『ワンダーウーマン』続編に初代ワンダーウーマンが出演熱望中!!あらすじ・みどころ・キャストを一挙公開！【ネタバレ注意】

アメコミ界の二大勢力と言えばマーベルとDCコミックスですが、『ワンダーウーマン』は後者、DCコミックスの作品です。その人気は、DCコミックスが誇るバットマン、スーパーマンと並び称され、スーパーヒーロー・ヒロイン軍団「ジャスティス・リーグ」の一員でもあります。

1975年、アメリカABCテレビによって、初めてのテレビシリーズが製作されました。この時主役を務めたのはリンダ・カーターで、第3シーズンまで放送されています。

その後、アメリカNBCテレビが「ワンダーウーマン」リメイク版の製作に取り掛かりましたが、放送前にキャンセルされてしまい、陽の目を見ることはありませんでした。
次にワンダーウーマンが実写として登場したのは、映画『バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生』となります。DCコミックスの2大ヒーローの衝突を描いた『バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生』では、2人のヒーローに引けを取らない存在感と強さを見せてくれました。

ワンダーウーマンの正体は、隔絶された世界で暮らす、アマゾン族の王女です。ダイアナ・プリンセスと呼ばれ、幼い頃から女戦士となるべく戦闘訓練を受けてきました。超人的な能力を有し、弾丸をも跳ね返す特殊な腕輪を身に付け、真実の投げ縄など特殊装備を使いこなします。

セミスキラという孤島で暮らしていたヒッポリタ女王の娘ダイアナ（ガル・ガドット）は、人類を守る女性戦士アマゾン族の生まれ。戦争の神アレスの支配下にあったセミスキラでしたが、主神ゼウスがアレスを打倒。のちにアレスが復活した時のために一振りの剣を残していきました。アレスが復活するであろうと考えるアンティオペ将軍（ロビン・ライト）と共に厳しいトレーニングを送っていたある日、飛行機の墜落を目撃しパイロットを救助します。

好奇心旺盛だが外の世界を一切知らず、男性を見たことすらない世間知らずのダイアナ（ガル・ガドット）の運命は、浜辺に不時着したパイロットのスティーブ・トレバー（クリス・パイン）を助けたことによって大きく動き出します。

パイロットは敵国ドイツの毒ガスの秘密を握っているアメリカ人スパイのスティーブ（クリス・パイン）。ドイツ人から襲撃を受けるものの、ダイアナとアマゾン戦士に助けられます。スティーブから話を聞き、ヨーロッパでの戦争はアレスが起こしたと疑わないダイアナ。アレスを打倒し、平和をもたらすためにスティーブとロンドンへ向かいます。

ロンドンに到着し、イギリス政府のパトリック・モーガン（デヴィッド・シューリス）と会うダイアナとスティーブ。ドイツ軍のルーデンドルフ司令官の毒ガス兵器開発を知った2人はモーガンの援助を受け、ドイツと戦うためベルギーに向かいます。ルーデンドルフをアレースだと考えているダイアナは、ベルギーの村でワンダーウーマンに変身。アレスを倒せば戦争が終わるという思いのもと、アレス・ルーデンドルフを探します。

とあるパーティでルーデンドルフを見つけたダイアナとスティーブ。ルーデンドルフを倒せば戦争は終わると信じていたダイアナは無事に達成。しかし戦争は終わらず、ドイツ軍は毒ガス兵器の爆撃準備を始めます。スティーブはドイツ軍の爆撃阻止のため、決死の突撃をします。最後の別れの時、スティーブはダイアナへ意外な言葉を口にします。そして現れたイギリス政府のモーガンから、アレスの正体と自身の出生の秘密を知るのでした。

セミスキアに住む古代ギリシャの女性部族アマゾン、ギリシャ神話の主神ゼウス、戦争の神アレスなど、この映画にはギリシャ神話の神々といった多くのキャラクターが登場します。ほかにはセメスキアの美しさは見逃せません。

映画の舞台は第一次世界大戦。ドイツ・トルコ帝国らの同盟国と、アメリカ・イギリスらの連合国との戦いでした。戦争中に起こったロシア革命や、戦後のオスマントルコ帝国崩壊、国際連盟の設立など多くの出来事が描かれています。登場人物も国際的で多くの言葉が話されています。ロンドンのファッションを試すダイアナなど、当時の世相もみどころです。

この映画に登場するルーデンドルフ司令官は実在の人物。映画では女性化学者を使い、毒ガスを開発しようとしていました。史実では戦後も生き残ります。当時の最新兵器だった毒ガスは、戦後に使用を禁止されました。ダイアナが戦うドイツ軍は当時の最新兵器を所有しています。

みどころはたくさんあります。まずダイアナとドイツ軍の戦いで見られる激しいアクション。次に笑わせられるシーンもあるストーリーや背景。そしてダイアナをはじめとする魅力あふれるキャラクターです。そして戦うだけではなく、不器用だったり 恋愛したりする人間的なところに共感できること間違いなし！
劇中で次第に惹かれあっていくダイアナとスティーブにも目が離せません！

隔絶世界で暮らしていたダイアナが、生まれて初めて遭遇する男性。それがパイロットのスティーブ・トレバーです。演じるクリス・パインは『スター・トレック』シリーズのジェームズ・T・カーク役でブレイクしたイケメン俳優です。

ダイアナを一人前の女戦士として鍛える叔母のアンティオペ将軍を演じるのは、ベテラン女優のロビン・ライトです。映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』で注目を浴び、かつてショーン・ペンと結婚していたことでも知られる彼女。本作では厳しくも優しくダイアンを導く母親のような存在です。

全米サマーシーズン興行収入ランキングで上位にランクインするなど好調な『ワンダーウーマン』。現地時間の7月20日から23日に開催された「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」では、製作陣から続編の製作が決定した報告と、全米公開予定日が2019年12月になるだろうという発表がありました。

こちらは、去る2017年7月20日から23日（現地時間）に行われた最新のサンディエゴ・コミコンでのエピソード。ワンダーウーマン＝ガル・ガドットに一目会いに、ワンダーウーマンのコスプレでやってきたひとりの少女。緊張と感動のあまりガルの前で泣き出してしまいました。
ガルは微笑みながら「私たちは友だちになったんだから、もう泣く理由はないのよ」と声を掛けました。なんという心遣い！

同席していた『ジャスティス・リーグ』のバットマン役ベン・アフレックも思わず「かわいい子だね」とポツリ。フラッシュ役のエズラ・ミラーに至っては「きみは戦士だね！」と称え、「準備ができたらジャスティス・リーグに入ってね！」と勧誘してしまいました。こんな時にも優しいスーパーヒーローですね。
少女にとって、一生忘れられない日になったことでしょう！

2016年の『バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生』 に颯爽と登場したワンダーウーマン。その名を冠した単独シリーズの続編が早くも決定ということで、『バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生』 の続編である『ジャスティス・リーグ』にも当然その姿が見られます。

原作コミックでは、ワンダーウーマンはバットマンと共にジャスティス・リーグ＝スーパーヒーローチームの中核メンバーとして大活躍します。個性豊かなヒーローとどう渡り合うのでしょうか？『ジャスティス・リーグ』の日本公開予定日は2017年11月23日です！

ワンダーウーマンと人気を二分するDCコミックスのスーパーヒロイン「スーパーガール」。アメコミTVシリーズ初の女性ヒーローです。現在セカンド・シーズンまでリリース。1975年のTVシリーズには初代ワンダーウーマンを演じたリンダ・カーターが大統領に扮して出演しています。

DCコミックスに登場してから約70年余り。“強くて美しい女性”の象徴として、アメリカ女性憧れの的であったワンダーウーマン。若いスーパーガールをフォローするリンダ・カーターの大統領役は粋な計らいですね！

さらに『ワンダーウーマン』は偉大な記録を塗り替えました。女性監督作品の全米オープニング興行収入の歴代トップとなりました！パティ・ジェンキンス監督の名が歴史に刻まれた瞬間です。

「Box Office Mojo」によると、初週の興収は1億50万ドル（約111億円）を記録。
従来の記録保持者は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサム・テイラー＝ジョンソン監督でしたが、なんと約1500万ドル以上の大差を付けて抜き去りました。
これからもプレッシャーに負けず、良作を送り出してもらいたいですね！

ワンダーウーマン旋風の中、「People」誌は初代ワンダーウーマン役のリンダ・カーターのインタビューを掲載。続編の出演を心待ちにしている様子が伝わってくる内容です。

『ワンダーウーマン』の製作前にジェンキンス監督からカメオ出演のオファーを受けたものの、都合が合わなかったとのこと。初代ワンダーウーマンから40年ほど経ちますが、美しさは変わらず。
続編では新旧ワンダーウーマンの共演をスクリーンで見たいものですね！

こちら日本では、なんとパティ・ジェンキンス監督直々のご指名にて、我が国が誇るアイドルグループ「乃木坂46」が公式アンバサダーに任命されました。本気のコラボを披露しています！

本作の日本版イメージソングとして「女は一人じゃ眠れない」PVを発表した乃木坂46。ワンダーウーマンの世界観を忠実に再現した、素晴らしい仕上がり。必聴必見です！

去る7月4日に開催された最速上映会にて「入浴シーンの代名詞」由美かおるさんが、当時の主題歌「愛の冒険者」に乗ってサプライズ登場！なんと彼女、1980年より放送された「紅い旋風 ワンダーウーマン」の主人公の日本語吹き替えを担当した経歴の持ち主でした。キメポーズも堂々！

あれから37年余り。今も変わらぬ美しさを保つ由美かおるさん。今回のワンダーウーマンについて「自立した素敵な女性で、いまの時代に必要！」と太鼓判を押しています！

女芸人コンビ「尼神インター」と、クロスフィットトレーナーのAYAが、ワンダーウーマンのコスチュームにプロのガチメイクを施し登壇。一見誰だか分からないほどの“最強美女戦士”に返信！
さすがフィットネスモデルのAYAさんは、鍛え上げられた腹筋で、ワンダーウーマンのコスプレがサマになっています！

公開記念イベントに、“霊長類最強女子”のレスリング・吉田沙保里選手と、「おんな城主直虎」で注目を集め、ワンダーウーマンことダイアナの幼少期の日本語版吹き替え声優を務める新井美羽もワンダーウーマンのコスプレで登場！

新旧アイドルだけじゃない！日本が誇るワールドワイドなキャラクター「ハローキティ」が、ワンダーウーマンとの期間数量限定レアコラボを開始しています！これにはパティ・ジェンキンス監督も「ワンダーウーマン×ハローキティ コラボ、本当に大好き！」と歓喜のコメントを出しています。

完全数量限定の前売り特典として用意されたのは「ワンダーウーマン×ハローキティ コラボラバーキーホルダー」。日本限定復刻版「ワンダーウーマン初登場DCコミックス（1941年）限定復刻版」といずれか選択出来るようですが、どちらも無くなり次第終了の激レアです。今からでも探してみてくださいね！

今年一番の話題作『ワンダーウーマン』。素晴らしいストーリーから歴史も学べます。激しいアクションに目がいきがちですが、ダイアナの「愛だけが世界を救える」というセリフから平和の大切さを感じます。第一次世界大戦から100年たった今も戦争はなくなっていません。ダイアナ・ワンダーウーマンには今後も世界平和のために活躍してもらいたいですね。