『しあわせな二人 若いころより楽しくて素敵な日々』を読みました。
いつかはこんな風に軽やかな心で生きてみたいと思わせてくれる、
そんなエッセイです^^
著者のかおりさんとターセンさん
専業主婦だったかおりさんと、
IT企業の“モーレツビジネスマン”として団塊世代を走り続けたターセン(保)さんのご夫妻。
ターセンさんの早期リタイアを機に、東京の吉祥寺でパン屋・ギャラリーを営み、
今は第二の人生を送っていらっしゃいます。
お二人のことは、インテリア本でよくお見掛けするので存じておりました。
家具が整然と並び、調度品が飾られているインテリアはホテルのように素敵。
またNHKの『趣味どきっ! 暮らしの道具の使い方』という番組で、
その日常をお見掛けしてますます素敵だなあと思っていました。
このことを機に、こちらの本を買ってみた次第です。
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しあわせに暮らす生き方
この本では、お二人流のしあわせに暮らすための心掛けや工夫が紹介されています。
人と付き合うことや、家を居心地よくすること。
小さな習慣がつくる心地よさ。
それからパン屋とギャラリー、吉祥寺のこと……。
何ともうらやましくなるほどのしあわせな生活。
現実的ではない、などのレビューも多いようです。
とはいえハウツー本ではなくこれはエッセイなので、
本当に著者のお二人が感じていることが描かれているのだと思います。
浮世離れしているようでもありますが、私は好きです^^
家の中に並ぶものは、どれも大事に使い込まれたもの。
だから生活の隅々まで丁寧で素敵に感じるのでしょうね。
高くて良いものを使っている、という言葉を見ると、
自慢しているように捉える人もいるかもしれません。
そうではなくて、自然と愛着を持てるものを大切に使うことこそが、
暮らしを瑞々しくしてくれるということを伝えたいのだと思います。
それから、夫婦であだ名で呼びあっているのも素敵な関係だなと思います。
仲の良さが垣間見えるようで、良いですよね。
さらっと結婚って良いものだと書けるのにも納得です。
私たち夫婦も、年をとっても仲良くありたいと思っています。
しあわせは自分の足元に
全体を通して思ったことは、
お二人が「自然体でいる自分」を大事にしているな、ということです。
とてもしあわせそうなお二人ですが、
きっとお二人にとっては特別なことをしているつもりはないんだろうなと思います。
冒頭「はじめに」にあるように、
しあわせはいつも自分たちの足元にあって、大切に育てられるかは自分次第。
静かで退屈なように思える日常は、実はとんでもなくかけがえのない幸せ、とのことです。
そういったことを大切にできるかどうかが、
しあわせを感じられるかどうかにつながっているのですね。
私も自然体でしあわせを感じられるような、そんな暮らし方に憧れています^^
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