「子連れ狼」原作者に金銭トラブル 内弟子からの保証金めぐり
文芸・マンガ週刊新潮 2017年1月12日号掲載
劇画「子連れ狼」が一世を風靡したのは40年以上前。原作者の小池一夫氏(80)にとっては、今に至る大御所の地位を築き上げる契機となった大作なのだが、その「劇画界のドン」が、あろうことか“寸借戦法”で窮地に立たされているのだ。
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小池氏は1970年から「漫画アクション」誌上で「子連れ狼」を連載。その間、72年には漫画プロダクション「小池書院」を立ち上げ、人気漫画家を抱えて多くの作品を世に送り出してきた。が、さる関係者によれば、
「長引く出版不況で資金繰りが悪化し、昨年2月の雑誌発行を最後に実質上、営業停止状態にあります。
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