この方法を使えば、誰でも超簡単にエアブラシアートが上手くなります。
たぶん20枚ぐらい練習すれば、ほぼ描けないものはなくなるのではないでしょうか。
外法ですが、かなり強制的に上手くなると思います。
もともとは、壁画などのサンプルを最速で作るのに編み出した技法ですが、エアブラシアートの練習にもかなり使えます。
コンピューターがちょっとだけ出来ないと使えません。
プリンターで印刷した上から描く方法【プリンター技法】
好きな写真で描けば良いのですが、私は骸骨で描いたので例題に骸骨の画像を使います。
- 骸骨の画像をフォトショップなどの画像編集ソフトで2枚並列に配置します。
- 写真右側(灰色の骸骨)の様に灰色にするために、彩度をなくして透明化させて印刷します。
- 印刷された骸骨を左側の画像を参考にしながらエアブラシで直接描き込みます。
塗料はエアロフラッシュを使い、希釈液はエタノールや専用希釈液を使えば、印刷したインクが融けることはないです。
印刷用紙は写真用マット紙がオススメです。
コクヨ インクジェットプリンタ用紙 スタンダード A4 250枚 KJ-M17A4-250
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2009/11/02
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
するとこんな感じに仕上がります。
これは私が50分程度で仕上げたものです。
細かい部分を描けばもっと似てくるのですが、1時間以内で仕上げるという縛りをして描いていたので、こんなものです。
エアブラシでライブペイントや壁画を描くなら、スピードも大事になってくるので、時間縛りをして描くのが、最も優れた練習方法でしょう。
この方法を用いれば、エアブラシの使い方や作品を1度完成させる感覚を掴めるでしょう!ですが、これでは紙の上でしか描けないし、プリンター頼りになって自由に絵が描けません。
つまり、これだけでは不十分です。
もともとサンプル作りに使っていた方法ですからね。
トレース技法と併用すると良い
プリンター技法は前に紹介したトレース技法を覚えてから活用していくのが一番賢いです。
トレース技法のやり方はこちらです。
トレース技法とプリンター技法の併用で絵を完成させる。
まずは描きたいデザインを線画にする。
先ほどは画像編集ソフトをつかいましたが、線画の状態から灰色を使ってエアブラシで描いていけば、上の写真の様に灰色の骸骨が描けます。
エアブラシで描いた灰色が思っていた以上に濃いと感じれば、その上から白を吹いて画面全体の明るさを段階的にあげてください。
印刷したものと同じ結果が得られます。
灰色で一度描く理由は、黒でさらに陰影をつけていくための目安であり、エアブラシではこの方がより滑らかに描ける裏技でもあります。
これは説明しづらいですが、白を入れた上からの方が塗料の食いつきがいいです。
そして、先程やったのと同様に、灰色で描いた上から更に黒で陰影をつけていけば完成です。
これで、壁画やバイクなどにも精巧に絵が描ける様になります。
塗り絵じゃね?
この技法は塗り絵だと思われるかもしれませんが、これはエアブラシの練習であって、本番ではありません。
趣味なら模写でも良いですが、この方法はエアブラシを使い自分のデザインで絵を描くための練習です。
この方法を使った例
この方法を使えば、こんな感じで絵が描けます。
おわり
エアーブラシスターティングキット オイルレス3Lタンク付きエアーコンプレッサー、エアーブラシ 静音タイプ【簡易日本語説明書付き】TKF011
- 出版社/メーカー: toolsisland
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る