2分どころか、2時間越えか。
日本時間9月13日午前2時から、スティーブ・ジョブズ・シアターにて行なわれるApple Special Event。すでにワクワクしている方も多いのではないでしょうか? もちろんギズモードもワクワクです!
そこで今回は発表が期待されている製品をまとめてご紹介。上から発表時間順でまとめていますので、発表キーノートをイメージしながらお楽しみください!
1. Apple Park
Apple Special Eventでは多くの製品が発表される予想ですが、そのイベントを行なう会場にも注目です。このスティーブ・ジョブズ・シアターはAppleの新本社「Apple Park」のなかに併設された新しい会場で、今回が初の一般披露になります。
もちろん売り物ではありませんが、Apple(アップル)とっては重要な“プロダクト”。イベントの冒頭にティム・クックからApple Parkとスティーブ・ジョブズ・シアターについて、何かしらコメントがあるでしょう。
2. Apple TV
Appleはイベントの冒頭で何らかの数字を出します。昨年はApp Storeについて、アプリが合計1500億ダウンロードされ、なかでもゲームアプリが50万もあり盛んなジャンルであることを話しました。そして任天堂の宮本茂氏が登壇して『スーパーマリオラン』を発表するという流れに。
さて今年は、今年Appleが力を入れているオリジナル動画コンテンツについて話すでしょう。『Carpool Karaoke』や『Planet of the Apps』など最近のコンテンツの頑張り具合を紹介。その流れから、1発目のプロダクトとして新型「Apple TV」が発表されると思います。
これまでの噂から秋のSpecial Eventで発表される公算が高く、初めて4K/HDRに対応すると見込まれています。発表のあとは4Kの動画コンテンツを何本か紹介し、あわよくば4Kで見られるAppleのオリジナルコンテンツも発表されるかもしれませんね。
3. iMac Pro、HomePodの詳細
WWDCでスニークピーク(予告)として発表された、iMac ProとHomePodについて。
iMac ProではWWDC時点では未発表であった、XeonプロセッサとRadeon Vegaグラフィックスについて詳細なパフォーマンスを発表。またモデル別の詳細な価格、発売日についてアナウンスするでしょう。
急ぎ足で発表したHomePodについても、何ができるのか? HomePod OS的な専用のプラットフォーム、そのアプリがあるのか?など詳細について発表するでしょう。正式な発売日についてもアナウンスすると思います。
ただし、このトピックについては時間の関係上、別日に発表イベントを行なう可能性も考えられますね。
4. Apple Watch Series 3
イベントは主力プロダクトの発表へ。まずは新型Apple Watchの発表から。
例年通りであれば、まずはWWDCで発表されたwatchOSをおさらいします。今年のwatchOS 4では新しいSiriの文字盤や、ワークアウト、アクティビティの強化など細かな仕様が変わる予定です。
OSの話題のあとに、新型Apple Watchが登場するでしょう。Apple Watchについては多くの情報が流出していることから、その発表はほぼ確定しています。情報を見るに、新たなApple Watchは「セルラーモデルの登場」「血糖値計測」「ワークアウトの種類を追加」の3つにフィーチャーすると考えられます。
デザインについてはすでにiOS 11のGM版(最終開発版)から流出しており、今までと同じスクエアデザインのまま。名称については昨年から採用した「Series」を使い、Apple Watch Seires 3になるでしょう。
5. iPhone 8/8 Plus
発表会はここで折り返し。残りの半分はたっぷりiPhoneの話題へ突入します。今年のiPhoneは、これまでiPhone 8と呼ばれていた10周年記念モデルの「iPhone X」と、iPhone 7/7 Plusのアップデートモデル「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」の発表がほぼ確定しています。
iPhoneについてもiOS 11の新機能について、ティム・クックからおさらいがあるでしょう。そしていよいよフィル・シラーにバトンタッチ。まずはiPhone 8/8 Plusの発表です。
8/8 Plusの大きな変更点は、本体の素材変更。今のアルミニウムボディから、ガラスパネルとステンレスフレームを使った光沢感のあるデザインになることがわかっています。これは無線充電に対応するためだと考えられます。
またプロセッサはA10から「A11」へ。8と8 Plusの本体は少し分厚くなることが予想されています。
また大きなトピックとして、ARKitアプリの解放がフィルから発表されると予想できます。ARアプリはApple純正のものがないので、おそらくARアプリの開発会社が登壇するでしょう。ちなみに昨年は、Instagramのデザイン部門代表がカメラ機能の紹介で登場しました。
6. AirPods
iPhone 7s/7s Plusの話題のなかで、新型AirPodsがサラッと発表される可能性もあります。上のアニメーションはiOS 11の最終開発版から流出したもの。ペアリングや電池を示すランプが表に来たり、ペアリングボタンが上にあがっていたりとデザインの変更が見られます。
7. iPhone X
イベントの大目玉である、10周年記念モデルの「iPhone X(iPhone 8)」は最後に発表されるでしょう。
初代iPhoneの発売から10周年のモデルとして発表される今回のiPhone Xは、iPhone 7/7 Plusの中間の大きさでありながら、ベゼルレスデザインのおかげで7 Plusよりも大きい5.8インチディスプレイになると予想されています。
またTouch IDが3D顔認証の「Face ID」に切り替わり、ホームボタンの代わりにジェスチャー機能が追加されるなど、中身にも大きな変更が訪れる見込みです。
iPhone Xについては個別にまとめていますので、もっと深く知りたい方はぜひこちらをご覧ください。
今年もギズモード・ジャパンでは、Apple Special Eventのリアルタイム更新(実況更新)を行ないます。詳細は特設ページをご覧ください。
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(山本勇磨)