当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。今回はBUMP OF CHICKENのおすすめアルバムを3枚ご紹介したいと思います。ファンになって15年も経ちますが、飽きることなく、ずっと新鮮な気持ちでファンを続けております。私が1番愛しているバンドがBUMP OF CHICKENです。今回の記事をきっかけに、多くの方にBUMP OF CHICKENを聴いていただけると嬉しく思います。では、早速ご紹介したいと思います。
『ユグドラシル』
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,藤原基央
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: CD
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2004年8月のリリースです。『ユグドラシル』を日本語に訳すと世界樹という意味になるそうです。ドラクエでおなじみの世界樹の葉の世界樹のことです。アルバム名に選んだ理由は神話とは関係なく言葉の響きの良さで選んだそうです。BUMP OF CHICKEN のメンバーはけっこうゲームやアニメ好きだそうですので、そのあたりが関係しているかもしれません。
BUMP OF CHICKENのサウンドの大きな転換点にあたるアルバムだと思います。BUMP OF CHICKENの歴史を語る際には重要なアルバムとなるのではないでしょうか。
アルバム中で有名な曲は「Sailing Day」だと思います。アニメ映画の『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』の主題歌として採用されています。
特におすすめの曲はアルバム最後の曲『ロストマン』です。ちょっと未練たらたらの失恋ソングなんですけど、「間違った 旅路の果てに 正しさを祈りながら」という歌詞が表現しているように、BUMP OF CHICKENの「後ろ向きに前進する」感じがよく出ている曲だと思います。
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『orbital period』
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: CD
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2007年12月のリリースです。『orbital period』とは、訳すと公転周期や軌道周期という意味になります。公転とは惑星が太陽の周りを一周することを言います。アルバム名通り、宇宙をイメージするような曲がいくつか収録されています。1曲目「voyager」と最後の曲「flyby」は双子の様な関係の曲なのですが、特にこの2曲がアルバムの題名『orbital period』と強くつながります。
歌詞カードは藤原くんが書き下ろしたオリジナルストーリー「星の鳥」のブックレットと一体型になっています。星の鳥を手に入れようとする王様の話になっています。88ページにも及ぶ大作です。
このアルバムで1番有名な曲は「花の名」なのではないでしょうか。映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌としてタイアップされています。
隠れた名曲は「arrows」だと思います。自分を受け入れられなくて苦しんでいる方にお勧めの曲です。自分の背負っているものは重荷ではなく、自分らしさを決めているものとこの曲が教えてくれました。
特におすすめする曲はアルバム3曲目の「メーデー」です。2曲目から前奏がつながっている曲となっています。個人的に一番気に入っているのは「発信源を探したら 辿り着いた水溜まり これが人の心なら 深さなど分からない」という部分です。このアルバムから藤原君の歌詞の比喩が、かなり巧みになっていると思います。歌詞を重視する方も、思わずうなってしまうような表現が増えているのではないでしょうか。
『COSMONAUT』
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: CD
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2010年12月のリリースになります。『COSMONAUT』とは宇宙飛行士のことです。特に旧ソ連の宇宙飛行士のことを指すことが多いそうです。こちらのアルバムも『COSMONAUT』の題名通り、宇宙や空を連想する曲がいくつか収録されています作詞・作曲を担当している藤原君は、宇宙や空の曲を作るのが好きみたいですね。
アルバム収録曲の中で「魔法の料理 〜君から君へ〜」が1番有名かなと思います。NHK教育の「みんなのうた」に採用されています。
特におすすめの曲は、アルバム冒頭の「三ツ星カルテット」です。4分の6拍子と4分の5拍子を絡めた変拍子で作られていて、印象にすごく残ります。アコースティックギターも非常にテクニカルに弾かれていて圧倒されてしまいます。このアルバムからBUMP OF CHICKENの演奏や編曲力が飛躍的に向上しているのが分かる代表的な曲になるかと思います。
個人的にバンドが成熟していく過程を楽しむのが好きなので、楽曲のレベルが上がっていくのはとても嬉しい限りです。
さて、今回はBUMP OF CHICKENのおすすめアルバムを3つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。この3つを聴き比べると、BUMP OF CHICKENのサウンドの変革期を肌で感じることができると思います。
ストレートなバンドサウンドからの変革を模索している様子も分かり、非常に興味深い3枚だと思っています。是非、最近ファンになった方々にも聴きこんでいただきたいアルバムです。この3枚を聴きこんで、どっぷりBUMP OF CHICKENの世界に浸っていただけると大変嬉しく思います。
それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。