2階建て飛行機のエアバスA380。
え、二階建ての飛行機ってあるの?はい、あるんです。
世界最大の飛行機が新たに日本にやってくることになりました。
A380って?
世界でボーイング社とシェアを二分するエアバス社が製造する航空機。総2階建てのA380ファミリーは4クラス制の客室に544席を装備します。全席エコノミー・クラスの場合、最大で853席を装備します。航続距離は最大8,200海里/15,200キロ。2007年10月に商業運航を開始。 エアバスHPより
こちらはシンガポール航空のA380。このように階段があります。
今まで、エミレーツ航空、ルフトハンザ航空、シンガポール航空、エールフランス、大韓航空、アシアナ航空、そしてタイ航空のA380が日本で運航されていました。その後、多くのA380は撤退し現在はタイ航空を残すのみとなっています。撤退する理由は採算が取れない、大きすぎて不便等色々言われています。臨時運行されることも多いですが、通常便で乗れないのは寂しい限り。尚、ANAのハワイ線で2019年からの導入が決定しています。
日本からの撤退が相次いだA380。
そんな中、アシアナ航空のA380が成田ソウル(仁川)で投入されることが決定。
御覧の通り窓が上下に二つ設置されている2階建てです。
ソウルへは近くて便利。東京ソウル間は運航便も多く片道だけでもA380便に時間を合わせる、そしてA380でしか味わえない重量を体感する、それも面白いと思います。
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アシアナ航空のA380が日本で通常運行
日本からの韓国線はANAとアシアナ航空のコードシェアされている便が多いです。従って、韓国に行く際にはアシアナ航空に乗る機会も多いと思います。同じスターアライアンスと言うことでANAマイルを使って特典航空券の発券も可能です。
運行詳細
新たに投入されるA380は成田ソウル間の1便となっています。
スケジュールは2017年10月29日から2018年3月24日まで。詳細は以下。
OZ101 成田13:20⇒ソウル(仁川)16:00
OZ102 ソウル(仁川)9:00⇒成田11:20
成田発は利用しやすいですね。週末弾丸の旅行にも最適です。
*アシアナ航空の成田ソウル間は4便運航されています。
アシアナ航空のリンクはこちら。
進行中のイベント < イベント < ニュース&イベント < アシアナ航空のホーム(HOME)
座席
3クラス制。ファーストクラス12席、ビジネスクラス66席、エコノミー417席の計495席。尚、成田仁川ではファーストクラスはビジネスクラスとして利用されるとのこと。ファーストクラスは先ずアシアナ航空の上級会員に開放されるのでしょうか。
1階はファーストクラスとエコノミークラス。
2階はビジネスクラスとエコノミークラス。
ビジネスクラスのシートは配列1-2-1でジグザグタイプのスタッガード。
180度のフルフラットベッドにすることも可能です。
乗るにはどうすれば良い?
先ずは購入。ANAホームページから購入も可能になってました。
一番安い運賃で21,410円、予約クラスはW。東京発はコードシェア便でNH6971便となっていてNH便が付けばANA便としてANAマイル、プレミアムポイントが加算されることになります。尚、運賃は変動することがあります。
続いて特典航空券を見てみると発券可能になっていました。
エコノミークラスで片道7,500マイル、ビジネスクラスで15,000マイルとなっています。こんな感じでエコノミーとビジネスの混合で取るのも良いですね、往復で22,500マイル。
往復ともにA380にする必要もなく時間に合わせて片道だけA380を体験、と言うのも良いかなと思います。A380のビジネスクラスは路線が少なく中々体験できないですし、東京ソウルであれば必要マイル数も少なく使い勝手が良いと思います。
クラス混在の特典航空券についてはこちら参考にしてみてください。
ANAマイルの貯め方についてはこちら。
まとめ
A380が通常運行されると言うことで私も期間中に乗ってみたいと思います。
世界最大のA380。離陸する瞬間に飛行機の重さを感じ取ることができます。何と表現するか、鉄の塊が加速付けて飛んでいくわけですがその過程を体感すると言うか。明らかに他の機材では味わえない感覚です。
A380は初運行された2007年以降注目され続けた機材ですが、航空業界は近年中小型機にシフトしています。結果、エアバス社でのA380受注数減にも見られるように今後は減少していくものと思われます。そんな中での日本就航。2018年3月以降は利用状況を見てと言うことになると思いますが韓国に行く際はぜひ検討してみてください。そして重さを体感してみてください。面白いですよ。
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