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ボタン1発!以前のYouTubeに戻す

YouTubeのデザインが新しくなりましたね。

しかし、中には「デザインが良くない」「使いにくい」「拡張が使えなくなった」などの理由で以前のデザインに戻したいという人もいるのではないでしょうか。

ボタン1発!以前のYouTubeに戻す 通常の戻し方
ログインしているときはアカウントボタンが表示される

こういった要望を見越して、以前のデザインに戻すこともちゃんと出来るようになっています。やり方をおさらいすると、右上のボタンから「以前のYouTubeに戻す」を選択したあと、アンケートに答えると以前のデザインに戻ります。

でもこれ、毎回やるとなるとちょっと面倒ですね。それから私もそうなのですが、YouTubeで動作する拡張を使用している場合、それらが新デザインに対応していないと右上のボタンすら見えないことがあります。いちいち拡張を無効にしてデザインを戻して・・・とやっていたのでは前者の比にならないほど面倒です。

ということで前置きが長くなりましたが、面倒臭くないようにボタン1発で以前のYouTubeに戻す方法をご紹介します。

ブックマークレットを使います

ブックマークレット?なにそれ?という人のために簡単に説明しますと、URLを登録したのがブックマーク、JavaScriptのコードを登録したブックマークがブックマークレットです。ブックマークは登録されているページを開きますが、ブックマークレットは登録されているコードを実行します。今回はYouTubeのCookieを書き換えるコードを実行します。

ブックマークレット作成の手順

登録するコードはこれです!と紹介したいところなのですが、JavaScriptで書き換えるCookieの値が環境によって異なるようなので、各自で値の確認をしてもらう必要があります。その方法から順に説明します。

1. ブラウザで新デザインのYouTubeのトップページを開きます。このときCookieを必ず許可してください。

2. ブラウザの開発者ツールでCookieの値を確認します。

ボタン1発!以前のYouTubeに戻す Firefoxの開発者ツール
Firfoxの開発者ツール

Firefoxを使用する場合は、SHIFT+F9を押します。

ボタン1発!以前のYouTubeに戻す Google Chromeの開発者ツール
Google Chromeの開発者ツール

Google Chromeを使用する場合は、CTRL+SHIFT+I > Performanceタブ右の>>ボタン > Applicationタブ > Cookies > https://www.youtube.comを選択します。

ボタン1発!以前のYouTubeに戻す Operaの開発者ツール
Operaの開発者ツール

Operaを使用する場合は、CTRL+SHIFT+C > Networkタブ右の>>ボタン > Applicationタブ > Cookies > https://www.youtube.comを選択します。外観はGoogle Chromeと似てます。

ボタン1発!以前のYouTubeに戻す Microsoft Edgeの開発者ツール
Microsoft Edgeの開発者ツール

Microsoft Edgeを使用する場合は、ページ上で右クリック > 要素の検査 > デバッガータブ > クッキー > www.youtube.comを選択します。

3. それぞれのブラウザの画像を参考に、PREFという名前のCookieを探してください。見つけたら値を覚えておき、以前のYouTubeに戻します。

4. PREFの値が変わったことを確認したら、値をコピーします。

5. 下記のコード内のここにペーストを削除して、コピーした値を同じ箇所にペーストしてください。

javascript:!function(){document.cookie="PREF=ここにペースト;%20path=/;%20domain=.youtube.com",location.reload()}();
ペーストした値の後ろにパラメーターを追加することで、言語設定やコンテンツの場所を変更することも可能です。例えば&hl=it&gl=RUを追加すると言語設定がイタリア(it)に、コンテンツの場所がロシア(RU)になります。コンテンツの場所だけなら、URLの後ろにパラメーターを追加することでも変更が可能です。https://www.youtube.com/?gl=USにアクセスするとコンテンツの場所がアメリカになります。

6. 出来たコードをブックマークに登録したら完成です。ブックマークツールバーなどに配置してお使いください。

コードの内容

(function(){
 document.cookie = 'PREF=f1=50000000&f6=8&f5=30&hl=ja&gl=US; path=/; domain=.youtube.com';
 location.reload();
}());

ブックマークレットのコードは、Cookieの値が若干違うかも知れませんが上記の関数を一行に短縮した簡単なコードです。処理をすぐに行ってくれる即時関数という形の関数で、2行目と3行目が実際に行われる処理になります。2行目の処理はCookie名PREFに値と属性を書き込む処理、3行目はページをリロードする処理となっています。つまり、Cookieの値を書き換えた後、ページをリロードするという処理が実行されます。

旧新を相互切り替えする

現在どっちを開いているか判別して新デザインなら旧を、旧なら新を開くというように相互切り替えすることも可能なのでコードを載せておきます。旧デザインを開いているときのPREFの値(前述の手順3)を旧PREFの値の箇所に、新デザインを開いているときのPREFの値(前述の手順4)を新PREFの値の箇所にペーストします。旧PREFの値は2カ所あります。

javascript:!function(){document.cookie.match(/PREF=旧PREFの値(;|$)/)?document.cookie="PREF=新PREFの値; path=/; domain=.youtube.com":document.cookie="PREF=旧PREFの値; path=/; domain=.youtube.com",location.reload()}();
こっちは最初上手くいかなかったのですが、値を書き換える必要がない属性も同じ値で書き換える処理を含めないといけなかったみたいです。
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