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2ちゃんねるで語られた古い話だけど、有名な異世界系怖い話に「違う歴史世界から来た」と称する男の話があります。その男によると、二次大戦後の日本はドイツとロシアの境界線に属してしまい断続的な内戦にあるという。
今日はそんな地獄のような異世界から来た男の話を紐解いていこうと思います。
【目次】
他の歴史世界から来た男
原文はこちらで見れます。
blog.qetic.jp少し長いので簡単に要約します。
とある男性が札幌のバーで知り合ったという謎の男の話です。
30代くらいと思われる男は、「自分は異世界から来た」と語っており、その世界の話を教えてくれたという。
第二次日露戦争により日本はロシアに北海道を占領されてしまう。そして、同時期に我々の世界と同じようにドイツではナチス党が台頭しヒトラーが国の実権を握るようになった。
そして1939年、第二次世界大戦へと地球は突入する。ドイツの猛攻撃によりヨーロッパの大部分は壊滅、イギリスも完全にドイツの占領下に入った。その後、ドイツ軍はアメリカ本土へ進撃。時を同じくしてソ連軍もアメリカ本土攻撃を敢行。結果ドイツとソ連に分断占領されアメリカは崩壊してしまう。
アメリカを滅ぼしたドイツは日本本土を攻撃し制圧。すると日露戦争で占領された北海道をソ連軍が南下し関東地方で両軍が激突しアメリカと同じく独ソ2大超大国により分断占領されてしまう。これにより日本は断続的な内戦状態にあるという。
男の居た日本はソ連側であり、日本人民共和国と言うソ連の傀儡政権だという。飢えに苦しむ上に兵役もある共産国で、内戦中のため西側のドイツ軍と何度か兵役中に交戦したという。もはや日本だけではなく全世界が独ソ冷戦に飲み込まれた形となり、どちらの陣営にも属さない国はないという。
こんな地獄のような地球を開放すべく日本や朝鮮にはいくつもの地下組織が存在しており、ソ連本土にも地下組織はある。
男も兵役中に地下組織の一員となっており、密使としてカムチャツカにある別の地下組織へ向かう途中、ドイツの潜水艦に乗っていた連絡船を撃沈されてしまう。気がついたら我々の世界にいたという。
世界観の考察
簡単にストーリーを紹介しました。
まず日本の世界観は、一次大戦後に勃発したという第二次日露戦争に敗退しソ連に北海道を制圧されており、こちらの世界のように大日本帝國として大きな軍事力を持ちえなかった。さらに、ナチスドイツの力がより強くヨーロッパに続いてアメリカも壊滅、そして日本もドイツ軍により占領されている。悪い事にソ連軍に北海道を押さえられていたため両陣営は日本で衝突し分断されている。
どうやらアメリカは力を持つ前に敗退しており、マンハッタン計画はアメリカにあったらしいが制圧された時にソ連の手に渡った。核開発が完成していたドイツはモスクワに核攻撃を敢行。しかし、アメリカ占領で手に入れた核技術により核兵器がソ連でも完成。そしてベルリンを核攻撃するという最悪の形となった。そこでヒトラー、スターリンが会談を開き停戦に至ったという。
世界観がまるでゲームのようにしっかりしているので酔っぱらって即興で作れるようなストーリーではないですね。即興で作ったなら日本をはじめ、諸外国の事情まで見事に語るのは無理でしょうし・・・。
怪しい点
ナチスドイツの攻撃でイギリスが崩壊したというのはあり得そうな話だけど、その後アメリカ本土攻撃を敢行するにあたり、独米はどのような戦いを繰り広げたのか、宣戦布告の理由も不明。
さらにモスクワとベルリンに核攻撃を両陣営は行っているけど、ICBMはまだ存在しないので直接爆撃だったのかはっきりしない。
中国の動向も不明です。
さらに、潜水艦からの攻撃で船を撃沈されて海に投げ出されて気がついたらこの世界とあるけど、世界線移動トリガーになりえるか疑問です。
まとめ
ほんの少しだけ違う世界から来たという話はネットにいくつもあるけど、ここまで世界が違い、平行世界と言うよりも、完全な異世界から来たという話はまれです。さらに、男が兵士だった時の上官の名前や日本人民共和国の国家主席(篠原一族というらしい)の名前までしっかり作り込まれています。
まあ、ネットなのでストーリーを考えて作り話をでっち上げれば作れてしまうけど。
結論!面白い話として参考程度に読むのが一番良いかと。
良いハッピーライフを!