやる気を引き出すのに役立つことを伝えたい!
そんな経験をする内に、
『これをもっと多くの人に伝えられないだろうか』
と思い始めました。
専門的な知識・スキルを学ぶのは確かに難しいし、時間もかかります。
ですが、そのスキルを子育てに活かすだけなら、もっと簡単に伝えられるんじゃないか、と思ったのです。
●思春期の子育ての悩みを一緒に解決しましょう!
私のコンセプトは
『わかりやすく、楽しく、役に立つ』です。
思春期の子育てに悩むお父さんお母さんが、
子どものやる気を引き出したい人が、
勉強をやる気にさせたいと思っている人が、
元気になれるような活動を心掛けています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。