日本バックギャモン協会代表 来住野香子

JAPAN
BACKGAMMON
LEAGUE

KAORUKO KISUNO

バックギャモン―それは世界に3億人の愛好家がいるといわれるボードゲームです。
2つのサイコロの出目に従って15個の駒を進め、全部先にゴールさせれば勝ち、というごく単純なゲームです。しかしその戦略は奥が深く、長年研鑽を積んだプレイヤーも、日々勉強 を重ね常に新しい発見があります。また年齢・性別・言語を問わず遊べるというのもバックギャモンが世界中で愛される理由でしょう。ゲーム展開はスリリングで、サイコロの目はしばしばドラマチックな演出をします。ルールを覚えたばかりの初心者が世界チャンピオンに勝ってしまう、そんな喜びを味わえるのもバックギャモンならではでしょう。
日本バックギャモン協会(JBL:Japan Backgammon League)はバックギャモンのために設立された国内唯一のパブリックな団体で、その活動は多岐に渡ります。

1)運営:全国各地、インターネット上で定期的・随時に大会・例会を企画・運営しています。タイトル戦である名人戦・盤聖戦は20期を超え、毎年秋に開催される日本選手権は40回を超えています。また例会・大会での対戦結果が反映されるレーティングシステムを導入しており、会員それぞれの実力判定のめやすとなっています。

2)普及:全国の飲食店・公共施設・ゲームカフェなどでの定期的なイベント、ゲーム大会への参加、インターネット上のツール等、様々な場所での普及活動に努めています。2017年には「インストラクター制度」が誕生する予定で、これまで以上に 普及活動が活発化し、発展して行くと思われます。

3)育成:競技プレイヤーの育成に力を入れています。モンテカルロ世界選手権においては、2009年に望月正行プロが日本人初の世界チャンピオンになり、2014年には日本女性として初めて矢澤亜希子プロが優勝しています。2015年には世界ランキングの「バックギャモンジャイアンツ」において、前述の2人に景山充人プロを加えた3人の日本人がトップ3を独占する、という快挙を成し遂げました。U-25プロジェクトでは、若いプレイヤーの合宿・大会などを通じて、今後のバックギャモン界を担う人材を育成しています。その成果もあり、2016年には横田一稀氏が21歳で第22期名人位を獲得し、日野雄之氏が22歳で第46回日本選手権の優勝を果たしました。

4)発信:会員向けに、毎月JBL NEWSを発行し、各地でのイベント・大会の告知・結果報告、レーティングの表示、戦略に関する記事の掲載などにより、会員へ様々な情報を提供しています。また協会のホームページ・Facebook・Twitterなどにより、最新情報を広く発信しております。

5)交流:バックギャモンを通じて、職業・年齢・国籍を超えた交流が可能になっています。「勝った」「負けた」に一喜一憂し、気軽に楽しくプレイするのもよし、世界のトップを目指して猛勉強するのもよし、自由な立場でこのゲームに関わって下さい。私自身はバックギャモンを通じて世界中のプレイヤーと知り合い、きっと一生付き合って行くだろう、という友人・仲間を得ることができました。そして対戦で流した涙、スタッフとして流してきた汗は 、私の人生を豊かにしてくれる「宝物」です。

今日まで日本のバックギャモンが発展できたのは、日本バックギャモン協会を支え、応援して下さった会員、ご支援いただいた皆様のおかげです。
下平憲治氏、桑門昌太郎氏の後を受け2016年10月より、代表となりましたが、まだまだ未熟者であります。ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
今後とも日本バックギャモン協会の活動に一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年10月

日本バックギャモン協会

代表 来住野香子

目的と成り立ち
主な活動
会員募集のお知らせ
お問合わせ
協会の構成
組織図
沿革

目的と成り立ち

 
日本バックギャモン協会(Japan Backgammon League)は、日本におけるバックギャモン普及のために設立された団体です。会報の発行などの会員サービスや大会運営などを行なっています。

主な活動

 
・5大大会(ジャパンオープン、日本選手権名人戦盤聖戦王位戦)の開催
各地例会の開催
レーティングの管理
・会報の発行(月1回)
JBLショップの運営(ボードやダイス、書籍の他)
各種普及イベントの開催

会員募集のお知らせ

 
日本バックギャモン協会は会員を募集しています。
会費:一般 9,000円 学生 7,000円(*PDFではなく印刷されたJBLニュースの郵送を希望の方は+3,000円)
会員のお申し込みはこちらからどうぞ→https://backgammon.theshop.jp/categories/243797

【会員特典】

■ 毎月発行されるJBLニュース(PDF)をお届けします。  サンプルはこちらをご覧ください。
日本国内の大会案内・結果、海外の対戦記、プロの連載講座など、ギャモンに関する読み物がぎっしり詰まっています。
■ JBLレーティングへの登録・表示
JBLレーティングに名前が表示され、過去の全対戦結果を始めとして、様々なデータを見ることができるようになります。自身の実力向上のよいバロメーターになります。レーティングについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
■ 例会・大会の参加費を割引いたします。
JBL主催のレーティング例会の参加費を500円割引いたします。ただし、例会によっては割引がない場合もございます。詳しくは各地の例会情報をご覧ください。
■ タイトル戦への参加資格を獲得します。
5大タイトルのうち,名人・盤聖戦への参加資格が得られます。

 

【JBL年会費の月割りについて】

JBLは10月1日~9月30日を一期としております。途中入会者の方は入会月に応じて会費が月割りになります。(下表のとおり)

月数 学生 一般
12ヶ月 7,000円 9,000円
11ヶ月 6,600円 8,250円
10ヶ月 6,000円 7,500円
9ヶ月 5,400円 6,750円
8ヶ月 4,800円 6,000円
7ヶ月 4,200円 5,250円
6ヶ月 3,600円 4,500円
5ヶ月 3,000円 3,750円
4ヶ月 2,400円 3,000円
3ヶ月 1,800円 2,250円
2ヶ月 1,200円 1,500円
1ヶ月 600円 750円

上記の「月数」とは、JBLニュースの発送回数(入会者が受け取る回数)が基準となります。

尚、発行日は原則として、毎月月末とします。
印刷された会報の郵送をご希望の方(+3000円)の方にはPDFデータもお送りします。

お問合わせ

 
お問い合わせ>からお気軽にご連絡下さい。出張バックギャモン教室(初心者教室)や各種ミニトーナメントの開催など、バックギャモンに関してのご相談も承っております。

協会の構成
役職 氏名
代表(兼 理事・執行理事) 来住野 香子
名誉会長 すぎやまこういち
理事(兼 北海道支部長・ルール委員会) 山本 雅人
理事(兼 名古屋支部長) 神谷 正俊
理事(兼 大阪支部長) 中村 幸男
理事(兼 福岡支部長) 三島 泰夫
理事(兼 熊本支部長) 西山 博
理事(兼 執行理事・ルール委員会) 望月 正行
理事(兼 執行理事) 高橋 順
理事(兼 執行理事) 犬塚 岳史
広島支部長 金井 寿雄
執行理事 日野 雄之
相談役 桑門 昌太郎
プロデューサー 下平 憲治
ディレクター 林 昌昭
ディレクター 那須 雅彦
ディレクター(兼 ルール委員会) 景山 充人
ディレクター 竹内 慶人
ディレクター 永井 誠一

組織図

組織図

沿革

1993年11月 日本バックギャモン協会が発足される。

1995年 1月 日本バックギャモン連盟と改名する。

1997年 2月 日本バックギャモン協会と改名し、下平憲治が代表となる。

2012年10月 桑門昌太郎が代表となる。

2016年10月 来住野香子が代表となる。

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