アナタのやりたい事はなんですか?年齢で自分を制限してませんか?何かを始めるのに、何歳だって遅すぎることはない!を証明します。
初めましての方も、また来てくださった方も、こんにちは!
「85歳、おばあちゃんでも年商5億円」という本を読みました。
本の帯には「人はいくつになっても新しいことを始められるのです」と書いてあるんです。
この和田京子さんという方は、宅建 (宅地建物取引士) を79歳で取得されたんだそうです。
合格率は15%前後という狭き門!
何歳だって、遅すぎることはない!まさに、これ。
そして、80歳で不動産屋を開業されています。
なんてパワフル!なんて行動力!
79歳まで何してた人なの?
どうして宅建なの?
開業してどうやって宣伝したの?
そもそも不動産屋さんって、ちょっと怖いイメージもありますよね。
なんていうか、邪魔されたりとかね。
色々ツライことは、なかったのかなと・・・
本を手にしたときは、知りたい事だらけでした。
私の推理はこうでした。
旦那様がもともと不動産屋さんをされていて。
亡くなってやめてしまったけど、それを知らないお客さんの来店が後を絶たない。
それなら、私がやるしかない!と思った、のではないかと。
旦那様が不動産屋さんなら、奥様は事務をやっている場合が多々ありますからね。
宅建を勉強するのなら、少しは知識があったのではなかろうかと。
読んでみたら、全然違いました。
普通の専業主婦でした。
働いたことは、全くなかったのだそうです。
旦那様の職業も不動産屋さんとは関係ありませんでした。
旦那様が亡くなってからは、燃え尽きて毎日寝てばかりだったとか。
起きない、食べない、表情がない。
そんな生活が1年半ほど続いたある日。
孫の昌俊がびっくりするようなことを言いました。
「おばあちゃん、勉強しようよ」
私は耳を疑いました。
80歳を迎えようとしているこの私が、勉強?
P4
それから、ある理由があって宅建の試験を受けることにされたのですが。
まあ、そのストイックなこと!
何歳だって、遅すぎることはない、のは事実だと思うんですけどね。
これだけは言えますよ。
人一倍、努力しなくちゃいけません。
もっと言えば、血のにじむような・・・くらいの努力。
並大抵のことじゃ、ありません。
想いがどれだけあるかって事でしょうね。
そしていよいよ開業。
開業と同時に立ち上げたホームページから、お問い合わせがいくつもあったそうですが、内覧まではできても、住宅ローンや契約の話となると尻すぼみ。
知識と実践の違いを感じたと書かれています。
特に同業者との専門用語が全く理解できず、
自信のなさから、お客様をよその不動産屋さんに紹介することが続いたそうです。
開業から丸2年、利益は全くでませんでした。
ある日の夕食時、テレビで「借りぐらしのアリエッティ」という当時の新作映画が誕生するまでのドキュメンタリーが放送されていました。
その番組のなかで、映画の宣伝をYouTubeで公開したと紹介されており、それをみた昌俊が突然こう言い出したのです。
「おばあちゃん、うちも動画をアップしてみようよ」せっかくいいサービスを展開しているのだから、知ってもらいさえすれば、お客様はきっと来てくれると言うのです。
「あら、それはいいわね。じゃやってみましょう」
P118
そして、この動画が大物芸能人の目にとまり、再生回数が・・・
なんてことには、ならなかったようです。
お孫さんがいくつものテレビ局にメールをしたらしいのですが、何も返事はなかったそうです。
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なんとなく怖いイメージがある不動産屋さん。
色々ツライ事がありそうですよね。
多額のお金が絡みますしね。
その辺りもちゃんと書いてありました。
たかり、つぶしのチンピラ不動産屋
P137
これは目次のタイトルです。
このページに詳しく書かれています。
毅然とした態度で凛としていらっしゃるんです。
うちのお婆ちゃんもそうですけど、戦争を体験している女性って強いですね。
こういうところ、憧れます。
そしてこちらが去年、テレビ出演された動画です。
最初の宣伝動画より、ふっくらされてますね。
ちょっと服がくしゃっとしてるのは、ご愛敬です。
どうでしたか?
年齢で自分を制限しない、人がなんといっても気にせずに突き進む。
きっと、この動画をみてネガティブな事をいう人がいると思います。
周りの雑音を屁にも思ってないところ。
見習いたいです。
お孫さんが、いい仕事してますよね。
勉強をしようと誘ったり、YouTubeで宣伝しようと言ったり。
でも、断る選択もあったわけで、実行したのは和田京子さんなんです。
この本には、本当に良い刺激をもらいました。
お付き合いくださりありがとうございました。
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