「ぅんっ...」

吐息が漏れる...自然と...。


わたしの口の中が、先生でいっぱいになってる。

先生のちょっぴり厚いくちびると温かい舌が、わたしを捉えて放さなかった...

頬にあった手が、わたしの背中に移り、抱きしめられながらのキスに変わる。




はぁー...なんかもう溶けてしまいそう...

キスって、こんなに気持ちいいものなんだ...

びっくり。



好きになると、色んな気持ちいいがあるんだって思った。

見つめられるってだけでも、気持ちいいいし
抱きしめられると、安心もするし、気持ちもいい

そして、キス...
好きな人との交わりは、こんなにも身体を熱くし、好き度合をさらに上げてくもんなんだ...




チュッ

ちゅっ。

チューッ...

キスする音だけが聴こえる部屋...



しばらくして


わたしのくちびるが解放された...


抱きしめられたまま、先生は、わたしの肩に顎を乗せ


「なんか...いきなりでごめん。それに、激しくしてごめん。
軽くするだけのつもりだったのに...

『もっとして...』ってのに、やられた...ほんと、ごめん...」


先生の声が、身体に響いてくる...くっついているから...


「今日は、ごめんばかり言ってるね、ニジ...。

うれしかったよ。こんなキスをしてくれるなんて思ってもいなかったもん。

出来れば、ずーっとこうしていたい....」



先生の広い背中に腕を回し、先生の髪にキスをした...






最後まで読んで頂いてありがとうございました。ニコちゃん


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