（時子）すみません何か。
ツイッギーそっくりコンテストまであと１０日。
時子優勝に向けてあかね荘作戦会議が開かれました。
（愛子）女の人にどう支持されるかが大事。
（世津子）今までの男の人たちがお気に入りの女の子像で選ぶスターじゃなくて女の人が選ぶスターが求められてるんだよ！・「Ｐｏｎｐｏｎｐｏｎ…」・「愛の言葉をリル」・「シャイなハートがドキドキ」・「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」・「瞼閉じれば蘇る」・「幼い頃の大事な宝物だけは」・「ずっとこの胸に抱きしめて来たのさ…Ａｈａｈ」・「夜の酒場でＬｏｎｅｌｙ」・「あの娘今頃どうしてる？」・「さなぎは今、蝶になって」・「きっと誰かの腕の中」・「肩寄せ合い声合わせて」・「希望に燃える恋の歌」
（秀俊）これ新メニューの試作品。
食べてみて。
（祐二）お〜！何やこれ！
（２人）いただきます！
（祐二）うん！
（啓輔）うまいちゃ〜！うまいちゃ〜。
あの…。
（世津子）はい。
ちょっとこれ読んでみてもらってもいいですか？えっいいの？はい。
あっ皆さんも読んでみて下さい。
私も？はい。
女の人がどう感じるか知りたいから。
分かった…じゃ順番に。
（時子）「助川時子と申します。
私は子供の頃から女優になることが夢でした。
その夢を叶える為に高校卒業後上京しました。
茨城弁が抜けずなまってしまったり背が高すぎて役を降ろされたり悔しくて涙涙の日々でした。
でもそんな時仲間たちがいつも励ましてくれました。
私は私でいいんだ。
自分に自信を持って頑張ろうと思わせてくれました。
コンテストの募集を知った時絶対優勝したいと思いました。
ツイッギーは私の憧れだからです。
私もツイッギーの様にありのままの自分で輝ける存在になりたいです」。
（みね子）ありがとう。
どうですか？みね子ちゃんどうだった？うん…。
すてきです。
時子がどんな気持ちで茨城を出て頑張ってきていろんなこと克服してきたのか…。
このコンテストに賭けてんのかよ〜ぐ分がる。
私は泣きそうになりました。
（愛子）そうだね。
（早苗）確かに泣けるな。
でも何か時子らしくないな。
えっ？時子にはさ私もっと堂々としててほしいんだ。
時子いつか言ってたでしょ？映画やドラマを見てっといろんなやなこどとがつらいこどとが忘れてしまうがら私はいろんな人たちをそういう気持ぢにでぎる人になりたいって。
回想映画とか見でっとぎってさ私はいろんなこと忘れちゃうんだよね。
嫌なこどとか心配なこどとか忘れちゃうんだ。
それってすごいなぁって小さい頃から思っててさ。
弱ってる人とがつらいこどたくさんある人とかがさ私の出てる映画とが見てさその間だけいろんなこど忘れられるような人になるべきなんだって…。
うん。
だがらね時子には堂々としてでほしいなと思う。
もぢろんいろんな大変なこどとかあったに決まってるしあっと思うけど…。
女の子がさ時子見でさあぁ時子みてえになりてえなって思うような人であってほしいなって思う。
勝手なこど言ってごめん。
ううん。
何かそう思う。
みね子ちゃんの言ったとおりかもしれないね。
うん…こういう頑張ってきましたみたいなのはさおじさんたちの大好物だからね。
うん。
確かに。
それよりも明るくてみんながこうなりたいって思う人。
悩みなんか吹き飛ばしちゃうような人。
なれんじゃないか時子は。
ですよね！えっ？結構何も考えてないようにも見えるしな。
ですよね！え…？えっ？あ…。
（笑い声）あぁでもどう話せばいいんだろ…。
それは時子さんの言葉で話すしかないんじゃない？でしょ？あっはい。
分がりました。
ありがとうございます！何か力湧いてきた。
本当に？うん！おっいい顔してんな〜。
（富）では勝ちどきを〜。
せ〜の！
（一同）エイエイオー！・
（一同）エイエイオー！エイエイオー！エイエイ…。
オー？ねぇねぇねぇあれやった方がいいんじゃない？あれ！あれって？あの…リハーサルっていうの？女の人を集めて…ねっどう？あぁ！ねっ？いい考え？いい考え？偉い？偉い？私！男子禁制リハーサル？いいね。
楽しそうね！決まり？決まり？私のアイデア？私の？ありがとうございます。
（三男）・「好きなんだけど離れてるのさ」ただいま戻りました。
（さおり）好きなんだけど離れてるんだ？近くにはいないんだ？好きな人は遠いんだ？そうなんだ？はい。
あっ認めた開き直った。
はい。
感じ悪い。
銀座のレストランで楽しく夕食を食べてる時にあっこうやって２人でいるといい感じだなとか何かいつもと違ってかわいいなとかあっひょっとしたら俺はこの子のことが好きなんじゃないかとか思わなかったんだ？はい。
何で？いや何でって…。
あど少しなんですから俺の片思いも。
コンテスト？ツイッギーの。
はい…あいつはその日っからスターになっから。
（さおり）あっそう…。
…で次の日から私のこと好きになるわけ？いやいやそういうこどじゃないでしょ。
それはまだ別の話でしょ。
そうなんだ？いや「そうなんだ」って…。
・あっ出ます。
はいすみません。
もしもし安部米店でございます。
はい…。
えっ？おうどうしたんだよ時子。
えっ？どうした？何か話でもあんのが？あっ不安にでもなって俺の声でも聞きたぐなったのが？アハハハ！えっ？何だよ俺じゃないってどういうこどだよ？うん分がったちょっと待ってろ。
さおりさん。
時子から電話です。
えっ？私？はい。
何不満そうな顔してんの？いやだって…。
もしもし？はい。
ん？私が？うん…。
うん。
コンテスト前日時子のためにリハーサルが開かれました。
（ドアが開く音）
（ドアが閉まる音）大丈夫？はい。
今日思い切りできれば明日の本番は大丈夫。
はい。
（柏木）ちょっと何なの何なの？男たちはこっち？
（五郎）そうだよねさんざん手伝わせといて。
はいはいはいはいはい。
いいですか？終わるまでこごから出ないようにして下さいね。
外に出できたらダメですよ。
ダメですからね！
（２人）え〜！もう文句言わない元治さん！
（元治）俺何も言ってないよまだ。
えっ？あっそうですか？ハハハ！まぁとにかぐあのいいですか？ダメですからね分がりました？はい。
はい。
（省吾）時子ちゃんうまくいくといいな。
ありがとうございます。
では…。
（ヤスハル）あっちょっとちょっと。
俺のあのレコードプレーヤーとレコード大事に扱ってね。
ねっ！はい。
本当かよ？返事が軽いんだけど！大丈夫で〜す。
（安江）大丈夫？みね子ちゃん。
うん大丈夫です。
（由香）どうも。
（鈴子）あぁこれはこれはどうも。
（由香）あっどうもこんにちは。
（安江）あ〜由香！安江さん久しぶり〜！何かおばさんになったねえ。
ん？何ですって？もう！こちょこちょこちょ…。
ちょっと痩せたんじゃないの？大丈夫？こんなかわいいの着ちゃって。
あっひょっとして…。
えっ？あっそっか初めてなのか。
シェフ様の？シェフ様？ん？どういうこと？あ〜何て説明したらいいのかしらね？ちょっとうまぐする自信がないのであのまた別の機会にというこどで。
ん？
（愛子）そうねそうだよねごめんなさい。
愛子ですあかね荘に住んでます。
愛子ですよろしく。
あっどうも…？あらかわいらしい。
えっ？
（笑い声）
（鈴子）富ちゃんは？ちょっと体調が悪いみたいで。
あら。
私がいけないんです。
このところ管理人室から引っ張り出し過ぎちゃったのかな。
疲れが出ちゃったみたいで今日は。
あっそう…。
あっ鈴子さん私ちょっと顔出してくるね。
そう。
（由香）うん。
（幸子）こんにちは！あ〜！
（４人）久しぶり〜！
（愛子）乙女たち〜！あらあらにぎやかになってきましたね。
さあもうすぐリハーサル。
明日をお楽しみに！「あさイチ」ですまずは、ニュースをお伝えします2017/09/12(火) 08:00〜08:15
ＮＨＫ総合１・神戸
連続テレビ小説 ひよっこ（１４０）「真っ赤なハートを君に」[解][字][デ]
世津子（菅野美穂）から、コンテストでは「女の人が選ぶスター」が求められていると、アドバイスされた時子（佐久間由衣）。本番前日、裏の広場でリハーサルを行うことに。
詳細情報
番組内容
コンテストのことを世津子（菅野美穂）に相談し、「女の人が選ぶスター」が求められていると、アドバイスされた時子（佐久間由衣）。みね子（有村架純）も「時子らしく堂々として」とエールを送り、目指すイメージは固まった。すると愛子（和久井映見）が「リハーサルをしよう」と提案。コンテスト前日、裏の広場に商店街や乙女寮の仲間、さらには由香（島崎遥香）も駆けつけて「女性たちだけのリハーサル」が行われることに。
出演者
【出演】有村架純，佐久間由衣，泉澤祐希，光石研，生田智子，小島藤子，藤野涼子，松本穂香，伊藤沙莉，シシド・カフカ，岡山天音，浅香航大，古舘佑太郎，島崎遥香，菅野美穂，和久井映見，佐々木蔵之介ほか
原作・脚本
【作】岡田惠和
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード（ステレオ）
日本語（解説）
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