休職中サラリーマンが日米高配当株でセミリタイアを目指す

高配当株による配当金再投資で将来的なセミリタイアを目指していた矢先、メンタルに不調を来たし会社を休職中のサラリーマンです。投資、休職、転職などについて綴ります。

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【米国株】購入候補銘柄の整理

ドル円は先週の107円台からは円安に振れているものの、依然として108円~109円台にあります。これは少し前から見れば円高ですしドル転しても良い水準と考えています。

また、北朝鮮による地政学リスクが緩和したことで株価は上昇(下落からの巻き戻し)していますが、地政学リスクはあくまで「緩和した」だけであって、「解消した」わけではありません。

従って、再び地政学リスクを理由に株価が大きく下げる局面があってもおかしくはないです。そして、そうなった暁には勇気を出して買い増しせねばなりません。

昨晩はAT&Tを買うか迷った挙句、結局やめましたが、有事に備えて次に何を買うのか整理しておきたいと思います。

現時点での購入候補は以下の銘柄になります。
前提としては、どの銘柄(企業)も一定の業績を保っていて、将来的にも安定して存続可能であると考えられること、です。そのため、各企業の業績や取り巻くビジネス環境については(ほぼ)言及していません。

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IBM

現在株価:144.7
5配当利回り:4.17%
直近の値動き:139ドルで底を打ったか

<買いたい理由>
・2017年の急落による割安感
・中長期で見れば業績は期待のほうが大きい
・バフェットは売ったが、全処分ではなかった
・IT業界に身を置くものとしては天下のIBM、である

<躊躇する理由>
・つい最近の140ドル割れが記憶に新しいので140ドル台半ばで手を出しづらい
・全処分ではないとはいえ、バフェットが処分した事実
・ハイテクセクターで買うならCSCOのほうが魅力的に映る

PFF

現在株価:38.89 
配当利回り:5.80%
直近の値動き:安定の38ドル前後で推移

<買いたい理由>
・高配当かつ毎月分配のため、投資へのモチベーション維持につながる

<躊躇する理由>
・すでに保有しているので面白味がない
・不況に弱い

XOM

現在株価:79.24
配当利回り:3.91%
直近の値動き:76ドル台まで下がったが反発

<買いたい理由>
・連続増配。
・いつか原油が騰がればツレ高するのではという期待

<躊躇する理由>
・すでに保有している
・ちょっと何かあればまた76ドル台まで下がるのではないかという不安

AT&T

現在株価:35.74
配当利回り:5.51%
直近の値動き:下げ基調

<買いたい理由>
・高配当

・直近の下落による割安感

<躊躇する理由>
・日本株も含めて通信株に資金投入しているためセクターが偏る
・業績の見通しが不透明でここからさらに下がる可能性がある

WBK

現在株価:25.35
配当利回り:5.58%
直近の値動き:27ドル⇒21ドル⇒25ドルと、V字回復(言い過ぎか)

<買いたい理由>
・高配当。
・ADRなので配当の二重課税がない
・豪州が成長国である

<躊躇する理由>
・ちょこちょこ20ドル付近まで下げるので現在の株価にそこまで割安感がない

GSK

現在株価:40.27
配当利回り:4.96%
直近の値動き:37ドル台から反発

<買いたい理由>
・高配当
・ADRなので配当の二重課税がない
・ヘルスケアセクター(不況に強い)
・40ドル近辺なら割安感がある

<躊躇する理由>
・EPSに安定感がない
・40ドル割れてほしい

CSCO

現在株価:32.20
配当利回り:3.65%
直近の値動き:30ドル前後をうろうろ(概ね30ドルより上)

<買いたい理由>
・業界での圧倒的な存在感(ワイドモート)
・増配期待
・ハイテクセクターの銘柄をもっておきたい

<躊躇する理由>
・30ドル割れてほしい

MO

現在株価:62.46
配当利回り:4.17%
直近の値動き:7月にFDAの勧告ショックにより75ドルあたりから急落

<買いたい理由>
・急落による割安感
・高配当

<躊躇する理由>
・どこまで下がるかわからない
・たばこ関連だとJT(日本株)を保有済み

まとめ

改めて簡易的にまとめると以下のとおりです。

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先にも書いたとおり、そもそもここに挙げた銘柄(企業)は将来的にも安定して存続しているであろうと考えられるものです。極端な話、どれを買ってもそうハズレはしないだろうと考えています。
ただ、どの銘柄を買うにしても、もう一押しするのを待つのが賢明かもしれないと考えています。それは、近視眼的にみれば割安と感じられても、長期チャートを眺めれば全体的に高値圏にあるのは間違いないと考えるからです。また前述のとおり、地政学リスクも燻ぶっています。
状況は日々変わっていきます。確立した投資ルールを持っているわけでもないので今後も柔軟に考えて行動していきたいところです。