フリーランスを始めた人って前職や知り合いのコネなどがある場合は強いでしょうが、何もなく始めた時って最初はただフリーランスって名乗ってるだけになりがちですよね。
僕もいきなりフリーランスになったので、特に知り合いやコネもなく最初は全く仕事がありませんでした。度胸があるのか、何も考えてないのか・・・おそらく何も考えてなかったんでしょうね(トオイメ)
それでもなんとか仕事につなげようと、何かできることをとりあえず地道にやっていくことで、少しずつ仕事も増えていき、安定して生活ができるようになってきました。今回はフリーランス駆け出しの頃に何をやってきたかを思い出しながら書いてみたいと思います。
そして今振り返ってみて、一番大事なことはこれ!ということもお伝えしたいと思います。
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仕事用のサイトを作る
コネもない状態で集客しようとしても、なかなかうまくいかないので自己アピールの場もかねて仕事用のサイトを作りました。
例えばWebデザイナーだと実績が少なくても自分のサイトでセンスや技術を見せることはできますよね。発想を転換して自分でできることはどんどんしたほうが良いと思います。
ないものを見つめて諦めていたら、自分でチャンスをつぶしているようなものです。ない状況の中でも何かできることを探すのがいいですね。
そのサイトの中でブログも書いて、ページ数を増やしつつ見てくれる人が増えるように工夫したりしてました。内容は日記とかではなく、そのスキルを活かした情報などがメインです。さらに目に止まる機会が増えるように、ブログ村のような登録サイトなどに登録してアクセス数が少しでも増えるようにしました。
最初は全くアクセス数もなかったですが、月日が経つうちに少しずつアクセス数が増えて、ぽつぽつと問い合わせがくるようになりました。問い合わせを増やすにはフォームもつけたほうが問い合わせが来やすいようです。検索でひっかかるようになるには、ある程度の時間も必要になってくるので早め早めに作っておくほうが良いです。
あとは具体的にどんなサービス・料金体型でやっているのかをしっかり載せるのも大事だと思います。あまり具体性のない内容だとほんとにここ仕事してるのかな?という印象に映ってしまいます。
Webデザイナーではないフリーランスの場合、サイトを作るスキルがなくても今は簡単に作れるWebサービスもたくさんあります。色々なものを活用すれば営業活動の助けになりますよ。
名刺を作る
名刺は作っておかないと、全く仕事という感じがしないので必ず作ったほうがいいです。今になると「名刺って本当にいるのかな…ただ受け渡しするだけごにょごにょ」と一瞬思ったりもしますが、名刺印刷っていますごく安いので作っておいたほうがいいです。
直で人と会う時に「名刺ありません」となると印象が下がる可能性も。名刺を作ることで仕事をしているという意識も生まれますし、名前も覚えてもらいやすいのでおすすめです。
自分でデザインして作るのもいいですが、今はデザインまで選んで作れる印刷会社も多いのでそういったものをぜひ利用するといいと思います。
ネットで調べて外注を募集している会社に売り込み
「自分の住んでる地域名 外注」、とかいうキーワードで検索すると時々情報が出てくるので、その会社に連絡して直接会って仕事をもらう機会を増やしました。
とにかく仕事がない時はネットで検索しまくりでしたね・・・。
実際に仕事をもらっても、1回きりという場合もありましたし挨拶しただけで結局仕事につながらなかった、ということも多々ありましたが自分の足で動くというのは自信もつくので良い経験になりました。
駆け出しの頃なんて実績もろくにないので、会いに行ったけど意味なかった・・・と思うこともざらなので気を落とさずに営業しましょう。
遠方の会社の場合でも、メールを送ってアピールすることもできるので、できる方法を考えながら動いてみるといいと思います。
クラウドソーシングに登録する
今はありがたいことにネット経由で仕事をゲットできるサイトも沢山増えましたので、そういうサイトに登録して応募してみたりもしました。なかなかスムーズに仕事にたどりつくことは少なかったですが、ライターなどの仕事であればクラウドサービスでも沢山仕事はあるようなので仕事の種類によって利用するか見極めるのも良いと思います。
クラウドソーシングの仕事は案件によっては、金額に難ありの場合もあります。安易に飛びついたりせずに、しっかり検討することをおすすめします。ただしクラウドソーシングは案件も豊富ですので一度はチェックしてみるのは良いと思います。
実績作りにコンペに応募する
コネも実績もないないづくしだと、自信もなくなってしまうので、1つでも仕事や実績として残るようにコンペに応募したりもしました。
仮に結果が残らなくても、やればやるだけ仕事の質も上達するのでお金にならない悔しさはありますがやる価値はあるように感じます。
SNSを活用する
FacebookやTwitterでも仕事を手伝ってくれる人を探していたりする場合も多々あるので、時々検索してそういう人がいないかもチェックしていました。また同業者のつながりを増やすことで、仕事として軌道にのせるためのヒントなどを聞いてみるのも良いですね。
特に在宅でできる仕事は、ネット上でのやりとりで仕事が成立しているケースも多いので、SNSもばかにはできません。
商談会に参加する
これはちょっとお金がかかることなので、なかなかすぐは難しいかもしれませんが東京で開催されているクリエイターEXPOに参加したりもしました。出展料が今11万ぐらいかかります。た、高い・・・。前は8万ぐらいでした。
お金はかかるんですが、地方でフリーランスをしている人にとっては良い商談の場になるのは確実だと思います。毎回たくさんの企業の方が来ているようなので、普段絶対に知り合うことができない大手の企業の方々とも商談できるチャンスがあります。
Webデザイナーとして出展してる人、めちゃくちゃ少なかったので結構あれこれ聞かれたりしましたよ。そこからつながった仕事とかもちょこちょこあったので、出展料は仕事で取り戻しました。結果オーライな感じ。
ちなみにイラストレーターさんの出展スペースが一番大きいです。なのでイラストレーターの方は競合が多くて大変だな、としみじみ思いました。
実際に準備や3日間の商談会はものすごく疲れました。日中はEXPOに参加して、夜はホテルに戻って仕事みたいな感じでした。観光はほぼなしです。ただ実際に自分で行動すれば、色々な変化やチャンスは生まれるということを実感したのでとても良い経験だったと思います。
駆け出しでも1番注意したいこと
今振り返ってすごくすごく思うことが1つあります。これ一番大事。
それは「安請け合いをしない」ことです!仕事がない時って、どんな仕事でも受けがちになります。
でもそんな風に「なんでもいいから仕事を…」というスタンスでいると、とにかく金額の安い仕事しか集まりません。駆け出しだからって足元見てくるような依頼者は特に要注意。必死になって仕事をしても、時間だけかかって赤字になったり。それでは自分の価値を自分で下げてるような状態になるので悪循環です。
経験が少ないからといって、過度に謙虚にならず必要な料金はしっかりといただける相手と取引するのがおすすめです。安請け合いばかりしていると、そこから抜け出すのが大変になってきますのでくれぐれも注意してください(体験談)。
短期的にみるとなんでもいいから仕事受けないと生活が!という気持ちになるのは十分わかりますが、長期的に見ると安請け合いをすることは自分の首を締めること間違いないです。自分ができることをもっと自分でちゃんと評価しましょう。
簡単に諦めないことが大事!
色々なところと取引したり、仕事をしたり、時々は迷惑をかけたりなどしていく中で、あなたに合った仕事のスタイルや取引先がきっと見つかってくると思いまず。チャンスを逃さないアンテナを常に張っていると、思いがけずちゃんとした仕事に出会えます。
フリーランスをはじめたばかりの人は、簡単にくじけずに頑張ってもらいたいです!何かヒントになれば幸いです。