そんな「光るどろだんご大会」とは一体どんな大会なのか? そもそも光るどろだんごとは一体何なのか? 調査するため予選大会にお邪魔しました!
「光るどろだんご」とは一体!?
やきもの用の粘土を使い、表面を削り、色付け、磨いてつくる「光るどろだんご」。どろだんごと聞くと、子供の頃砂場で作ったものをイメージされる方が多いと思いますが、この“光るどろだんご”は予想以上の輝きです!
見た目はどろだんごというよりも、まるでボウリングの球のよう! この輝きを放つ球体が、粘土で実際に作れてしまうんです。
「光るどろだんご」は粒子が細かい粘土の特性を利用し、粘土表面の粒子の向きを整えることで光沢を出して作ります。もともとは、衛生陶器やタイルなど、やきもの製品の製造にかかわるLIXILが運営する文化施設「INAXライブミュージアム」で、土とやきものの魅力を伝える活動の一環として始めた“ものづくり体験教室”です。今では延べ20万人以上が体験しています。
競い合うことでより楽しくなるとの思いから2008年に全国大会がはじまり今年で10年目。「光るどろだんご全国大会」は、光るどろだんごづくりの腕を競い合い、毎年日本一を決める大会です。
今年は、全国26都道府県・45会場(予定)で地区予選大会が開催され、この地区予選を勝ち残った代表者のみが11月に開催される本選へと出場できる、かなり本格的な全国大会なのです。
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