映画『ted2』は、思わぬ事からテッドが人権を剥奪されて、愛しの恋人と結婚できなくなって法廷で争う事になりました。そこで、この映画を知らない方のために、ネタをバラさないようにキャスト・ストーリー・見所を紹介しましょう。
『ted2』のキャスト
法廷でテッドが争っていく映画『ted2』に出演したキャストを紹介するので、ご覧になってみて下さい。
ジョン・ベネット(演:マーク・ウォールバーグさん)
ジョンはテッドの結婚式に出席しますが、自分が離婚した事を思い出して落ち込んでしまいます。
サマンサ・レスリー・ジャクソン(演:アマンダ・セイフライドさん)
テッドを弁護する事になったサマンサは少しずつ、ジョンの誠実な性格に惹かれるようになっていきます。
タミ・リン・マッカファーティー(演:ジェシカ・バースさん)
テッドの奥さんになるハズだったタミ・リンですが、養子縁組をする事でテッドを苦しめる事になるのです。
ドニー(演:ジョヴァンニ・リビシさん)
ted2でも、ドニーがテッドたちを苦しめていく事になります。そして彼が暗躍する事によって、法廷はテッドたちに不利になっていくのです。
パトリック・ミーアン(演:モーガン・フリーマンさん)
やり手の弁護士として有名なのがパトリックでしたが、テッドの素行の悪さを問題視して弁護を断ろうとします。
シェップ・ワイルド(演:ジョン・スラッテリーさん)
法廷でテッドと争う事になる弁護士がシェップです。シェップは、豊富な知識を駆使してテッドやジョンたちを悩ませます。
トム・ジェサップ(演:ジョン・キャロル・リンチさん)
ハズブロ社の副社長は、ドニーにそそのかされて法廷に手強い弁護士を差し向けます。
『ted2』のストーリー
テッドはタミ・リンと待望の結婚式を挙げる事にします。所がジョンは離婚をした後だったので、過去を振り返って落ち込んでいました。テッドは、そんな親友を励ましますが、ジョンは未来を見る事ができませんでした。そんなテッドは順風満帆な人生を歩むかのように見えましたが、ささいな事でタミ・リンと大喧嘩してしまいます。何とか和解しようとするテッドですが、なかなかタミ・リンは機嫌を直してくれません。
そこで、テッドは同じスーパーで働いている女性店員に「どうしたものか」と相談をします。そうしたら子供が出来たら仲の良い夫婦になれるとアドバイスされます。そこでテッドはタミ・リンに子供が欲しいんだと打ち明けたら、子供が欲しいと思っていたタミ・リンと和解できました。所が、タミ・リンは若気の至りで子供が産めない体になっていたのです。途方にくれたテッドは養子縁組を考えましたが、ここでテッドのことを詳しく調べられてしまって人権を剥奪されてしまったのです。なぜなら、テッドはテディべアだったからです。
しかし、テッドを親友と考えていたジョンは、それに納得ができずに法廷で争うことを提案します。そこで若く美しい女性弁護士サマンサが弁護に立つことになりました。しかしテッドを昔からつきまとっていたドニーはテッドを手にいれるために、彼を人間ではなく所有物という判決が欲しくて、密かに暗躍します。そしてテディベアを大量生産していたハズブロ社の副社長が、ドニーと結託して法廷に手強い弁護士シェップを立たせてテッドたちを悩ませることになります。そして法廷でテッドは敗訴してしまいます。そこでサマンサはやり手の弁護士として有名なパトリックに代わりの弁護を頼もうとします。しかしパトリックはテッドの素行の悪さを問題視して断ってしまいます。自分の非力さに落ち込むサマンサですが、ジョンは尽力してくれたサマンサに、淡い恋心を抱いて二人は結ばれていくのです。
しかし裁判で負けたテッドは悔しくなって自暴自棄になってしまいます。それを密かに狙っていたドニーが、テッドを捕まえようとします。それに気づいたジョンとサマンサはテッドを救おうとしますが、はたしてジョンとサマンサたちはテッドを救う事ができるのでしょうか?そしてテッドは人間として認められる日が来るのでしょうか。
『ted2』の見所
ted2も前作と同じで、テッドが面白おかしく笑わせてくれます。しかしted2の見所はそこではなく、裁判でテディベアが人権を勝ち取ろうとする所でしょう。実際に相手の弁護士が知識を駆使して、テッドを人間とは認めようとしないで、サマンサと激しく火花を散らす所は見応えのあるものでした。
ただしブラックジョークで笑わせる所は、見る人によっては不快に思う所があるので、そこは賛否両論に分かれてしまう映画と言えるでしょう。